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ほんとうに価値があるものとは?

 毎日少しずつ寒くなってきているような気がします。ニュースによりますと雪が降った地域もあるようでして、ぼくの住んでいます鳥取県東伯郡琴浦町ではまだ雪は観測されてはいないようですが、いつになったらこちらも雪が降るのか?日本各地で降雪の知らせを聞きますと、ついつい身構えてしまいそうになります。

 日中はまだそれほど体感的にも寒くなくても朝方や夜になると冷え込みますね。日が落ちると一段と冷えてきます。そういったときに冷えが身体に入らないように注意しないといけません。

 先週のことですが出張で大阪に行ったときに道路脇に植樹してありましたイチョウの木をクルマの中から観ました。イチョウの葉がまだ緑で木に生い茂っていまして、葉の先の方が唯一なんとか黄色がかっているかな?っていうくらいの感じでした。立冬も過ぎたのにまだまだ紅葉はゆっくりなんだなって思ったのを覚えています。でも鳥取県に帰ってくると大阪に比べると紅葉はずいぶんと進んでいて、落葉樹はずいぶんと葉が落ちていて木によっては葉が落ちきっている木もあります。

 そういったところから観ますと大阪よりも鳥取県の方がずいぶんと乾燥も進んでいるでしょうし、冷えに対する害も大きいでしょう。乾燥が進むと考えればこれからは水を飲むことがひつようになってくるでしょう。乾燥が進むことによっていろいろな症状が出てきます。この時期に乾燥の思うがままにさせておきますと春になるとえらいことになります。冬というものは春の準備をするのに最適な季節とも言えます。水をチビチビと飲むことで春に備えることがたいせつです。

 しかし、(ほんとうは水がいいんですけど)冬は夏に比べますと特別に汗をかくことも少ないですし、のどが渇いたと思うこともあまりないので水分を摂る機会が極端に少なくなります。水どころかお茶とかコーヒーでさえあまり飲まなくなります。身体内の水分が減るうえに乾燥の季節となります。乾燥と言いますと一番に思いうかぶのがお肌の乾燥ですね。とくに女性はお肌の乾燥に敏感です。日々のお肌の手入れも欠かせません。お肌の手入れのためにお気に入りの高級クリームを買い求め、鏡の前に座ります。しかし、ほんとうのことを言いますとお肌の乾燥に高級なクリームをお顔に塗るよりも水を摂った方が効果的です。もちろん高級クリームも効果的でしょう。水を飲むことと高級クリームを併用されるとより効果的なのではないかと思います。

 冬に水を飲むことをイヤがる人の意見にお手洗いの回数が増えるから、という人もおられます。これも特に女性の方が多いですね。それも夜、寝ている時にお手洗いに行く回数が増えると起きなきゃいけないからイヤだ。しかも起きたらそこからなかなか寝られないのでイヤだという人がおられます。

 そういった場合に効果的なのが内股を温める、です。内股を温めるのは秋冬の頻尿にとても効果的です。お手洗いの回数が増えることは身体内の循環を促す、代謝がいいねっていう意味ではとてもよいことなのですが、その度に体温が失われるのは望ましくありません。お手洗いで排泄をするたびに体温が失われます。瀉がかかるっていう言い方をするのですが、この用語はスルーしてもらって大丈夫です。とにかく排尿が進みますと体温が下がるのです。ですので、身体を温めるなど体温を守る工夫が必要です。おすすめなのが腹巻きをすること、です。

 そうそう、内股を温めるという話が途中でしたね。冬の夜というと湯たんぽです。湯たんぽを作っていただき、内股に挟んで温めましょう。やけどをしないようにタオルか何かでグルグル巻きにしてからされるといいと思います。

 こういう話をしますと「電気アンカはどうですか?」って聞かれるのですが電気アンカはNGです。湯たんぽでお願いします。湯たんぽがなければペットボトルとかでも代用可能です。1,5リットルとか2リットルの大きめのペットボトルを2本くらい、お湯を入れて使われるといいと思います。くれぐれもやけどには注意してくださいね。そのまま内股に挟んで眠ってしまうのもいいと思います。多分あっという間に湯たんぽはどこかに行ってしまうかもしれませんが。

 この内股を温めるというお手当てが効果的なのは女性限定です。男性には向きませんのであしからず。

 季節や地域によってこのように微妙に手当ては変わってきます。これまでいろいろなことを試してみたんだけど、という方もたまたまその時期やタイミングが合わなかっただけかもしれません。男女、性別によるちがいもありますものね。その人その人に合った手当法やそのタイミングは一般的なものではありません。その人だけに向けたものにこそ価値があるのではないでしょうか?


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