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兄夫婦と行くイタリア旅行 フィレンツェ編(2)

ウフィツィ美術館

フィレンツェ観光のメインはいくつかあるが、到着翌日の朝はそのうちの一つウフィツィ美術館を訪れた。予約したのはウフィツィの他、ピッティ宮殿とボルゲーゼ庭園の3箇所に入場できるコンボチケット。ウフィツィだけは入場時刻を指定しなければならない。

予約時間の9時に入場する。ずらりと並ぶ大作を見て回るのに、時間も体力も必要だ。美術にたいして興味がない人でも本物を見るのは大いにインパクトがあると思う。特に本の中で見る作品とはスケールが違う。ボッティチェルリ、ラファエロ、ダ・ヴィンチ、天才たちの絵が集められている。

シモーネ・マルティーニ 受胎告知
フィリッポ・リッピ 聖母子
ボッティチェッリ プリマベーラ
キリストの洗礼 左端の天使はダビンチ作
ラファエロ ひわのマドンナ
ボッティチェッリ ビーナスの誕生

サンタクローチェ教会

途中、カフェでの休憩を挟んで美術館を出たのが14時を回っていた。遅いお昼ご飯を食べて、サンタクローチェ教会に向かう。フィレンツェの教会の中でも訪れる人が多い教会だ。外観も白い大理石で覆われた美麗さを誇る。中の回廊も美しい。

 青空に白い大理石が映える
主祭壇
回廊 キオストロ

ミケランジェロ広場

フィレンツェは京都のような盆地で、夏は暑い。最高気温はミラノやローマより1、2度は高い。日中の最高気温は連日38度で水分補給と休憩が欠かせない。ミケランジェロ広場に行く前に、しばらく歩く必要があるが大丈夫かと兄に聞くと、「景色だけやろ、もういいわ。」と離脱の旨だったが、兄嫁が初めてイタリアで、頑張って行きたい、ということで、4人全員で行くことになった。

ミケランジェロ広場からは大聖堂が見える。夕日に映える大聖堂と街並みは、その見どころだ。日没の光景にはかなり早い時間だったが、遠くに見える大聖堂を記憶に刻んだ。

最高気温38℃
ミケランジェロ広場より

兄夫婦は景色を楽しんだ後は、早くホテルでゆっくりしたい様子で、「バスはないか」 と言うが、通常、徒歩で歩いて観光するのでバスについては全く調べてもいなかった。自分のスマホの電源も切れたので、広場に止まっているバスも行き先を見ても、さっぱりわからなかったため、タクシーでホテルに帰った。

夕食はレストランへ初めて4人で食べに出た。兄はリゾット、他の3人はピザを頼む。兄嫁は食べきれず、残った半分を持ち帰り用の箱に入れてもらっていた。ビールを飲んでほろ酔い加減でホテルに戻った。

前回の投稿はこちら。

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