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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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銀河フェニックス物語 こぼれ話 其の弐

 銀河フェニックス物語をお楽しみいただくため、ツイッターにつぶやいたことなど備忘録的にまとめていきます。

 物語の解説なのでネタバレ要素を含みます。先に本編をお読みになることを推奨いたします。

<出会い編>第三十四話「愛しい人のための船」までのつぶやきは「銀河フェニックス物語 こぼれ話」に入ってます 


連続投稿が1年半
になったところで、気持ちをしたためてみた記事です


<ハイスクール編>「花は咲き、花は散る」

21年7月2日のつぶやき →時系列の話

第三十八話「運命の歯車が音を立てた」が最終回を迎え、あすから第三十九話「決別の儀式」へ行くかと思いきや、時間は七年前にさかのぼります


21年7月3日のつぶやき →見出し画像のこと

この見出し画像は、きょうの本編で出てくるレイターとフローラの結婚式をイメージして描きました
レイター17歳、フローラ16歳 幸せいっぱいの指輪の交換です
地球を見ながら宇宙の神様に愛を誓いました
地球生まれのレイターと月で生まれたフローラが二人で考えました
“「私、レイター・フェニックスは、フローラを一生愛することを宇宙の神様に誓います」”この言葉をレイターがどれだけ大切にしているかは、<出会い編>を読めばわかりますよね


21年7月3日のつぶやき →ハイスクール編のこと

きょうからスタートした「花は咲き、花は散る」は<ハイスクール編>最後の物語です
この後、時系列では<裏将軍編>へ向かいます
そして<ハイスクール編>は第八話がなくて第九話なんですよね
実は、フローラの隣の控室にレイターが引っ越す、というお話が第八話
だから、第五話と第九話ではフローラの登場の仕方が違うんですよ
誰も気がついていないと思うけれど
<ハイスクール編>のマガジンでは、第九話「早い者勝ちの世界」の次が、もう二人の結婚「花は咲き、花は散る」になってしまってますが、この間は一年ぐらいあって、結婚に至るまでの色々なお話があります
例えば<出会い編>「わたしをバトルに連れてって」でレイターが『あの感覚』について思い出しています
”フローラと一緒に船を飛ばしていた時、宇宙船の窃盗団を見つけて追いかけた。俺たちが乗っていたのはしょぼいファミリー船だった。なのに”って


21年7月3日のつぶやき →ザブ&バブ

“ 披露宴の料理はアレクサンドリア号の料理長だったザブリートさんとバブさんが用意してくれた”
ザブさんはその後、5つ星シェフになる人で『ザブ&バブ』のコンビは最強ですな
ザブリートさんが超有名シェフになった後のお話はこちら
<出会い編>「将軍家の鷹狩り」で読めます
ザブさんに仕込まれたレイターの料理の腕も相当なものです包丁
彼氏にしたらほんと便利です


21年7月4日のつぶやき →結婚披露宴の写真

“「俺たちの前で誓いのキスをしろっ」
「そうだそうだ! キッス、キッス」
 俺たちの攻勢にレイターは仕方ない、という顔をしてフローラを軽々と抱き上げた。
「そら、シャッターチャンスだぞ」”
”あいつ、今更、何を照れてやがる。ナンパで声かけた女にその場でキスできる奴だってこと、みんな知ってるぞ。その時だった。フローラがそっと両手でレイターの頬を包みレイターの唇に自分の唇を重ねた”
この写真をティリーが<出会い編>で見てます
”デジタルフォトフレームが、結婚式のスナップ写真を映し出す。ハイスクールの同級生だろうか、少年たちが祝福している。
なんて楽しそうなのだろう。
わたしの知らないレイターがそこにいた”
月の御屋敷を訪問した時にティリーが見てると


21年7月4日のつぶやき →ロッキーがあわてたのは

“二人はすでに一緒に暮らしてるし、結婚するって言われても何の疑問もなかった。だけど
「フローラの今度の誕生日に結婚式を挙げる」と聞いた時にはびっくりした。
「冗談だろ。お前、まだ十七じゃん」”
というレイターとロッキーのハイスクール時代の会話をみると、<出会い編>「オレとあいつと彼女の記憶」
『その瞬間、やべえ、ってオレは心臓が止まりそうになった』というロッキーの慌てぶりがわかるという仕掛け


21年7月5日のつぶやき →「運命の歯車が音を立てた」との関係①

“ 父上の部屋で父とレイターが向かい合っていた。
「レイター、これまでお前に何も伝えないでいて悪かった」
「どういうことだよ」
「フローラの命は十六の誕生日まで持つものではなかったんだ」”

きょう連載のジャックとレイターのやりとりが、<出会い編>「運命の歯車が音を立てた」の最終回のシーンとつながっているわけです

21年7月6日のつぶやき →「運命の歯車が音を立てた」との関係②

“俺とフローラは家族なんだぜ。なんで俺だけ知らねぇんだよ!おい、ジャック、何とか言えよ!」
「……」
 レイターは叫んでいた。心から血反吐を吐きながら
「ジャック、あんたを恨まずにはいられねぇ!」”

