240403(詩)
ノートを
段ボール箱
三箱持っている
悪い癖
かもしれない
ノートは
新しい一日を連れてくる気がして
なんどもやり直したい
過去は未来で変えられるし
と
書きかけのノート
つづけられなかった
ワールドの残骸が
雨にうたれている
ああ
新しいノートを買わなければ
出番を待つ
三箱分のまっさらな世界
に
新しいノートがやってくる
夜明けや夕方の始まりに似た
わくわくする
血が通う
ノートから
世界が立ち上がる
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