心を整える〜不盗について考えてみた〜
ヨガインストラクターの7UN(じゅん)です。
今回は心穏やかでいられるため
の一要素である不盗について書きます。
近年フィットネスとして
注目されているヨガですが
ヨガは元々は心を整えるために
行われていたものです。
ヨガでは、心を整える過程で
体を整えます。
そのために行うヨガのポーズ(アーサナ)が
注目されてフィットネスのようなイメージが
ついているのですね。
ヨガでは以下の順序で行い心を整えます。
①やらない方がいいことをやらない
(非暴力、嘘をつかない、盗まない、
同時に多数の人と性的関係をもたない、
貪らない)
②やった方がいいことをやる
(清潔にする、足るを知る、
修行する、学習する、無我)
③ヨガポーズ
④呼吸法
⑤五感の制御
⑥集中
⑦瞑想
⑧三昧(心が究極に整った状態)
今回はこの①の
「盗まない」(不盗)
について考えます。
「盗まない」と聞いて、
何を思い浮かべますか?
人のお金を盗まない。
お店の商品を盗まない。
人の彼氏・彼女を奪わない。
誘拐しない。
人や物を盗まないというのは当然ですが
それ以外のものを盗まないというのも
人や自分の心が穏やかでいるために
重要なものの一つです。
人や物以外のモノ
例えば『時間』です。
誰かと待ち合わせしているとき
遅刻して待たせるのは
相手の時間を盗むことにもなります。
無意味な森林伐採など
意味をなさない環境破壊などもそうです。
みんなのものを盗んでいることになります。
誰かの何かを盗むということは
巡り巡って自分のストレスにもつながります。
自分や周りの人が心穏やかでいられるよう
不盗は大事にしたい考え方です。
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