“自分が信用されていなかったと深く傷つき、将軍に対し「恨まずにいられねぇ」とつっかかった。
あの時の絶望に満ちたレイターの声は、今も将軍の耳に残っている。”
「レイターは秘密を抱えた恋にトラウマがあります。隠し事をしてつきあうことは恋愛対象者に対する裏切り行為だと」
「そうだったな・・・」
 ジャック将軍は深いため息をついた。

アーサーが分析した背景がきょうの連載にあったというわけです


21年7月5日のつぶやき →連邦軍はブラック職場

”父上と私は急遽休みを取ることにした。
それを聞いてレイターが動揺している。
「ジャック、あんたが仕事休むってどういうことだよ?」”
将軍さまは相当ブラックな職場にお勤めのようです


21年7月5日のつぶやき →十歳のフローラ

”私がアレクサンドリア号に乗って月を離れた四年前。わたしが十二歳、フローラが十歳だった
彼女と別れる時、もう私はフローラに生きて会うことはないかも知れない、と覚悟をした。それほど妹の命ははかなげだった”
とすでに「花咲く理論武装」


21年7月7日のつぶやき →音楽教師のレイターの母のこと

レイターのお母さんが音楽教師という話が初めて出てきたのは<出会い編>第十三話
「あなた、どこで音楽やってたの?」
 レイターはにやりと笑って答えた。
「俺のお袋、音楽の先公だったんだ」
「あはははは」
 ザガートが笑った。
<出会い編>第二十三話も母の話が出てきます
「お袋はピアノの教師やって、街で歌ってた。音楽の世界を楽しんでた」
母親が作曲のゴーストライターで生計を立てていたことをレイターが知るというお話もいつかお伝えしたい
相当なマザコンです
あらすじしか紹介していない<ハイスクール編>第三話「秘密の音楽室」も音の物語
<少年編>でも元シンガーソングライターの暗号通信士にレイターがギターを習ったり
音楽ネタはちょくちょく顔を出します


21年7月8日のつぶやき →555日連続投稿

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なんと!
キリ番くす玉(ゾロ番 死語?)


21年7月9日のつぶやき →フローラのブレスレットのこと

「お嬢様!」
 アンダーソンが駆け寄ってきた。
「大丈夫ですか? お薬は?」
 手首のブレスレットに入ったままだった
ウエディングドレスでもブレスレットしてます
<ハイスクール編> 第二話「花咲く理論武装」

フローラお姫様抱っこ結婚式


21年7月9日のつぶやき →将軍家の家族旅行

“宇宙葬の地点までレイターが船を操縦した。仮免のあいつが船を動かすのは、家族旅行以来だ。中型船はゆっくりと動き出した。”
とアーサーが思い出した家族旅行はとっても大事な旅行
フローラと一緒に船を飛ばしていた時、宇宙船の窃盗団を見つけて追いかけた。俺たちが乗っていたのはしょぼいファミリー船だった。なのに、新型船の攻撃をかわして飛び続けた。時が止まり、すべてをコントロールする感覚。六年ぶりにその感覚が宿った第三十五話「わたしをバトルに連れてって」


21年7月9日のつぶやき →<出会い編>でフローラを回想するシーン

“その瞬間、やべえ、ってオレは心臓が止まりそうになった。こいつは十七の時、ままごとのような結婚式をして、一週間後に花嫁のフローラを亡くしている、ってことをうっかり忘れてた。”
【出会い編】 第二十九話 オレとあいつと彼女の記憶
“二人の横に将軍とアーサーさんが軍服を着て立っていた。幸せが伝わってくる
「亡くなる一週間前さ。アーサーは知ってたんだフローラの命が長くないって。俺はバカ息子だから知らされてなかった」 ”

「俺以外みんな、フローラとの結婚式をままごとだと思ってた。でも、俺はあの時、真剣に宇宙の神様に誓ったんだ。『一生、フローラを愛します』ってな」
一生、というのはいつまでを指すのだろう。
「俺は『銀河一の操縦士』になって、あいつを宇宙へ連れてってやる、って約束したのに果たせなかった」

「俺は、本当の家族が欲しかったんだ」
 わたしに言っているようにも、自分に言い聞かせているようにも聞こえた。
「たった一週間だったが、フローラは俺の家族だった」
レイターに家族はいない。
「でも、フローラは死んでねぇ」
 穏やかな表情なのに、誰も寄せ付けない空気がレイターに纏った。
出会い編での回想  第二十八話 放蕩息子と孝行息子


21年7月10日のつぶやき →フローラの恩返し

“ この広い宇宙で、高知能民族インタレスの記憶を継いでいるのは、お兄さまとわたしの二人だけ。
お兄さまを悲しませることはできない。お兄さまも、おそらく同じことを考えられたに違いない。

