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2023年夏に念願のサンチャゴ巡礼に行ってきました。その様子をマガジン「サンチャゴへの…

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2023年夏に念願のサンチャゴ巡礼に行ってきました。その様子をマガジン「サンチャゴへの道」にまとめ、更には同名で書籍化しました。好きな映画、小説、料理、旅行など様々な話題を徒然に投稿していますのでお付き合いくださればと思います。今年の目標は六甲山全縦走大会の半走出場です。

マガジン

  • 旅行ノート

    日帰り旅行、国内旅行、海外旅行、一人旅、家族旅行…… いろんな旅の記録

  • Book Review

    国内外のミステリーなどエンターテイメントを中心に読んでいます。自分の読書記録も兼ねて内容や感想を書き連ねています

  • 退職ノート

    退職にあたって、健康保険のこと、年金のこと、確定申告のことなどをまとめてみました。

  • エピキュリアンの食卓

    レストランで戴いた記憶に残る一皿  美味しさを求めて作ってみた記録 食にまつわる記事をまとめてみました

  • サンチャゴへの道

    2022年春の定年退職を機にサンチャゴ巡礼の準備を始め、2023年夏にフランス人の道とフィニステレ、ムシアまで合計900キロを踏破した記録です。 【巡礼の準備】 体力づくりに年間で1000キロ歩いた記録/ 荷物の準備/ 旅の手配/ 情報収集 【巡礼の記録】出発から帰国まで、のべ46日間の巡礼の様子を現地からほぼリアルタイムで記録 【巡礼の振り返り】これから巡礼をする方に役立つ巡礼のまとめ

最近の記事

兄夫婦と行くイタリア(4)

前回イタリアに行ったのはちょうどロンドンオリンピックの開催中。もう12年前のことになる。家内が長期勤続で会社から貰った長期休暇のうち2週間ほどを使ってイタリア周遊をしており、私と息子が1週間遅れでローマにて合流というかたち。合流翌日の午前中に息子と二人でバチカンを駆け足で見学し、午後には列車でフィレンツェに向かい、アッシジとフィレンツェが観光の中心だった。 フィレンツェでは「フィレンツェカード」を購入して幾つかの美術館は並ばずに優先入場ができて便利だったけれど、それとは別に

    • ChatGPTを本当に改心させられたのか?

      先日、ChatGPTが織田信長に仕えた黒人の弥助を「侍」と扱っていたのを、最終的には不正確だと認めさせた経緯を投稿した。 しかし、ChatGPTが今後もそういう意見をずっと保ち続けるのかというと、そうでもないような気がする。そこで再度同様な質問を投げかけると、やはり「侍」と呼び続けるようだ。なんとかならないものかと考え、更に説得を続けた結果をご覧ください。 ************************************************ 弥助(Yasuk

      • 蜂の巣騒動

        昨日、自宅マンションのテラスを掃除していたら、蜂が飛んできた。様子を伺っていると、ガス給湯器の向こう側に行ったきり姿を見せない。気になって給湯器の向こう側を見ると、4、5匹の蜂がいて、知らぬ間に出来た巣に群がっていた。巣のサイズはピンポン玉よりひとまわり大きいくらい。打つ手もなくひとまず退散して策を練る。 まずは蜂の巣駆除は業者に依頼するのがいいのか、自分でできるのかを調べる。ミツバチや足長蜂の小さな巣なら自分でも駆除可能らしい。蜂の種類ははっきりとしないが、恐らく足長蜂だ

        • 「弥助は侍」と言うChatGPTを説得してみた

          最近、ゲーム「アサシンクリード シャドウ」にまつわる話題がネットを日々賑やかしている。このゲームは日本の戦国時代を舞台としており、信長に仕えた黒人「弥助」を「侍」として主人公に据えているところから話題となっている。ゲームのことなので、そういうこともあろうと思っていたが、発売元のUBIsoftが「日本の史実に基づく」との趣旨の発言があったことで炎上しているようだ。我々日本人の常識からすると、どう考えても弥助が侍であったとするには無理がある。 昨今、弥助を侍とする漫画、ドラマや

        兄夫婦と行くイタリア(4)

        マガジン

        • 旅行ノート
          28本
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          17本
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          20本
        • エピキュリアンの食卓
          25本
        • サンチャゴへの道
          126本
        • 美術展ノート
          11本

