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マーケティング

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#手書き

店頭は1秒も見てもらえない。

店頭は1秒も見てもらえない。

月に何店舗もまわって黒板を書いています。

店頭にチラシを貼っていたり、メニューを貼っていたり、
とにかくお店からのお知らせを貼っているお店が多いんです。

お店側からすると、
「きっとお客様は読んでくれているんだろう」という
前提で貼り出したりするのでしょう。

でも、そのうちいくつ見たり覚えていたりするでしょうか?
お客様は。

お店側は、自分たちの商品やサービスに自信を持っています。
だから

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店頭でいきなり押し売りされる

店頭でいきなり押し売りされる

仕事柄とにかく街中の看板や黒板が気になる。
歩いていて、目に留まるものはほとんどない。

これだけ街中に看板や黒板、いわゆる広告物があるにも
かかわらずだ。

もうだれもが、売り込まれるのが嫌になるくらい
情報が溢れている。

街の看板や黒板が目に留まらないのは、要するに心が動かないから
に他ならない。

文章が長い
説明が長い
お店の売りたいものが書いてあるだけ
お店が食べてもらいたいものが書い

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黒板に、つい書いてしまうこと。

黒板に、つい書いてしまうこと。

黒板の講習会を開催させていただく時に
まず最初に自己紹介をしていただいている。

セミナーなどに参加した時にも、
自己紹介から入るかと思うのですが、
制限時間を超えてもひたすら自分のことを語っている人
っていませんか?

「私の仕事は」から始まり
「私の趣味は」
「今ハマっているのは」
「私の強みは」
はあまり聞いてはもらえないし、
興味を持ってもらえなければ
「そんなのどうでもいいよ」って
思わ

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軸はあくまで言葉で伝えること

軸はあくまで言葉で伝えること

現場でいつも感じるのは、
長年経営をされているお店や会社でも、
伝え方に悩んでいる経営者の方が多い。

お店の持っているコンテンツの魅力をどう伝えるのか。
これは、お客様目線がないと自分達の言いたい事に終始してしまう
ため、伝わりにくいのでは?と感じてしまう。

これだけ情報もモノも溢れてしまっている世の中。

「ここにこないと経験できないことはありますか?」

と必ず質問します。
それは、自分が

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宣伝しているつもりないのに宣伝になってしまう話。

宣伝しているつもりないのに宣伝になってしまう話。

春らしくなってきましたね。日中は熱いくらいで、
鎌倉ではもうビーサンを履いている人もちらほらと。

とても平和で穏やかでありがたいな、という気持ちが自然と湧いてきます。

自分の仕事は「黒板絵描きや」ではなくて、あくまでも
マーケティングありきの黒板職人です。
どんなものを世の中の人は欲しがっているのかな、
どんなものに興味があるのかな、どんなものを大切にしたいのかな、
こんな便利なものがあるんだ

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