”わたしを悲しませたくないと、自らの考えを押し殺されたのだ。
お兄さまのために、わたしにできることは少ない。
でも、この御恩はお返ししたい”
レイターとの交際を認めてくれた兄へのフローラの感謝の想いが、実はきょうの伏線となってます
<ハイスクール編>第七話 愛しき妹のために・・・
”瞼にフローラの顔が浮かんだ。白昼夢だが悪夢ではない。
フローラはレイターの中にインタレス語を生かしておいてくれたのだ。
「……ありがとう、フローラ」
フローラの名を母国語で口にすると目の奥が熱くなった”
読み返さないと気がつきませんが


21年7月10日のつぶやき →時系列のこと

15紅白戦泣いた後

“「おい、レイター、お前に命令を与える。アーサーのこと気にしてやれ」
「俺に、どうしろってんだ?」
 困惑した表情でレイターはたずねた。
「そのことを覚えておいてやるだけでいい」”

アレック隊長とレイターは気が合うけれど、アーサーはやりにくいと思っている。
子どもの頃から筆頭秘書官と毎日顔をあわせてました
フローラは光輝いていて、本物のお姫さまのようだった。レイターもフローラが見立てたという一張羅を着て一応主役という顔をしている。
から1週間ですよ
時系列的には<ハイスクール編>「花は咲き、花は散る」の次は<裏将軍編>へ突入します
将軍家を出たレイターが裏将軍として飛ばし屋のトップへ昇り詰めていく物語
現在公開しているのは<裏将軍編>の最後のパートになります


21年7月10日のつぶやき →<出会い編>第三十八話のおさらい

あしたから<出会い編>に戻るので、こちらでおさらい
<ハイスクール編>から7年後のティリーとレイターのお話
フローラのことを忘れられないレイターだけれどティリーのことが好きでちょっかいをかけている
この関係のままでいたいと思ってる

ティリーもレイターのことが好きで告りそうになったところで、レイターが「つきあうつもりはない」と拒否。一方、ティリーの推しエースが会見で「ティリーとはいいお付き合い」と発表し3人の関係がねじれたところから、明日のお話はスタートです
“レイターがソファーで寝っ転がったところでマザーが勝手にレイターを治療カプセルに入れちゃったんだ。マザーは三日ぐらい湿潤薬液の中で眠らせる、って言ってるから、しばらく起きてこないと思う”
「レイターは、目を覚ましたらびっくりするだろうな。もう俺のティリーさん、なんて呼べないよ。次期社長の彼女だよ」だから二人は、早くつきあってしまえばよかったのに。

と第三十八話で眠ったレイターが夢で見ているのが花は咲き、花は散る」って


<出会い編>第三十八話「運命の歯車が音を立てた」

21年6月17日のつぶやき →第三十七話からの時間経過

きょうからスタートした<出会い編>第三十八話「運命の歯車が音を立てた」はこれまでとパターンが違います
ティリーが役員室へ異動しちゃったから、厄病神の船にはベルが乗ることに

前回の第三十七話「漆黒のコントレール」でティリーが連邦軍の宇宙航空祭でレイターが乗る戦闘機を見てから、今回のベルの出張までそんなに時間は経ってない

けれど、ベルがエース専務のために新工場で準備している期間が一週間ぐらい存在している


21年6月17日のつぶやき →友人たちのこと

第三十七話「漆黒のコントレール」はアーサーとチャムールが出てきましたが
第三十八話「運命の歯車が音を立てた」はフェルナンドとベルが登場です
入れ替わり立ち替わり、友人たちが現れますね


21年6月17日のつぶやき →フェルナンドとのライバル関係

”見かけによらずレイターは細かいところまでよく気付く。皇宮警備にいただけあって、王室秘書官との打ち合わせも手慣れていて助かった。フェル兄がレイターをライバル視する意味が少しわかった”
フェルナンドがライバル視する理由はフリーランス編で
わたしは聞いてみた。
「レイターとは、どういうご関係なんですか?」     
「レイターさんは、僕のライバルです」
「えっ?」
 その言葉に違和感がある。
「彼が銀河一の操縦士を名乗るように、僕は銀河一のボディーガードを名乗りたいんです」


21年6月21日のつぶやき →歯車のかみ合わせ

今回の第三十八話「運命の歯車が音を立てた」は二つの恋愛話が入り乱れてます
ベルとフェルナンドの前には元カノの王妃が
レイターとティリーの前には推しのエースが
さて、歯車はどう噛み合うのか


21年6月21日のつぶやき →レイターのプレゼント

”俺がティリーさんにプレゼントしたニルディスのペンダントはご丁寧に返却された”
第十三話「人生にトラブルはつきものだけど」で輪投げの賞品でもらった高級ブランドのアクセサリーをティリーにプレゼントしたんですよね
”俺が贈って喜ばれたのは、エースの過去のレース動画だけだ”
第二十八話「放蕩息子と孝行息子」で、結果として敵に塩を贈ったということですね


