室見

何かを聞いて、何かを言う(ただのオタク・アイマス・音楽・自身のバンド)

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最近の記事

Over the Rainbow-私とCrossing!-

・虹について(introduction) 中学のころ、吹奏楽部の部室からは住んでいる街並みが一望できた。 夕焼け空や、天使の梯子。 そして虹がかかる景色が好きだった。 雨が降って、虹がかかる。 土は濡れて、実りをもたらす。 14歳の頃の私には、今よりもっと世界が大きく見えて、虹の輝きを遠くに見ていた。 今の私は、虹という現象を理解して。 それはどんなに追いかけても辿り着かないと知っている。 けれど、その輝きはずっと変わらない。 今は、虹が私たちに与える思いの複雑性をあの頃

    • 『クロッシング (Crossing)』室見長月・京町セイカ

      脆弱なヒーロー それでも主人公 作詞曲:室見長月 歌唱:京町セイカ from Synthesizer V Lyrics: 例えば交差点で逢えないまま時間が流れて それでも青に変わったその先であなたに出逢うよ 転がり続けて 小さくなって 繰り返してくストーリー 呆れた顔して誰より嬉しそうで オチもないようなくだらない世界が好き ズレた歌を一緒に口ずさむ あなたのための場所がここにある 信号待ちの向こう側の誰かと偶々目が合う すれ違い二度と会うことないひとにも物語がある くしゃくしゃに潰れて 笑い合って 正夢に変わる二人 憧れた風があなたに吹いたら 懐かしいような新しい景色が降る 夢のあとも隣にいてくれる? 私が守る日々はここにある キラキラした未来に今 しっかりと腕を伸ばそう 朝の光が射し込んだ部屋に まだ夢見てる愛しいあなたがいる 誰かのため生きてたいと願う 大事なものを抱いたら 歩き出す 憧れた風は時折冷たくて 脆弱なヒーロー それでも主人公 夢のあとで二人で笑えたら あの交差点でまた手を繋ごう

      • 曲作りに悩むあなたに

        というブログ、この世に山ほどあると思います。 それなのに、曲が作れなくて迷子になっている人が跡を絶ちません。 なので、僕が思うことを簡潔に書きたいと思います。 ・知識の身につけ方 これが一番難しいんだと思います。 確かに、情報そのものは溢れるぐらいにある時代になりました。 ただ、それが質の良い情報かどうか、怪しい時代にもなりました。 自分も間違った情報や、身につけても役に立たないもの、情報が古すぎて今の制作にあっていないなど、色々掴まされてきました。 間違った情報で曲を作

        • Winter Sigh ライナーノーツ

          どうもどうも! 毎度おなじみ新曲ライナーノーツの時間です。 聴いてないかたはこちらからどうぞ。 ・アイディア 今回はめちゃくちゃシンプルな動機でTHE1975のAbout Youがやりたくて作りました。 新譜すごくいいですよね。最高のポップアルバムだと思います。 ・コードワーク キーが違うだけでAbout Youまんまです。Bメロから展開が違うのですがあんまりこだわってはいません。最初はBメロで転調しようとしていましたがしっくりこなかったのでやめました。 ちなみにコー

        Over the Rainbow-私とCrossing!-

          Winter Sigh

          着飾ったけやき通りを見て今年がまた暮れることを思った 幸せに満ちた景色を眺めて羨みながらつくため息 白く 君の顔も忘れたよ それでいいんだ これから 何度もハローグッバイを繰り返し ありきたりな食卓へとたどり着く 誰かと踏みしめる白い道 たおやかな心のままでいられたならいいな モノクロな日々で見えないことだらけ 目を凝らしながらなおも進んで やっと手のひらに輝く解けない雪の花 本当はハローグッバイを繰り返し 最後に君の笑顔があればいいと 願う 願う 願う 私はわがまま

          Winter Sigh

          『Winter Sigh』室見長月・京町セイカ

          解けない雪の花 niconico:https://www.nicovideo.jp/watch/sm41493210 作詞曲:室見長月 歌唱:京町セイカ from Synthesizer V

          『Winter Sigh』室見長月・京町セイカ

          『Winter Sigh』室見長月・京町セイカ

          『サーマル』ライナーノーツ

          新曲出ましたー! わー! お聴きくださりありがとうございます、まだ聴いてないかたは観てってください。こちらからダウンロードもできます。 アイデア サーマルに関してはわりとすらすらと構想がまとまっていきました。 思いついたのは会社に向かう電車の中。僕の場合、アイデアはどこでも浮かんでくるので(ただし量は少ない)、頭の中でまとまればとりあえず良しにしています。 その時点では ・bpmは160 ・シンセのリフで始まる ・王道進行+後半にクリシェ or 半音下降 ・キーはEメジ

          『サーマル』ライナーノーツ

          サーマル(Thermal)

          枯れるぐらい笑い声で過ごそう

          サーマル(Thermal)

          サーマル(Thermal)

