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こんな絵のポスターいかがです?

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世の中にカッサンドルやサヴィニャックみたいな絵だけのポスターがふえればと思いながら、実際の仕事やこの先やってみたい仕事を妄想を交えnoteにしたものをまとめていきたいです。
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#デザイン

ポスいか その2

ポスいか その2



2016年制作。

2015年同様イベントのリーフレット表紙描かせていただきました。これも実際は日本語ですが英語にしてみました。
納品期日にはまずはこの絵を納品しましたがイベント当日までにイメージがどんどんふくらんだので、更に絵を描き足し手作りしたZINEをイベント会場で販売していただきました。何枚かお見せしましょう。

配達人がやって来ました。

静かな森に入っていきます。

森のなかでモー

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ポスいか その3

ポスいか その3



2017年制作。

2015、2016年同様イベントのリーフレット表紙描かせていただきました。これも実際は日本語ですが英語バージョンです。
漫画を描く人はすごいと思います。人を描くのに正面からみたり横から見たり後ろから、斜めから……ってどこから見てもその人と分かります。私の場合それが苦手です。でもどうしても何枚か絵をそろえなければいけない時立体にします。

このリーフレット表紙のイベントは20

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ポスいか その4 パン屋編

ポスいか その4 パン屋編



ロゴやキャラクターデザインをいくつかやらせていただいてます。
その際、依頼主のオーナーやご家族に絵を描くことが好きな人がいたら(上手か下手ではなく好きか嫌いかです!)オープンするお店をイメージして落書きをしてもらい、それをもとに形にすることも多々あります。

鮮やかな水色ドアのパン屋さん「さざなみBakery」のキャラクターもそのひとつ。オーナーの奥さんの落書き(失礼かな?)から生まれました。

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こんな絵のポスターいかがです?(本屋編)

こんな絵のポスターいかがです?(本屋編)

 ある日の午前中、ぼくはいつものように机に向かい、先をかりかりにとがらせた鉛筆で絵を描いていると、ピンポーンとチャイムがなりました。

 ちょっとびっくりしたけど(絵を描くのに夢中になっていたし、そもそもチャイムなんてめったになったことがないからね)、ぼくは鉛筆をおきドアを開けると、そこにはツイードスーツに黄色い帽子の知らない紳士がたっていて、ぼくを見るなり目を大きくまんまるにして言いました。

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こんな絵のポスターいかがです?(演劇編)

こんな絵のポスターいかがです?(演劇編)



 子どものための創作劇を作り続けてきた劇団野ばらさん。
 2018年上演された演劇のリーフレット&チラシ作らせていただきました。
 宮澤賢治作品に触れる機会に恵まれ、「そういえば、ちゃんと読んだっけ?」とあらためて賢治作品を読み返してみると、それまで僕が抱いてきた賢治とはまた別の人間像が浮かびあがってきました。
 よく目にする賢治の白黒写真から、とにかく悩んで頭を抱えて小さな机に向かい筆を走ら

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