21年6月21日のつぶやき →レイターがファッションブランドに詳しいワケ

”エースが選んだ真っ赤なキラ・センダードのドレスが似合ってやがる”
レイターは女性好きなこともあり、実はファッションやメイクのブランドにやたら詳しい
「アンナ・ナンバーファイブか」
 隣でレイターがつぶやいた。わたしはドキッとした。昨日使ったヘアトリートメントだ。
「よくわかったわね」
「ガキにしちゃ、いいセンスじゃん」
「ガキじゃありません!」
第二話「緑の森の闇の向こうで」のシーン
エアカーの助手席に乗り込むと運転席のレイターがわたしの顔を見た。
「いいじゃん。その色、似合うじゃん」
ドキっとした。自分が気合いを入れるために引いたリップにレイターが気付くとは思っていなかった。
第八話「唇よ、熱く営業トークを語れ」

21年6月22日のつぶやき →レイターが殉職???

”恋も仕事も無くした僕は、もう何もしたくなかった。
息もしたくない。ただただ、家でひきこもっていた。
レイターさんが殉職したと聞くまでは・・・。”
彼は不死鳥なんですよ
フェルナンドがレイターをライバル視する理由は<フリーランス編>で


21年6月22日のつぶやき →フェルナンドの上司 マクドレン隊長のこと

“未遂に終わった駆け落ち計画。
これに僕の上司だったマクドレン隊長が気が付いた。”
フェルナンドの元上司マクドレン隊長は前にも登場しています。さて、何話でしょう?
"「マクドレン隊長、お久しぶりです」
 フェルナンドさんが先頭の男性に声をかけた。
「フェルナンドか?」
「はい」
 隊長と呼ばれた大柄な男性は、フェルナンドさんの知り合いらしい。"
答えはこちら、第二十六話「将軍家の鷹狩り」です
”「レイター!」
 皇宮警備のマクドレン隊長が怒った声で呼び止めた。
「おや、マック、お久し」”
レイターが皇宮警備予備官になったきっかけがこのマックおじさん
マクドレン隊長の同期でライバルが、アレクサンドリア号のアレック・リーバ大佐
レイターとアーサーが12歳から15歳まで乗っていた戦艦の艦長です
ある日マクドレンが連絡を入れてきました
『貴艦から18歳以下の皇宮警備予備官の候補者を一人推薦して欲しい』
マクドレンはアーサーを皇宮警備に取り込みたいと考えていたのですが、食事係のアルバイトをアレックが推薦してきたことから大激怒、という<少年編>のお話はまたいつか


21年6月24日のつぶやき →レイターの子ども時代

“「俺は、ガキんころ、街中の人間から死ねばいいと思われてた」
「レイターって、子どもの頃から厄病神だったわけ?」
 とベル。
「俺が死んだら泣いてくれる人どころか、みんな大喜びさ」”
”言う訳にいかねぇんだ。俺が軍人で特命諜報部員ってことは。
それだけじゃねぇ。
褒められたもんじゃねぇ俺の過去。”
ってどんな過去
アレクサンドリア号に乗る前のことですね
「実弾使ったバトルはマフィアの抗争でしょっちゅうやってたしな。無駄弾なんて撃ってみろ、その分飯抜きなんだぜ」
って<少年編>で語ってるあたりの話ですかね


21年6月25日のつぶやき →レイターとフェルナンドの紳士協定

“「さすがベルさん、好きな人のことよく見てるねぇ」
 シャツを着ながらレイターさんがちゃかす。
 この人は紳士協定のことを、忘れているんじゃないだろうか。”
紳士協定は第二十六話ですね
「あんまり、あんたがおしゃべりだと、俺もしゃべりたくなるぜ。身分違いのラブロマンスとか」
 とりあえず牽制してみる。
「お互い紳士協定ということで、よろしくお願いしますよ」フェルナンドは静かに頭を下げた
「近所に一流好きの金持ちがいてさ、そいつの家でよく飯を喰わしてもらってたんだ」
「その家というは、ダグぐっ・・・」
「フェルナンド、ここのパンはうめぇぞ」
わたしには、何かを言いかけたフェルナンドさんの口をふさいだように見えた。
「その家というは、ダグぐっ・・・」
のダグが誰なのか<少年編>を読んでいるとちょこちょこでてきますね
それをレイターは、ティリーさんに知られたくないということのようです
第二十六話「将軍家の鷹狩り」は読み返すと色々気づきがありますね
それだけじゃねぇ。褒められたもんじゃねぇ俺の過去。
どうしたってティリーさんとつきあうのは無理だってこと。わかってるじゃねぇか。
第三十五話「わたしをバトルに連れてって」でレイターがつぶやいてます
どんな過去なのかは今後明らかに


