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過去の私を癒せるのは私しかいない


なんで、他人だったら無理して分かり合えない人と分かり合えなくていいのに、親だったら分かり合ったり納得してもらったりしなきゃいけないんだろう。疲れる。理解されなくていいし、ずっとちょうどいい距離感で納得して幸せだったのに、やっと感謝できたのに、何で今境界線超えてくるのかな。年齢かな。あと少しで27。

なんか昨晩、急に両親が改まって話をしてきたんですよね。あんたの人生どういうつもり?的な話でした。なんだ、私のことは諦めてくれてると思ってたのに笑笑

ずっと子どもに興味なくて、放任で干渉のかの字もない親だった。全然それでよかったぞ。その方が慣れてるし心地いい。楽しいことや幸せなこと、面白いことを共有できる、血の繋がった友達みたいなやつでよかったよ。数時間前まで一緒にすき焼き食べながら「良い牛の悪い肉と、悪い牛の良い肉どっちがいい?」って盛り上がったのに。普通に仲はいいですよ。

話し合いというか、私に、親の言う通りに安心できる生き方をしてほしいってことを伝えたかったんだと思います。はい。それが死ぬほど嫌なんですけど。一番聞きたくない

裏紙取り出して、取り調べみたいに私の発言をメモし始めて「は?」ってなりました笑。そんだけでちょっとイラッとしたんですよね。今更私の生き方に口出ししないでほしい。私のこと何も知らんやん。自分たちの生き方以外知る気もないくせに。価値観も考え方も、そもそも言葉のイメージも違うしこの家族に誰よりも馴染めてないし「何考えてるかわからない」「アイツは何も考えてない」と言われながらも誰よりも頭使って生きてると思うよ。期待なら姉や弟にかけてくれ、あの二人はなんの違和感もなく全部叶えてくれるよ。私はあの時間が終わった後の数時間、下手したら家族を破壊させる一言が湧き出てきてしまったよ。


今まで散々、家族で私だけ変人問題児扱いして私の言うことなんか「意味わからん」って突っぱねてきたくせに、血の繋がりに甘えて心から繋がることをサボってきたくせに(くせにのオンパレード)私は小さな頃から何度も、やっとの思いで親を求めてもそんな感じだから、あなたたちに理解されることを私はとっくの昔に諦めている。助けを求めることができなかったし心配もされなかったから、私は自分で自分のことを解決するようになった。本当にそのままでよかった。
相変わらず私の話を聞く気はなく、何か言ってきたと思ったら「そろそろ落ち着け」だそう。


私が死ぬまで一人きりで生きてく前提で勝手に話進めるのもなんなんですかね笑。どう思われてるん私、確かに一人は好きだが、まあ自分が納得できてればどっちでもいいけど結婚とかカタチだけで満足するなら適当に利害が一致する知らん人探して婚姻届出しときます。

子どもの頃、ベッドの半分を15体くらいのぬいぐるみで埋め尽くしていた。寝る時のポジショニングもそれぞれの性格(私が決めた)に合わせて、誰一人寂しい思いをしないように気をつけて接しながら、全員を平等に愛しながら、一番寂しくて愛されたかったのは自分だったのかもしれない。

よだれや鼻水や涙を始めとした体から出るいろんな液体(言い方)で汚れたぬいぐるみたちをお風呂に入れて、泡が目に入らないように、頭はシャンプーを使って、体はボディソープ、終わったら全員洗濯バサミで吊し上げ(それは心痛まんのかい)たくさんお世話した。


父が嬉しそうに送ってくる幼少期の私の動画、「あぁ、愛されてたんだな」と気付いても、その時に独りぼっちだと感じてた事実は戻ってこない。ときどき私の笑顔が笑ってない。馬鹿なこと、おかしなことして家族を笑わせることで幸せを感じながら自分の寂しさに蓋をしているのが伝わりすぎて胸が痛い。私は人やぬいぐるみたちに何かを与えることで自分の満たされなさを癒してたのか?一種の依存だったのかもしれない。やだ、そんな子ども近くにいたら思いっきりハグするのに。


私は世の子どもたちを無条件に愛するところがある。あの子達と一人の人間として向き合い、肩書きのない聖地のような、オアシスのような拠り所になろうとしてしまう。それが伝わるのかよく懐かれる。

子どもたちに対する、たくさん愛したい、一人残らず救いたい、心の闇に気付きたい、裏の裏の悲しみにハグしたい、という気持ちの根底には過去の自分を癒したい欲求があるのかもしれない。可愛い、子ども好きといった言葉では粗い、そんな感じの感情ではない使命のような感覚には数年前から気付いていた。


幼少期の自分の思い込みや勘違いが多かったのはわかる(子どもなんてそうだ、あなたは悪くない誰も悪くないよ)、でもその時に感じていたものは書き換えることはできないし長年築き上げてきたものは理性ではどうにもできない親への癒着として今もこびりついている。全部わかってんのに腹が立つ。あ、全部わかってるから腹が立つのか。
思春期だったら容赦なく壁などに穴などを空けられるが、そんなことしたら拳が痛いし修繕費もかかる。

親を恨んでるとかじゃないんです、よくぞこんな風に育ててくれたと思うし、なんやかんやで今の自分を好きだったりしますから。子どもに興味ない、放任な親だったおかげで私は自発的だし一人でも楽しいし勉強しろとか何かを制限されることもなかった。おそらく姉や弟に比べて自由にさせてもらえてた(私が親の話を聞かないので呆れられてただけ)。


悪いことばっかじゃないのもわかかるからこそ、どこにぶつければいいのかわからない。これが大人の反抗期なんだろう。あー。私を強くしてくれた事実なのにまた私を苦しめている。ずーっとその繰り返しをしてくのかな。いや、どこかで膿を出さないといけないんだろう。

私を苦しめているのは理性で解決できない部分なんだろう。昨日からずっとわからない涙が出るんですー。きっと私は今もし母が腕を広げて「あなたの話を聞かせて」って言ったら泣きながら飛び込みます。心の奥底にいる子どもの頃の自分が親離れしてないです。そのくせ一生理解されなくても全然いいとか思ってます。ほっといてくれれば。今はいいんですこれで。みんなきっとどこかに少なからずあるんですそういうの。完璧な子育てなんてないから。

はあ、
疲れた疲れた、今日は早く寝よう

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