シェア
な
2019年1月13日 20:02
僕、ただの青二才だったでしょ?少しはマシになったかな?自分に自信もクソもなくてさ自分なんか信じられなくてさ挫折ばっかで成功体験なんかなくて話すの苦手で意地っ張りで素直じゃなくて喪うことが怖いから手に入れたくなかったのにどうして手に入れてしまった?これは何かの間違いか?この距離はどうやって埋められるの?どうして君は泣いているの?こんな自分、みったくないよな僕
2019年1月8日 23:23
冬は恋が切ない季節君の震える声が聴きたい右手は温もりを欲して心の叫びを何かがかき消す会いたい、という言葉は白い息になって消えるなんでもないふうだけど電話の向こうでは涙をごめんね、ほんとごめんね謝っても謝りきれないや君はきっと強がるから大丈夫って言うだろうけどやっぱり僕は君が好きでだから心が保つんだろうかせめて自分のちっぽけな体で包み込んであげられたら
2018年12月10日 13:23
「あいたいって、あたためたいだ」駅の売店のテレビが、そう嘯く。なんだ、自分のことじゃないかと影響されがちな自分は、誰かを想う。首からヴィンテージのカメラを下げ空に向かいシャッターを切る自分を誰かは「トランペット奏者」と呼ぶ。抜けるような青空、冬の訪れ、氷点深緑のピーコートから覗く肌色紅いチェックのマフラーの上の笑顔その頬は、少しだけ赤らんでいた。頭に浮かぶ誰かは、特定
2018年11月21日 18:40
君は小さく嘘を云うんだ「なんでもない」って嘯いて潤んだ瞳で私を見るぜんぜんなんでもなくないのに変なところで意地っ張りな君がやっぱり愛おしくてそしてそっと抱きしめるだって私も泣きそうだから。