          サーマル(Thermal)歌詞

          会う前からもうわかってた 迷う必要すらなかった 大切な時間を過ごせるその意味を忘れたくない この気持ちは初めてだ……! 騒がしい駅前 忙しない人波の中 いつもはちょっと 苦手だけど なんか今日はキラキラしてるね いつでもあなたが見つかるように あなたに見つけられるように この街より輝けるように 笑顔を見せてあげる 笑顔で救ったげる 枯れるぐらい笑い声で過ごそう ひと目見て呼吸が止まった 世界がふたりだけになった 心臓の音が耳元で響いてる やばいぐらい口元が緩んでく

          サーマル(Thermal)歌詞

          買ってよかったものリスト そのいち ~SONY MDR-7506~

          はじめに 新曲『Buddy』お聴きいただきありがとうございます。 聴いていないかたは耳がお暇でしたら是非どうぞ。 さて、一息ついたところなんで息抜きに記事書いていいですよね? ということで企画が続くかはわかりませんが長年愛用しているもの、また最近買ってよかったものの話でもしようかと思います。 ・ここすきポイント『滲み感』 最初の一個目は楽曲制作には欠かせません、モニタリングヘッドホンです。 4年前にサウンドハウスで購入。 僕はアレンジからマスタリングまでヘッドホンで作業

          買ってよかったものリスト そのいち ~SONY MDR-7506~

          Buddy ライナーノーツ

          ご無沙汰です、かなりドタバタしていたので久々のエントリーです。 今回は新曲のライナーノーツ。 モチーフとしてはシングルナンバーというよりはアルバムの小品のような一曲を作ろうと思ったことと、ギターのカッティングから始まる落ち着いた曲にしたいというところからスタートしました。 楽曲制作自体は5月の初めから開始しました。確か、GW中に最初の一曲分のサイズまで作ったはずです。 そのときの展開はABC展開2回からのソロ回し、Dメロ、落ちサビ大サビという結構な大立ち回りでした。 く

          Buddy ライナーノーツ

          Buddy / 歌詞

          はしゃぐだけの今日もやがて夕暮れ 影を踏んでさよなら 明日のおはようを疑わないで 約束なら胸ポケット 背丈が伸びたって変わらないこと 忘れられない無邪気さ 昨日のごめんねも覚えてないや 仲直りはもうしたじゃない ずっと遠く走り続けても平気だから 離さないでね 汗を拭いもせずに さぁ 風を孕むシャツの裾に思わず両手を挙げた 世界はただ青に満ちて僕らの胸を染めた 空の果てに何が在るかなんて知らない 轍は何もない場所から出来ていく にわか雨が二人の熱を曖昧に奪っていく それ

          Buddy / 歌詞

          『Buddy』室見長月・京町セイカ

          世界はただ青に満ちて僕らの胸を染めた。 作詞曲:室見長月 歌唱:京町セイカ from Synthesizer V

          『Buddy』室見長月・京町セイカ

          『Buddy』室見長月・京町セイカ

          unstable world

          踊れない日々を繰り返して  戻らない夜に気づいて怯えている 行こう、朝が白ける前に もう一度 光は今でも僕を射すか? 音楽は時を忘れさすか? 問いかける、そして耳に届く、手を伸ばす、揺れる、世界 届かない言い訳を続けて ダラダラと時間を潰し続けてた もう孤独には甘えない 前を向こう 名前も知らない君に逢って 言葉と笑顔を積み重ねよう 変わり続けていくことだけが僕たちにできること 光は今でも僕を射すか? 温もりは闇を忘れさすか? 問いかける、そして耳に届く、手を伸ばす、

          unstable world

          まつりのあと(20220213〜14)

          興奮冷めやらぬ中、筆を執りました。  嘘をつきました。帰宅してバンドの曲の作業をしてから書き始めています。 ミリ8thおつかれさまでした。有観客での開催に尽力されたすべての方々に感謝を。 そして、ここは我慢時と配信にて応援してくださった同僚のみなさん、そして小岩井ことりさんにも言葉に尽くせないほどの感謝と尊敬を。 ライブそのものについては、僕より仔細に書ける方が沢山いらっしゃると思うのでそちらを見ていただきたいと感じます。 今回もステージ上で真壁瑞希を纏ってくださって、

          まつりのあと(20220213〜14)

          HAPPY SHOPPER

          慣れない洋服にドキドキをあずけて 歩く中央通り 暖かな陽射しにあなたとの未来を期待して頬がゆるむ みんなして慌ただしくて 取り残されたような気になって 心がざわつくときに 大きな手が包み込んでくれる 私の世界が光に満ちる 「次はどこ行く?」「誰もが羨む二人へ!」  さあ 春は Make me happy 重たいアウターしまっちゃって 夢をウィンドウショッピング ねえこれなんかどう? ちゃんと似合ってる? ああ もっとそばにいて 同じ瞳で見つめていてね 見逃せないような瞬間

          HAPPY SHOPPER