21年6月26日のつぶやき →頭脳労働者と思われているアーサーのこと

“ 私を抱える男性の横顔に見覚えがある。長髪を束ねた連邦軍人。この男性は連邦軍将軍家の嫡男で次期将軍。アーサー・トライムス少佐だ。
 巨大な力を前に、私の身体から力が抜けていくのを感じた”
アーサーが得意なのは頭脳労働だけではないのです
将軍家の僕は、子供の頃から戦闘格闘技を続けている。軽く読み切ってかわした。士官学校でも実技の成績トップだった僕が、素人に負ける訳がない。と<少年編>で語ってます
トライムス少佐は何だか嬉しそうだ、この星の命運がかかっているというのに。俺はつい口にした。
「あなた、楽しんでいませんか?」
「失礼、このところデスクワークが続いていたもので」
第一話でも実戦を楽しんでいるところがありますね


21年6月27日のつぶやき →ベルの恋バナ

“「ベルのことが好きだからさ」
 僕は、ベルの唇にそっと大人のキスをした。
 ヒュー、ヒュー。
 レイターさんが、僕たちを品のないひやかしで祝福した”
一年以上前の連載でベルは片思いを宣言していました
一息入れてベルが答えた。
「ふふん。好きな人がいるんだ」
「えええっ?!」
 わたしとチャムールは目を見開いて驚いた。
第三十八話「運命の歯車が音を立てた」で歯車が回ったのでした
半年前の連載では・・・
ベルが眉間にしわを寄せた。
「う~ん。恋愛のイメージができないんだよね。子どもの頃、一緒に育ったから、家庭を持つイメージはあるんだけどな」
ということで「じゃあ、お嫁さんにして」と告ってしまうわけです


21年6月28日のつぶやき →フェルナンドとレイターの関係

レイターはフェルナンドの一つ年上。
14歳の最年少予備官就任のレイターのことをフェルナンドは悔しく思いながら知っていた
一方で、フェルナンドが15歳の最年少任官と騒がれた時には、レイターは公立ハイスクールの学生になっていて知らない
レイターは18歳でクロノスに入社しますが、出張中にこっそりボディーガード3Aを受験し最高得点で合格 業界内で話題になり、フェルナンドの耳にも入ってきます
レイターは入社一年で転職。資格を取ってから辞めるところは抜け目がないです
フェルナンドは15歳から皇宮警備で働いているので、引きこもりのブランクはあれどレイターより経験豊富です
警護官としてのプライドがあったのですが挫折
引きこもっている間にレイターが死んだと聞いて後悔する
てなことから勝手にライバル視してます


21年6月30日のつぶやき →上から目線のエース

“現実のエースには上から目線なところがある。受け取る側の気持ちを深く考えずにボールを投げてくる。けれど、推しだから許せた。”
“「僕はきのうティリー君に彼女になって欲しいと申し込んだ」
「あん?」
レイターがフライドチキンをくわえたままわたしを見た。エースは時々突然ボールをぶつけてくる。受ける側のことはあまり考えていない。それで支障のない人生を送ってきている”
第三十三話「宇宙に花火が打ち上がる」でもティリーが対応に慌てていますが、
第三十八話「運命の歯車が音を立てた」でも突然高価なドレスをプレゼントされて、庶民は困ってしまうのでした
「僕は君の前で誓うよ。僕は他人の気持ちがわからないところがあるが、人の気持ちを理解したいと思っている。もし、君に嫌な思いをさせていたら、遠慮なく言ってくれ」
エースは自分が他人とのコミュニケーションが苦手ということに自覚があるわけです
一方、レイターはコミュ力おばけ
その能力は詐欺師的でまさに人たらしです
エースとは真逆ですね
ロッキー曰く
「キャッシーきれいになったな。モデルと見間違っちゃったぜ」
相変わらず女共に歯の浮くようなことをしれしれとしゃべってやがる。
値切り交渉もお手の物
「お前、商売上手だな。助かるよ」
「まあな。盗むより面倒だが合法だ」
子どもの頃から生き延びるための術だった、ということが<少年編>からうかがえます
人の機微に長けていて心理戦はアーサーより得意だったりするわけです


<少年編>「腕前を知りたくて」

21年6月14日のつぶやき →新連載にあたり

きょうから新連載がスタートです
一気に時間は12年前にさかのぼり<少年編>へ
レイターとアーサーが出会って間もないころの物語
レイターが生まれて初めて戦闘機に乗った時のお話です
こちらが少年編のマガジンです
きょうから新連載の「腕前を知りたくて」「流通の星の空の下」のつづきです
20年10月に連載した<少年編>「流通の星の空の下」はこちらからどうぞ
きょうからスタートした<少年編>「腕前を知りたくて」は上中下の短編です
二人が出会ってすぐの少年編はアーサーの語りが多いのです
十二歳で優秀な成績で士官学校を卒業したアーサーがレイターに振り回されています


