【書評エッセイ】特別なこの夏に読みたい3冊の本。
この夏休みはもう仕方ないので、思いっきり本を読むしかないですね。
社会現象となっているkeywordに合わせて、合計3冊をご紹介します。
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「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 for 「Black Lives Matter」
人種差別の問題について、どんな解説書よりもさりげなく且つリアルに考えさせてくれる本。
日本にいるとなかなかリアルに感じられない人種差別の感覚を理解するには最適の本だと思います。
うちの子も海外の学校に通っているので、書かれているエピソードのひとつひとつにうなずきながら読みました。
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「反脆弱性」 for 「VUCA」
先の読めない変化の激しい時代には、柳の枝のようにしなって折れない粘り強さ「反脆弱性」が必要。
特にアフターコロナの社会においては、必要不可欠な概念になると思います。
ちょっと難しいですが、噛めば噛むほど味が出るスルメのようなタレブの文章を味わって下さい。
上下刊の長編大作なので、正に夏休みじっくり読むのにぴったりの本です。
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「カウボーイ・サマー」 for 「GO TO」
この夏は心配しながらGO TOするより、本の世界の中で普通では考えないようなバーチャル・トリップを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ウイスキーを傾けて、カントリー・ソングを聴きながら、この本を読めば、あなたも「ひと夏のカウボーイ」になれます。
この本は、以前noteでご紹介しましたので、詳しくはこちらもどうぞ☟
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