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悩みがない人の考え方日記

6/10 月
すごい勢いで町田その子さんの「夜明けのはざま」を読んでる。面白すぎる。葬儀社が舞台の話だから死が絡んでくるのだけど、葬儀のシーンの度に身近な人とのお別れを思い出してしまう。家族とか友人とかとにかく大切な人には長生きして欲しいと思うと同時に、人の死において後悔しないことなんてあり得るのかなと考えたりした。作中に、「ぼくたちはあまりにも、明日に任せすぎている」というセリフがあるんだけど、本当にそうだな……としばらく考え込んでしまった。毎日のように明日やろうって思って生きててこんなんで大丈夫?(いや大丈夫ではないか)と思ってた。


6/11 火
「正反対な君と僕」読んだらティラズマのことで頭がいっぱいになった(平と東というもどかしい関係性の2人)。絶対に前にも書いたけど阿賀沢紅茶先生の漫画は前作も面白すぎる。幼すぎた高校生の時に読みたかった。

Podcastを聞いてたら、悩みがないという人が話していた。というのも悩んだら人に話したりGPTに聞いたりすれば大抵解決方法が分かる、分かったらもう悩んでるとは言わない、ただやってないだけだから悩んでる状態ではないらしい。そうなったらもう行動するしかないという話をしていて目から鱗がぽろぽろりんだった。じゃあいまの私は悩んでるんじゃなくて行動してないだけか、カッコ悪いなァ。


6/12 水
週末に作り置きしていた大学芋を悠長に食べていたが、ふと「大学芋って日持ちするんだっけ?」と思い調べたら冷蔵庫で2〜3日をめどに食べ切るべきらしい。もう4日目なのだが?と思いながらもしかしたら見たページが間違っているかもしないと他3.4ほどのページを見たけどどれも意見は同じ。遅いかも知れないけど冷凍庫に入れた。冷凍庫に入れれば無限の命だと思っている節がある。いつか痛い目をみることになりそうだけどいまのところ大丈夫。


6/13 木
大学の友人とご飯。卒業して時が経つほど偉大さを実感する友人。自分の大切なものをいつもちゃんと分かっている人。この日は幸せ報告を受けて本当に嬉しすぎてずっとニコニコしてた。あとは最近の話、家が散らかっててさ、と話すとその子の家には床に何も落ちてないというし、運動不足でさ、と話すとジム通いが続いてるという。本当にしっかりしすぎていてもはやなんで私に会ってくれるんだろう。今度聞いてみるか。いつも後々になって相手に聞きたいことが浮かんでくるんだけど頭の回転が遅い通り越して停止してる?と思う。

タイ料理美味しすぎた

トムヤムクンに入ってる硬いやつをガリガリ噛んでたけどあれはレモングラスといって食べなくていいらしい。ずっと食べてたよ、不思議だなと思ったらすぐに調べないと、みんなは知ってるのに自分だけ知らないことがどんどん増えていきそうでこわい。


6/14 金
読んでる本の影響なのか。私はどうやって生きてくんだろうと、また考え始めてしまった。

昨日読み終わってぱらぱら読み返してた

本を読み終わったらついつい作者の方のインタビューを探してしまうんだけど、まさに考えていたことというか、やはり生きることがテーマだったのか、ウンウンと勝手に納得。

「私たちには死という揺るぎない断絶があり、そこで後悔しても遅いし、誰かに謝りたくても謝ることができなくなります。私も今は死んでいないけど、あの時こうしておけばよかったという後悔や苦しみがあるんですよね。もし20代で死んでいたら、もっと後悔していたと思います。後悔しないようにどう自分らしく生きていくか、どう自分の痛みと折り合いをつけていくか。また、相手を許す、認めるといったことも同じで、やっぱり明日ではなく、今向き合って考え、戦っていかなきゃいけないのではないか、ということはずっと考えてきたことです」

https://book.asahi.com/article/15069870

悩んだときも問題を先延ばしにしないというのがとりあえず今の私に必要な気がした。悩むと書いたけどやるべきことは決まってるからやってないだけのかっこ悪い状態だということは肝に銘じなければならない。

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