        記事

          漏水騒動

          今日、寝室のカーペットの張り替えをした。自宅マンションの全面的なリフォームをした時に張り替えてまだ6年ほどで、経年劣化という訳ではない。実は今年に入って、寝室の窓際で水が漏れ、カーペットが濡れていることが何度かあった。雑巾やタオルで水分を拭き取っているうちにその部分だけ毛が抜けてきて酷い状態になってしまったのだ。 そもそも、なぜ水漏れが起きているのかを解明しないと始まらない。水漏れが起こった場所は、エアコンの配管を隠すために誂えてもらったパイプスペースのところだ。というわけ

          『六月のぶりぶりぎっちょう』

          万城目学著『六月のぶりぶりぎっちょう』を読んだ。直木賞受賞作『八月の御所グラウンド』が8月と12月の京都が舞台だったのが、この作品では6月と3月だ。この流れは、『八月の御所グラウンド』の感想(下の投稿参照)にも書いて、少しは予想はしていたものの、こんなに早く実現するとは思わなかった。昨日、いつもの書店で見かけた時は、一瞬装丁の雰囲気が似た前作と見間違えた。 この本は『三月の局騒ぎ』、『六月のぶりぶりぎっちょう』からなる。前者は京都の様々な大学の学生が集まる北白川の女子寮が舞

          『六月のぶりぶりぎっちょう』

          『教会建築家・鉄川与助の生涯 同居の孫が見た素顔』

          鉄川ひろ子著『教会建築家・鉄川与助の生涯 同居の孫が見た素顔』(海鳥社)を読んだ。鉄川与助(1879-1976)は1900年代前半に長崎県を中心に教会建築に携わった建築家である。この本は与助と同居し生活を共にした孫である著者の回想録である。 鉄川与助は15歳で父のもとでで大工の修行を始める。物覚えがよく、17歳で日本家屋は建てられるようになったという。1901年、22歳で旧曽根教会の建築を手伝ったことが彼の転機となる。教会建築の手ほどきを受けることになるフランスのペルー神父

          『教会建築家・鉄川与助の生涯 同居の孫が見た素顔』

          兄夫婦と行くイタリア(3)

          ミラノ 最後の晩餐 「最後の晩餐」をモチーフにした絵は数多くの画家が描いている。その主題から修道院の食堂の壁などに注文を受けて描かれたものも多いようだ。中でもレオナルド・ダ・ビンチの描いたミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院のテンペラ画は有名で、「最後の晩餐」といえば多くの人がこの絵を思い浮かべるだろう。 イタリアを数回旅行しているが、この夏は兄夫婦と一緒にミラノを初めて訪問する。ミラノには3泊。ミラノに行くからには是非とも「最後の晩餐」を見たいと思って予定を

          兄夫婦と行くイタリア(3)

          六甲山全縦走(半走)へ向けて(5)

          昨日の神戸は朝から大雨。警報が出てもおかしくない位の雨足だった。一昨日は、朝から晴れていたので、山へと足を向けた。前回は須磨浦公園スタートだったが、今回は久しぶりに摩耶山へ登りたくて、自宅から最寄りの妙法寺駅を経由して高取山からスタートした。 予定は高取山から菊水山、鍋蓋山、再度山、摩耶山。六甲山全縦走の西半分は結構きついように思う。特に菊水から摩耶山にかけてが辛い。摩耶山から六甲山は結構なだらかで、六甲山を過ぎると宝塚のゴールまでは下り道となる。 全縦走に挑戦する前には

          六甲山全縦走(半走)へ向けて(5)

          須磨シーワールド

          須磨シーワールドに息子と二人で行ってきた。長らくリニューアルの工事が続いていて、ようやく先日オープンしたばかり。息子が幼い頃は家族で「須磨水族園(スマスイ)」に何度も出かけたものだ。自宅の最寄駅の神戸市営地下鉄妙法寺駅からバスで行けるのが便利。今日もバスで出かけた。 昨日、ネットで入場券を買っておいた。午前の入場券は売り切れで、正午の入場券を買う。大人一人3,100円と大幅に値が上がっている。以前と比較すると高いけれど、海外の観光地施設の入場料を考えると、適正かもしれない。

