高雄飛

高雄飛。 音楽は昼の詩。 noteは夜の詩。 あらゆる音、ことば、人、目に映る風景…

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高雄飛。 音楽は昼の詩。 noteは夜の詩。 あらゆる音、ことば、人、目に映る風景に出会い触発されることで変化し続ける音楽家。 ピアノ演奏を始め、クラシックギターでの弾き語りも行う。 CM音楽、映像音楽、ダンス作品の音楽を手掛けるなど作曲家としての活動も行う。

最近の記事

日記2024.6.18

 今日は、久しぶりに時間割生活を再開した。が、起きれず時間割はほとんど見ぬまま。(なぜなら昨日書いた時間割の時間が1時間ずつくらい前倒しになったから)  昼過ぎに起きて、来週沖縄に遊びに来る友人と打ち合わせの電話。からの、シャワーを浴びて外出。数日前からマイカーがガタガタ音を立てるようになったんで、オイル交換をしてもらいに、近所のコバックへ。  しかし、予約がいるんですよーと受付の女性に笑顔で言われた。予約がいるのか。ガタガタ音から察するに今にも爆発するんじゃないかとか考えて

    • 日記2024.6.13

       買ってきたウィスキーを呑みながら、本を読んでいたら、無性に眠くなってきた。大きな狂乱を終えて、漸く一息ついている昨日、今日。そんな日にはいつも、張り切って本を読みたくなる。  先日パルコの本屋で買った、『未必のマクベス』という小説と、『愉しい学問』というニーチェのアフォリズム。僕は基本的に本を併読する。気分で聞く音楽を変えるように、玄関先で煙草を吸う時は漫画や画集、また知的好奇心をくすぐるようなもの、トイレに入る時は今一番向き合っている"本命" (今は、上記の二冊)、お出か

      • 日記2024.6.5 尾根

        ※写真に意味はありません  昨日描いた絵です    先程あげた記事が、「6.6」となっていた。誤ったのだが、面白いのでそのままにしておく。もしかすると僕は本当に、明日を先取りしていたのかもしれない。そして、今日、昨日を生きている。  時系列バラバラ。時系列なんて無いのかもしれない。同時に存在しているのかもしれない。そんな気分で生きてみるのも面白いから、直さずにおこう。  ま、直すのがめんどくさいだけだけどねーーーー!  今日も、"練習" をした。何の練習かと言われると、ピ

        • 2024.6.6 伊計島

           3時間くらいしか寝ていないが、カーテンから漏れる陽光が眩しくて目が覚めたから、起きて、ずっと食べずに置いてあった土産物の博多ラーメンを湯がいて食べた。玉ねぎともやし、ニラ、キムチを一緒に炒めて、載せた。刻み玉ねぎも。  それから再び寝た。  それから再び目を覚ますととなりに嫁が寝ていた。朝早くに美容室へ出かけたのもあり、眠かったのだろう。髪が黒くなって、おまけにこけしのようなヘアスタイルになっていて、寝顔がかわいくて笑ってしまった。  僕は僕で、起き出し、海へ。近頃は出来る

        日記2024.6.18

          日記2024.6.3

           チーズの様な、濃厚なイエローの三日月が、玄関を出たら見えた。朝方。街が起き始める。もう寝ようと思っているが、寝る前にちょっと書こう。  いつものように煙草を吸いながら。僕が煙草に入ったキッカケは、珍しいだろうが、葉巻だ。金沢に住んでいた頃知り合って物凄く仲良くなった親友が葉巻を喫うという話を聞いて、ある日一緒にやろうということになった。味も去ることながら、とにかく煙を口に含むという行いに物凄い魅力を感じた。僕にとっては新しい遊びだった。そして、それからあまり間をあけずに、奴

          日記2024.6.3

          日記2024.5.27

           沖縄は少し台風気味。まだ玄関先で煙草が吸えるからマシだ。数日前の湿気98%を記録した日は街中に"謎の" 羽虫が溢れていた。我が家の玄関先も御多分に漏れず、外灯に群がる無数の羽虫。いつもと違うなと思いつつも、湿気に乗じてたまたま来た輩だろうと思い、普通に羽虫飛び交う中玄関先で一服したりしていた。  家の中に入り、椅子に座りながら本を読んでいるともぞもぞとした蟻のようなものがちらほら目につく。 さっきの羽虫が玄関の戸を開けた時に入って来たかな?くらいに思って、ティッシュで潰す。

          日記2024.5.27

          時には昔の話を

          「時には昔の話を」じゃないけれど、 時々過去を振り返り見るのは面白い。 世の中では、 「前向き」が良いこととされてるけれど、 前を向くためにも、 後ろ 来し方 を振り返ることは 必要なことだという気がしている。 後ろを振り返ることで、 点と点が繋がる感覚を得られる。 そして、 あの時のあの状況は 今のこのために用意されていたんだ、 と気付けたりする。 そんな時、 自然に感謝の念が湧いてきたりする。 前向き、 ということは僕には当たり前のことで、 音楽は自分の手を離れた瞬間

          時には昔の話を

          日記2024.4.30 "かなしみ" の島

           昨日はまた嫁と二人伊計島に行った。嫁とのユニット、Dois:Pontos で新しく作ったアルバムのジャケ写を撮るために。新しいアルバムのタイトルは、『urizum』。沖縄の春を告げる言葉"うりずん"からとったタイトル。このところ雨が続いてるけど、沖縄の雨はまたいいと僕は思っている。一般的に、沖縄と言えば、"南国" "パラダイス" "太陽" "底抜けに明るい" みたいなイメージがあるだろうけど、僕は沖縄に暮らしてみて少し違った沖縄を感じている。  先ず一番感じるのは、"かなし

