言われたらすぐ逃げろ! フィットネス界に蔓延るキケンな『テキトー指導』⑤
こんにちは!動ける&健康なカラダをつくるトレーナー、坂下です。
今夜はクリスマスイブ🎄
さすがにクライアント様も少なかったですが、しっかりレッスン&トレーニングしてまいりました💪
聖なる夜に、引きつづきキケンなテキトー指導例をあげていきますので、ケーキを美味しく食べながらでもテキトーに読んでいただけたら幸いですm(_ _)m
しかしキケン度は順調にあがります。
すぐ逃げろ!『キケン』なテキトー指導
⚠『膝はつま先より前に出さないで!』??
『キングオブエクササイズ』といわれ、世界中で広く行われている筋トレ種目がスクワット。
バーベルを担いでおこなう、トレーニング強度のたかい種目、
『バーベルスクワット』は筋トレの『BIG3』にも数えられるメジャーな種目です。
よく言われるのが、しゃがんだときに、
『膝をつま先より前に出さないで』
という指導。
とくに女性はヒップアップ目的が多く、太ももの前には効かせたくないため、股関節をしっかり曲げてオシリを引き、膝を出さずにしゃがむよういわれたりします。
これはオシリに効かせるためには正解。
しかし、重いバーベルを肩に担いでいる時点で、この動きは非常にキケンです。
さすがに少なくなっているかもしれませんが、
これは、『壊し屋トレーナー』。
戦闘力は、
『統一世界ヘビー級チャンピオン』レベル。
➜膝が出すぎないよう、股関節を深く曲げてオシリを引く
➜上体を大きく前に倒すしかない
➜横から見たとき、股関節とバーベルの距離が遠くはなれる
➜より腰で重量を支えてしまう
➜腰への負担が大きくなる
これをふせぐためには、結局カラダを起こし、しっかり膝を曲げて前へ出すしかありません。
➜結局ももの前に効く(膝にも負担はかかる)
これをふせぐ方法として、バーベルを背負う位置を、肩より下の肩甲骨あたりで担いで(ローバースクワット)バーベルと股関節との距離をちぢめる方法がありますが、そもそもローバーを採用していない場合もありますし、
これはこれで扱える重さが増えるので、腰への負担が減るわけではありません。
また、膝がつま先より出るか出ないかは個人の骨格にもよります。
しかし!さらに根本的な話をすると、重いバーベルを直接背骨に乗せ担いでしゃがむこと自体、
解剖学的に背骨(とくに腰椎)や膝に想像以上の負担がかかることがわかっています。
『膝がつま先より前に出てはいけないは間違いである』
というのは、すでにYouTubeなどでも多くの方が解説していることですが、
これに気をつけたところで普通にキケン、というのがホントのところです。
膝が前だの後ろだの、ハイだのローだのとは別次元。
やるなら腰痛、膝痛くらいは覚悟しておかなければならない種目になります。
といっても、こんなこと言うトレーナーは圧倒的少数で、
実際にパーソナルトレーニングジムの広告の写真の多くには、バーベルを担いだ女性が写っています。
バーベルスクワットはトレーニング界の『常識』なのです。
というわけで、パーソナルトレーニングジムで『頑張ってやせたいです!』とやる気マンマンに言おうものなら、重たいバーベルを担がされる可能性は非常にたかいです。
フィットネス界には、ビッグ3の1つである
『バーベルスクワットが出来てはじめて一人前である』みたいな謎の風潮もあります。
また、『全身に高負荷をかけられ運動量も多くカロー消費もおおい』という理由でとにかくメリットの多い良い種目だとされているからです。
(現役時代は私も担ぎまくってました)
しかし、前述のとおり負担が強いことはあきらかなので、
●腰痛、膝痛リスクは減らしたい
●一生つきあう背骨や膝は今から守りたい
(とくに骨強度に不安がある方)
という方は、代替種目へ変更してもらってください。
それはさておき、
『バーベルスクワットで膝をつま先より出すな』
というテキトー指導のキケン性は、
統一ヘビー級チャンプ渾身のフックをアゴにもらうようなものなので、いますぐ試合放棄しリングを降りましょう。
楽しい時間をお過ごし中、たいへん重い話になり恐縮ですが(^^ゞ
トレーナーとして私なりの心からのクリスマスプレゼントでございます。
それではみなさま、素敵なクリスマスイブをお過ごしください!
次回ラスト、
『テキトー界のラスボストレーナー』
へつづきます。
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