21年6月14日のつぶやき →ザブリートさんについて

実はコックのザブリートさんが初めてカラーで登場です

昔コックザブリート@2笑顔

ザブリートさんは<少年編>「流通の星の空の下」で料理長として登場
その後、<出会い編>「将軍家の鷹狩り」では五つ星シェフとしてティリーの前に現れます
ティリーは<出会い編>第二十八話「放蕩息子と孝行息子」で気がつくのです
レイターとフローラの結婚式の写真にザブリートさんが写っていることに


21年6月14日のつぶやき →アーサーの操縦の腕前について

“僕はアレクサンドリア号の戦闘機訓練で成績は上位だ。士官学校では常にトップだった。”
ここからわかることは、アーサーは実戦で飛んだことはないということなんです
レイターはわたしの目を見て逆にたずねた。
「模擬弾? 実弾?」
きのうまで連載していた<出会い編>第三十七話「漆黒のコントレール」
レイターのセリフが重いものだったというつながりが実は隠れてるわけです


21年6月15日のつぶやき→ 少年編の登場人物

<少年編>の登場人物っておじさんばっかり
<少年編>の反応が薄いのは、イケメンキャラが少ないからだろうか
元シンガーソングライターのイケメン暗号通信士
彼が出てくる話を早く公開したいな
<出会い編>二十三話「気まぐれな音楽の女神」とつながる物語です

ヌイ後ろ目微笑逆


21年6月16日のつぶやき →レイターの『師匠』カーペンターのこと

“「十三年前に引退した元S1レーサーか」
 バラドレック・カーペンター。僕たちが生まれる前にS1の記録を次々と塗り替えた伝説のレーサーだ。銀河最速の『超速』と呼ばれていた。”

<少年編>はちょっとずつレイターの過去が明らかになりますね電球
少年編の第一話が『エピソード1』になります
レイターの師匠『超速』バラドレック・カーペンターの名前はこれまでに<出会い編>で出てます
さあ、どのシーンだったか覚えてますか

答えはこちら
第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」です
「悔しいが、俺は師匠のカーペンターの飛ばしに追いつけてねぇ」
 珍しい発言だった。
「あなた、銀河一の操縦士なんでしょ?」
「師匠は死んだから、今は、俺が銀河一でいいんだ」


<出会い編>第三十七話「漆黒のコントレール」

21年6月11日のつぶやき →第三十六話からの時間経過

“ 同期のチャムールから誘われた時は、気乗りがしなかった。連邦軍の宇宙航空祭。
「結構、人気があるんですって」
「ふ~ん」”
で始まった第三十七話「漆黒のコントレール」第三十六話「クラスメイトと秘密の会話」のちょっと後の物語です
第三十六話で同級生のキャロルからあんなに背中を押してもらったのに、いまだに一歩が踏み出せないまま第三十七話に至っているティリーでした


21年6月10日のつぶやき →モリノ艦長の話

宇宙空母フォレスト号の艦長、モリノさんは<裏将軍編>「風の香り、その後」でチラリと出てきました。レイターを戦闘機部隊に呼びたがっています
<少年編>の主要人物なんです

21年6月11日のつぶやき →モリノ艦長の話②

「このおじさん、俺とアーサーが昔乗ってたアレクサンドリア号の艦長、アレック少将」二十周年祝賀会に出てきたアレック少将が、レイターとアーサーの少年時代の隊長で、その片腕がモリノ副長でした
「モリノ中佐がお前を呼びたがっている」
「副長が?」
モリノ中佐。俺がアーサーと一緒に乗っていた戦艦アレクサンドリア号の副長。今は戦闘機部隊の隊長を務めている。
「お前なら銀河一の戦闘機乗りになれると要請してきた」
というのが裏将軍編


<出会い編>第三十六話「クラスメイトと秘密の会話」

21年6月2日のつぶやき →第三十五話からの時間経過

きょうから三十六話がスタートしました
第三十五話「わたしをバトルに連れてって」でレイターとティリーが『あの感覚』を共有し、レイターが「ずっと一緒に飛んでくれ」と発言してから一週間。悩める二人の恋の行方は??・・・


21年6月4日のつぶやき →サパライアン副社長について

“ 二人のやり取りをみながら、気が付いた。このダミ声。
 サッパちゃん、というのは弊社取締役のサパライアン副社長だ。”

サパライアンパジャマ驚く柄つき

サッパちゃんは第三十一話「恋の嫉妬と仕事の妬み」でジョン・プーの代わりにバローネ理論の記者会見にでてます
ジョン・プーがバローネ理論を見つけた学生時代、サパライアン教授は指導教官でした
その頃からレイターはつきあいがあります
「はぁ~い。サッパちゃんおげんこ?」
って今日の連載と似たようなあいさつしてます
“「サッパちゃん。お元気?」
「レイターか、こっちは深夜二時じゃぞ」
通信前に先方の現地時間が表示されたはずなのに、レイターは無視している。”