          日記2024.4.30 "かなしみ" の島

          日記2024.4.23

           今日もフルに一日を生きれた気がする。絵を四枚描いた。そして、いつもの如く、朝方の玄関先で書いている。鳥が鳴き始める。トラックの走りゆく音が聞こえる。トラックの走りゆく音は、僕にとっては鳥の鳴き声と同じくらい"朝" を感じさせる音だ。街が起き始める。近頃は、真夜中から早朝にかけて大雨が降り、雷がなる。部屋の中まで一瞬ものすごく光る。しかし、音はあまり激しく無い。雷がなり始めるとワクワクする自分がいる。今は静寂が訪れ、雨樋から絶えず垂れる雨雫の音が心地良い。  今日は6月の公演

          日記2024.4.23

          日記2024.4.22 太陽の熱と潮風の記憶がまだ抜けない

           今日は、早く起きて(僕にしては) 海に行った。海中道路沿いの浜辺に行くのにこのところハマっているのだ。先日嫁と朝早く起きたついでに行ってからというもの、目を瞑ればあの浜辺の白い砂とさまざまな"あを" が広がっている。あの日は、ずっと、太陽の熱と潮風の感触がからだから抜けず、一日中快い疲れと共に在った。ちゃんと身体が疲れてくれてる感じ。思えば、身体がちゃんと疲れるって、大人になってからあまりなかった気がした。心地良い疲れと共に眠りにつけることがこんなにも幸せなことなんだ、と感

          日記2024.4.22 太陽の熱と潮風の記憶がまだ抜けない

          日記「学び」について思うところを書いた 2024.4.18

           今日は病院に行った。喘息の治療を二週間経ての再来院。もうほとんど咳に苦しめられることはない。あんなに苦しかったのに、西洋医学の力恐るべし。  ただし、まだ気を抜いてはならないと言われ、あと一月は吸入治療を続けることになった。  診察後、近くの出雲大社分社へ。久しぶりだった。  その後は、車を出して浦添の路地裏界隈をフィールドワーク。フィールドワークをやりながら気づいた。フィールドワークに必要なのは詩だ。世界に魅せられないと、真に気づきは得られない。でないと、上滑りな考察に留

          日記「学び」について思うところを書いた 2024.4.18

          作曲と、作曲家のピアノについて

           朝陽のように爽やかに。  まずい。空の向こうが明るい、、、。なんやかんや朝だ。  先程風呂を入り終え、日記を記した勢いで書いている。  鳥が鳴き始めると、まだ空は昏くとも途端に朝になってしまう。小机を膝に載せ、赤いキャンピングチェアに座って、いつものように。煙草をふかしながら、読書したり、明日の計画を立てたり、こうして物を書いたり。時には敢えて、ただただ存在する全ての音を聞こうとしてみたりする。世界の全ての音に聞き入る時、目は宮本武蔵のいう"観の目" にする。どうしても、"

          作曲と、作曲家のピアノについて

          日記 2024.4.17

           今日は夏に出演する舞台の打ち合わせだけが大きな予定だった。近頃は、日中のイベント出演の話なども増えていてありがたい。割と早く起きて動くようになってるなあ。  帰宅して、嫁の作ってくれた遅めの昼ご飯を食べた。キムチ、自家製チキナーふりかけ、自家製ラペ目玉焼きオンライスみたいな感じでしに美味かった。スープは中華風のキノコスープ。ご馳走様でした。  それから、ちょっと昼寝を挟む。ちょっとのはずが、かなり寝てしまった。いつものことだが、最近は昼寝の時間も、保育園児のように一日の予定

          日記 2024.4.17

          日記 2024.4.16

           今日は、レッスンの仕事が一件入っていた。レッスンは楽しい。僕にとっては、大事な音楽活動の一つだ。弾き語りのレッスンなのだが、リズムが歌と楽器をつなぐ糊だということをかなりしつこく言っている。リズムには、グルーヴの意味もあるし、"流れ"の意味もある。"流れ" というのは、言うなれば書道でいう筆の勢いみたいなものだと説明した。それもまたリズム。リズムで人は絵を見る、ということを金沢の偉大な画家である友人が言っていて、なるほどと思ったことがある。確かに、音楽も、全体性が重要だ。そ

          日記 2024.4.16

          「身体」は詩的

           風呂掃除をした。  パンツ一丁になって、タイルから天井から、ゴシゴシ磨いて、シャワーで流して。  こびりついた汚れに奮闘するのは、案外嫌いじゃないみたい。  昨日は昨日で、リビングのカーテンをブラインドに替えるべく、嫁と二人ニトリへ行き麻のブラインドを幾つか買って来て、付け替えた。  付け替えた、と一言で言うのは簡単なのだが、これがなかなか大変で、カーテンレールにそのままつけれると書いてあったのでつけようと思い、カーテンのフックかけを半ば乱暴に、外す、というよりペンチでちぎ

          「身体」は詩的

          空間を引き寄せる 竹馬の要領で足踏みするのと同期させながら、 横隔膜を動かす すると、 目に入る景色が自分の からだ に 入ってくるような感覚になる

          空間を引き寄せる 竹馬の要領で足踏みするのと同期させながら、 横隔膜を動かす すると、 目に入る景色が自分の からだ に 入ってくるような感覚になる