漠然とした夢しかなく 現実には滅多打ちにされ 握ったままの手を振りかざせず ほくろのあるその手は空だけを切った 生きていくのには繊細で 死ぬには怒りが強すぎた 加害者にも被害者にもなりたくない ワイドショーで ガリガリの骨のような人達に 鑑定されるのなんて願い下げだった 何かが過剰で何かが欠落していた 「人はみなそうだよ」 そういう慰めは何度も聞いた 優しく逞しく育った良き人たち できる限りの 武器と世界が欲しくて 図書館や書店へと惹き寄せられて おとなに止められても諌
ノートを 段ボール箱 三箱持っている 悪い癖 かもしれない ノートは 新しい一日を連れてくる気がして なんどもやり直したい 過去は未来で変えられるし と 書きかけのノート つづけられなかった ワールドの残骸が 雨にうたれている ああ 新しいノートを買わなければ 出番を待つ 三箱分のまっさらな世界 に 新しいノートがやってくる 夜明けや夕方の始まりに似た わくわくする 血が通う ノートから 世界が立ち上がる
財布を小さくした 馬鹿みたいに憧れていた 足元に広がるネオンサインは ピンヒールと一緒に捨てた 地方都市は街なかの 人口密度が低くて呼吸しやすい 気を失いながらでも 歩いていける 人を押しのけてまでしたいことは あったのかもしれない でも誰にも言わなかった 笑われるのが怖かった 渋谷は再開発され ビルになるむき出しの鉄骨は ここを立ち去る人の後ろ髪を強くひく
絶賛不調中です〜！！ 余裕ないです！！軽くパニック…！！ あと、40個短歌を書きたいのですが、染の中の何がエモいかとか世界観？とかもわからんくなって焦ってるのですよ。 困ったもんだ。インプットしてきたものが枯渇しているのでしょうか。 デジタル入稿は友人にお願いしているので、あまりにおまたせしたくないし、何よりいま嫌なのは、創作ではなく「タスク」として短歌を見ていないか、染よ。 原稿を毎朝5枚書くと決めている作家さんもいらっしゃるのは知っていますが、いきなり「今日で30首作
ところで、そめは5月19日（日）に文学フリマ東京に参加します！！ 今回はポエムではなく、短歌を書きます。 短歌の本…ドキドキ Ａ5サイズの本になるよ！ タイトルは「コルセット」です。 へへ、今夜はそれしか言えないぜ。
頑なな子供でした 欲しいものは本くらいでした 本は一人でも完結する ストーリーに没頭すれば すべてがチャラになる おめでたい書痴 それが私でした そして年が経ても 本の王国は細々と続くのですが しかし私は 「自己顕示欲」 「不満・満たされなさ」 の病に冒され 純粋に読書が できなくなっていました 読みたいと思った時 その時そこに 満たされなさと見栄が働きます そういうことに目が回って 買い漁っているのです そこには一瞬の満足があり 理想の人物像が現れます かつてはその理
別世界飛び込む如く本を読む進むも引くも頁しだい うんざりだ人もまともに愛せない服の山だけ積まれる自室 意識ブレ夢か現か鏡見る14の私はどこにもいない 抜けぬ歯の医者には行かずぐらぐらりいつまで続くモラトリアム期 永遠を誓う瞬間見届けて二次会あとに吸うタバコ苦し
猫の日〜。 うちにもにゃんずはいるのだが、なかなか写真を撮らせてはくれない塩対応なのだよ。 しかし、最近の寒暖差何でしょうね！染も気温に振り回されて気持ち悪くなってしまい、ダウンしてましたよ。 気温だけじゃなくて、なんというか、お前はまた同じパターンにおちいって苦しんでるのか…乙wとか思ったぞ。 期待されるとそれに応えたくなり頑張るけど、途中で具合崩して、謝罪して逃げるしかなくなるとか、ああ、この人は素敵だなって、思うと早速自分と比べて勝手に落ち込むとかw乙でしかない。