21年6月6月のつぶやき →アンタレス人について

“「アンタレスはうちの星以上に殺生に厳格だからね。『行いの書』に殺人が記されたら大変だよ」
真っ赤な炎に焼かれるレイターの姿が、幼いころから教えられてきたアンタレスの業火と重なり、身体が震えた”
随分と堅物な人種を選んだもんだ。アンタレス人と言えば、倫理感と順法精神が高くて有名だ。
 このおちゃらけた、しかも法律は破るためにある、と思ってるおまえが、どうしたら釣り合いがとれるのか、想像ができんぞ。
とロッキーも心配してます
ティリーさんは、人殺しの俺に恐怖と嫌悪を抱いている。軍隊を持たないアンタレス人だぜ。俺が現役の連邦軍人だって知ったらどんな顔をするだろう。いや、言う訳にいかねぇんだ。俺が軍人で特命諜報部員ってことは。
レイターも問題点はわかっている
二人とも自分の気持ちには気づいたのに、解決策が見いだせずあきらめている


<出会い編>第三十五話「わたしをバトルに連れてって」


21年5月28日のつぶやき →二人で出かけたバトルの歴史

ティリーとレイターが初めて一緒にバトルへ出かけた時の物語がこちら
イラストは白黒で、ちょっと懐かしい
続く第四話「朱に交わって赤くなって」
ティリーはバトルをフェニックス号から見てます
第五話「今度はハイジャックですって?!」
で出てくるのはレイターが限定解除免許で大型船を操縦するところと、警備艇で戦闘機を追い詰めるところですね
第六話「アステロイドと美味しいご飯」
バトルの間はレイターと仲がいい
”レイターが気づいているかどうかわからないけれど、バトルの間はわたしに優しい。
旋回する時、急加速する時、声をかけてくれる。”


21年5月29日のつぶやき →『あの感覚』のこと

“俺は『あの感覚』を追求したい。
「戦地やレース場みたいな特別な場所じゃねぇんだよな」
「一般道か? 銀河警察の世話にはなるなよ」”
「・・・時が止まる」
「時が止まる?」
「一秒が十秒ぐらいに感じる。だから全てがコントロールできる」
「俺がゴールへ向かうんじゃなくて、ゴールが俺に近づいて来るって言う感じ」
<裏将軍編>でレイターが追い求めていた『あの感覚』
あれから6年
きょう公開の『白魔』とのバトルでついに・・・
“トンネルから真夏の日差しの中へ一気に飛び出したようなまぶしさ。
 レイターと別の世界へ飛んでいってしまったような気がした。
 二人だけの世界。”


21年5月29日のつぶやき →白魔のキャラクターについて

“白魔が目を見開き、ガッツポーズをした。
「ああ、オレはきょうの対戦を一生忘れない。誰にも言わない。これはオレだけのもんだ」
憧れのスポーツ選手に握手してもらった子どものような笑顔だった”

白魔笑い

『白魔』ってもっとクールなキャラのつもりだったのに なぜか激情やんちゃ君になってしまった
飛ばし屋にアレグロとかノーザンダとか割と理性的なキャラが多かったことの反動ですかね

アレグロとノーザンダ


21年5月28日のつぶやき →S1レーサーにならなかった訳

“さっき彼は「人を乗せて飛ばすのが好きなんだ」と言っていた。
S1レーサーにならなかったのは、それが理由なのかもしれない。”
って、ティリーはいいところに目をつけましたね

n39横目 @3頭に手

時が止まる『あの感覚』を再現したい。ルールに縛られたS1じゃ多分あの境地に入るのは難しい。戦闘機でもS1機でもねぇしょぼいファミリー船。信じられねぇぐらい幸せで、俺とフローラは船でつながってた。
というのがレイター18歳本人の弁です


<裏将軍編>風の香り、その後

21年5月23日のつぶやき →「風の香り」からの時間経過

「風の香り、その後」は前作「風の香り」からそんなに時間は経ってません
フローラが療養していたこともあり月の御屋敷には病院並みの機能があります
天才アーサーは医師免許試験にも受かってますが、臨床経験は戦艦の医務室のみ
まだ、レイターは18歳になっていないので前々作「最後の最後は逃げるが勝ち」から2か月経ってないです
そもそも「最後の最後は逃げるが勝ち」より「風の香り」の方が先にできあがっていたんですよね
暗い裏将軍編の最後に灯りをともそうと思ってました
で、「最後の最後は~」書いていたら「その後」の物語が押し寄せてきたという成り立ちなのです


21年5月23日のつぶやき →友人ロッキーの話

“ 裏将軍のアジトで会った時のこいつは、怖くて、とげとげしてて、ハイスクールの頃とは別人のようだったことを思い出す。”
ロッキーが裏将軍へ頼み事に出かけるお話が<裏将軍編>にあって、ヘレンとアレグロのことも知ってます
それが<出会い編>第二十九話の発言。
「じゃあ、ヘレンみたいに一度つきあうふりをしてみる、ってのはどうだ?」
 レイターは飛ばし屋の頭『裏将軍』をやってる時、美人幹部のヘレンとつきあっている、という嘘の情報を流してたことがある。
結局、それは恋愛にならないままで終わったけれど、つきあうふりをしているうちに本当につきあおう、って話になるかもしれない
「バカ野郎! そんなことできるかっ」
「痛っ」こいつ、今度は本気でオレの頭をはたきやがった。
間違いない。レイターはティリーさんに惚れている

