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兄夫婦と行くイタリア(3)
ミラノ 最後の晩餐
「最後の晩餐」をモチーフにした絵は数多くの画家が描いている。その主題から修道院の食堂の壁などに注文を受けて描かれたものも多いようだ。中でもレオナルド・ダ・ビンチの描いたミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院のテンペラ画は有名で、「最後の晩餐」といえば多くの人がこの絵を思い浮かべるだろう。
イタリアを数回旅行しているが、この夏は兄夫婦と一緒にミラノを初めて訪問する。
最後の晩餐 レオナルド・ダ・ヴィンチ
この夏、兄夫婦と2週間のイタリア旅行に行く。ミラノ、フィレンツェ、アッシジ、ローマの順に北から南へ移動する。漠然とした思い込みかもしれないが、イタリアは南に行くにしたがい、混沌とするイメージを持っている。北部のミラノは初訪問だが、その意味では洗練されたイメージを持っている。楽しみだ。
楽しみなのは、もう一つ。「最後の晩餐」を見ること。ただ調べてみると、容易ではないようだ。開館している時間帯を15
スペイン巡礼とスペインバカンス
昨年3月末に退職し、アルバイト生活も1年。アルバイトの方は幸い1年間更新となり、週4日、時間にして10時間働くことが決まった。昨年よりも2時間多くなるが、ちょうどいいくらいかもしれない。新年度になって人の入れ替わりもあり、新鮮な感じだ。
昨年度はサンチャゴ巡礼に向けて準備に勤しんだ。初めての低山の登山と長距離の街歩きをして、トレーニングを始める。連続ではないけれど、1日20キロを歩くことには慣れ
熊野古道を行く4 まとめ
中辺路西半分
2日間をかけ、滝尻王子から熊野本宮大社まで歩いてみての感想をまとめたい。中辺路は熊野本宮大社から更に伸びているが、ここまでのルートで巡礼完踏の1つと認められている。その前後の移動にも時間がかかることを考えると本宮で一旦終了というパターンが多いようだ。
バスの時間と本数
スタートの滝尻王子までは紀伊田辺駅からバスで移動することが多い。ただ、バスの本数は少ない。1日目、近露を目標に