体内を流れる血が 燃えて濁る 目の前が真っ暗になる 足元は夏なのに凍りつき 冬なのに汗が止まらない 遠くでいい その姿が見えればいい 嘘つき これは恋ではない 執着だ こんなものが愛なわけがない 握りしめたロザリオは 既に冷たさを失っている 神様 そこでご覧になっているのですか
今日は何やら幸せな気分でほわほわしてました。 バーチカルの手帳にも「ダラダラ」としか記入できず…。いや、空いてる時間があるのはありがたいし嬉しい。本を読めるし、何かを作ったりできるし。 しかし！今日の染はホントに何もできんかった！！ わ〜。 染は結構せっかちなので（？）湯水のように時間を使うのがもったいなく感じてしまう人間なのであった。 しかし、夕食後からは読書熱がブワッとぶり返して、阿久津隆さんの「読書の日記」や、「ニッポンの思想 増補新版」佐々木敦さんを読みすすめること
いえ〜！！ハッピーバレンタイン！！ ……… ええ、一昨日デイケアで作ったチョコクランチが私のバレンタインのすべてでした。家族で美味しく食べたけど！ 今日は、なんだかもう調子が悪くて意識を保てなかった。頓服飲んで眠っていました。 月の半分は調子がくるくる狂う。 ん〜多分私はそれを乗り越えながら（サーファーのように乗りこなし）グレーゾーンを、生きることなんだろうなーと思っている。 あー…明日、病院で街に出るので本を買いそうだな…（文章のねじれ） かご使って本買いたい。どっさり
5月の文フリに出す新刊の原稿をしている。 原稿というか、まだまだイメージとかを案だしのようにノートに書き付けている段階。 5月は短歌の本を出したくて、短歌を少しずつ書いているけれど、まだピッタリ来ないなあ。 そして疑問。 短歌を横書きで本にしてもいいのかということ。 やっぱりね～縦だよね。 なんとかそれで原稿を作るか〜。 こんな事書いていると、自分がすごくいい加減で失礼なやつなんじゃないかって不安になるけれど。難しいんだよね。 喋らないで黙々やってると、何もやる気がないとか
こんばんは～染です〜 お久しぶりです。 バッチリ、コロナになってしまいました。 隔離生活三日目でございます。 染のコロナの特徴は、とにかく頭痛、体全体の痛みがひどいこと。 神経痛の大王版ですね… うなされながら、ぼんやりと考え事が浮かんでは消えを繰り返しています。 自分が書きたいものってなんだ？ 誰に読んでほしいのか？ 自分は承認欲求で動いていないか？ 自分がなりたい姿に進めているのか。 そもそも、そんなことはなくて惰性で生きているのか？ そんなこんなを考えてい
今日は万葉集の続きを読んでいましたよ…！ 短歌の基礎を知りたいと思って万葉集読んでいるけれど、当たり前だが万葉集イイネ！ ドラマティックだわあ。 詠まれた背景も知るとひとしおというか。自分が感情むき出し人間だったことが判明してきた。 雅でもなければ粋でもない… 負けない、頑張る〜。 母の体調が良くなってきているから、少しだけホッとしている。 昨日くらいから、鳥の鳴き声が半端なくうるさいので何故だ？と思っていたら、うちの庭にある柿の実を群れで貪っていた…鳥がたくさん木に
柿の木に囀り響く鳥の影熟した果実競ってつつく 校庭の木々の根本に寝転びてひび割れた空眺む楽しさ 真っ白のノートを汚すクレヨンを仲間に入れて世界を彩る
15日くらいから母が体調を崩したので、てんてこ舞いしたり、自分のダメっぷりに落ち込んだり、していてMrs.の歌をリピート！元気をだしていたよ！！ 今はご飯も食べられるようになってきたから安心…(´；ω；｀) いつも明るく時に厳しく、接してくれる母はすごい…ありがとう母…。 本当に自立したい。精神的に。 そんなわけで、絵も久し振りに描きました〜お絵かき楽しい。 今は顔の練習をしているのですよ。 瞳が決まらない。まつげも決まらない。もっと魅力的な表情を描きたい。全身を描ける