          須磨シーワールド

          還暦同窓会(2)

          昨年の大学のクラス会に続き、先日は高校の同期会があった。神戸南京町の中華料理店に集まり、恩師の先生一人を迎えて、20年ぶりの開催で、盛会だった。当時は1クラスの人数も45人程度、クラス規模も8クラスで、同期生は360人にものぼる。連絡がつかなくなった人もいるそうで、全体の5分の1の参加者数だった。 大学のクラス会とは違って、当然のことながら地元の人間の割合が多い。同じ小学校、中学校というつながりもある。その分、仲の良い友達とも卒業してからの付き合いも続いている感じがする。私

          還暦同窓会(2)

          六甲山全縦走(半走)へ向けて(4)

          前回、途中で脚が痛くなったのにも関わらず、何とか歩き通せたので、今週月曜日に半走に挑戦した。家を出発して、そのまま歩いて須磨アルプスや高取山からスタートする事が多いのだが、須磨浦公園からとなると、スタート地点まで電車に乗ることになる。ひと手間かかるため億劫で前回の挑戦は1年以上前だ。 天気が良く、気温も高過ぎず、登山日和。平日月曜日の朝なので、通勤の人たちに混じって電車に乗る。登山の格好がちょっと浮いてるようにも感じる。でも自分と同じような格好をした人が、須磨浦公園で降りる

          六甲山全縦走(半走)へ向けて(4)

          初体験!タッチ決済改札機 神戸市営地下鉄

          今日は大雨警報のため、予定していた午前のアルバイトがなくなり、ゆっくりと過ごす。しかし、午後には歯科医の予約を入れていたので、大雨の降るなかを出かける。いつもは自転車で行くけれど、雨が激しいので今日は地下鉄に乗る。 いつものように改札ではスマートフォンをかざす。以前はポストペイのPitapaカードを使っていたが、スマートフォン対応のモバイルSuicaに変えてから久しくなる。JR西日本のIcocaはスマートフォン対応が後手に回ったため、じゃまくさくてモバイルIcocaには変え

          初体験!タッチ決済改札機 神戸市営地下鉄

          兄夫婦と行くイタリア(2)

          昨日、兄夫婦と8月のイタリア旅行の打ち合わせをした。正月に行くことを決めて以来、メールでやり取りをしていたが、3ヶ月前になったのを機に、手配の状況報告と、準備のための情報共有をしておこうという趣旨だ。あわせて旅行代金の精算をする。 すでにフライトと現地の交通機関、ホテルはおさえていて、観光施設の予約も半分くらい終えている。来月以降にならないと予約できない所もあるため、現地での予定もまだ最終決定していない。 作成した栞の日程に沿って動きを説明しながら、注意事項を付け加えてい

          兄夫婦と行くイタリア(2)

          『花咲舞が黙ってない』

          池井戸潤の『花咲舞が黙ってない』を読んだ。現在テレビで放送中の同名ドラマの原作だ。ドラマの方は2014年に『不祥事』を原作に、杏と上川隆也の主演で放送されているが、今回の原作はタイトルをドラマに合わせてきている。現在放送中のドラマの主演は花咲舞を今田美桜、上司の相馬を山本耕史と新たなキャストとなっている。前作ドラマで花咲舞の父親を演じた大杉漣さんが亡くなったため、上川隆也が叔父役として出演するというオマケもある。 ドラマの1回分に相当するエピソード7話からなる。一見、1話完

          『花咲舞が黙ってない』

          六甲山全縦走(半走)へ向けて(3)

          1週間ぶりに山へ登った。前回は右足の太ももが痙攣して途中でリタイアした。その後1週間、筋肉痛が続いて、継続しないといけないなと強く思った。今回も自宅を出発して栂尾山から始まる須磨アルプス、高取山、菊水山、鍋蓋山、大龍寺を経て布引、新神戸を目指した。 天気が良く、平日ながらハイカーも結構多い。栂尾山からは明石海峡大橋や淡路島方面が見える。馬の背を越えて東山から高取山の間は住宅地を歩く。六甲全山縦走路はいくつか住宅地を通る。須磨浦公園からスタートして高倉山からコンクリートの長い

          六甲山全縦走(半走)へ向けて(3)