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【書評エッセイ】雪のイスタンブール。

先週までは異常に暖かく(日中は16度ぐらい)、雨の少ない冬でしたが、先週末から今週にかけて急に冷え込み(朝はマイナス8度)、雪が降りました。

雪が降ると家の周りはこんな感じです。

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イスタンブールの雪景色を見ると思い浮かぶのは、

オルハン・パムクの「わたしの名は赤」(原題: Benim Adım Kırmızı) です。

オルハン・パムクはノーベル文学賞受賞者で、トルコの代表的な作家です。

作中に雪のシーンも多く、雪のイスタンブールでこの本を読んでいると体の芯からゾクゾクしてきます。

アザーン(礼拝の呼び掛け)が流れるモスクの方に目を凝らすと、雪で煙ったあの路地の辺りで、登場人物たちが囁き合っている姿が本当に見えてきそうな気がします。

イスタンブール冥利に尽きます。

まだ読めていませんが、オルハン・パムクの作品には、ずばり「雪」(原題:Kar) という作品もあります。

こちらの舞台は、トルコの北東、アルメニアとの国境付近の街カルス。

題名がKarで、舞台がKars、主人公の名前がKaです(笑)

表紙を見ただけで凍りつきそうですが、次回雪が降った時に読んで、凍りついてみようと思っています。

雪が降れば、次男(17)と一緒に、大人気なく雪だるまを作るのが我が家のしきたり。

去年は大きな雪だるま作りました☟

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今年はミニ雪だるまです☟

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日本も気温の変化が激しいようですが、

風邪などひかないようにご自愛ください😎

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