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21年5月23日のつぶやき →アーサーと裏将軍編

裏将軍編はほとんどアーサーの出番がないんですけれど、ところどころでアーサーの影が出没します
銀河警察が把握できない裏将軍のアジトもちゃんと押さえてるし
特命諜報部を私用で使っているとしか思えない


21年5月24日のつぶやき →ロッキーとの関係

“「言っとくが、オレはまだ死にたくないからな、事故るなよ」
「俺は『銀河一の操縦士』だぞ! 事故るわけねぇだろがっ」
 そう言ってあいつはオレの頭をはたいた。
「痛ぇよ」
 学生時代と全く変わらないその痛みがうれしくて、オレは涙した。”

はたくゆる青シャツ

ロッキーは<ハイスクール編>でもしょっちゅうレイターにはたかれてました
この頃は、背の低いレイターが背伸びをして頭をはたいていましたが、きょうは上からはたかれたからロッキーのダメージは大きいのでは?
この関係は大人になっても続いています
<出会い編>第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」でもはたかれてます
大体、レイターが隠している本音をロッキーがペラりとしゃべっちゃうからですね
はたから見るより二人の間は対等なのです
“ヘレンが前にオレに言ったことを思い出す。「あたしはレイターを救えないけれど支えることはできるかもしれない」と”
って話は、まだ公開してないです
縦横無尽に連載してるので、いつかお伝えできると思います


21年5月25日のつぶやき →モリノ副長のこと

“「モリノ中佐がお前を呼びたがっている」
「副長が?」
 モリノ中佐。俺がアーサーと一緒に乗っていた戦艦アレクサンドリア号の副長。今は戦闘機部隊の隊長を務めている。
「お前なら銀河一の戦闘機乗りになれると要請してきた」”

モリノ前目一文字逆

<少年編>の主要人物モリノ副長
几帳面な性格で、大雑把なアレック艦長を支える常識人
戦闘機乗りの副長は12歳のレイターを戦闘機に乗せることに反対しています、という話が「流通の星の空の下」と「一に練習、二に訓練」の間にある


21年5月25日のつぶやき →ジャック将軍との会話

“「あそこの会社、ハイスクール中退は採用してねぇだろ」
「だからわしが話をつけたんじゃないか。ま、コネと言う奴だ」
「ジャック!」
「一応、親代わりだからな」
 と言ってジャックは笑った。”

n91後ろ目にやり

ジャック、あんたは俺の家族じゃねぇ。
けど、俺はあんたのために命を捨ててもいい。この恩は一生かけて返させてもらう。
それでいいだろ、フローラ。もうちょっと、待っててくれ。
 
ってことが、特命諜報部に入る動機につながってるんです


21年5月25日のつぶやき →<裏将軍編>のこと

きょうで<裏将軍編>は終わりです
フローラを失った傷が一番ひどい状態のレイターの物語
アレグロとの出会いとか、風の設計士団の話とか、ヘレンとのバトルとか、いつかお届けしますね
さあ、あしたから<出会い編>に戻りますよ
行ったり来たりしているティリーとの仲が、思わぬことから転がりだします
第三十四話「愛しい人のための船」の最後、涙するティリーを覚えていますか
続きは「わたしをバトルに連れてって」です


<裏将軍編>風の香り

21年5月22日のつぶやき →「最後の最後は逃げるが勝ち」からの時間経過

今日公開の<裏将軍編>「風の香り」は前作「最後の最後は逃げるが勝ち」と時間が並行しています
御台が地元へ帰るときはまだレイターの意識が戻ってません
ちょうど、アレグロが西の大将に旗を返還している頃じゃないかな


21年5月22日のつぶやき →レイターが着ている服の話

「バブさんがぼやいていたぞ」
「?」
「お前の背が伸びたせいで、とっておいたお前の服が着せられないって」
「捨ててねぇのかよ?」”
 ということはレイターが着ているのはアーサーのお下がりということになりますね


<裏将軍編>最後の最後は逃げるが勝ち

21年5月6日のつぶやき →リゲル星人は誰?

“レイターがバトルで飛ばす突風教習船の操縦席には、小柄なリゲル星人用のシートが載せてある。”
ここで問題です
<出会い編>でリゲル星人が出てきています。さて誰でしょう?
ヒントはこちら
<出会い編>第七話「真っ赤な魔法使いはパズルもお得意」に登場します

21年5月11日のつぶやき →リゲル星人は誰?の答え

『魔法使い』が出てきた。二十代後半のケバカーン氏本人を見るのは初めてだ。
 わたしと背の高さは変わらない。小柄なリゲル星人。真っ赤な髪の毛が印象的だ。普通の赤色じゃない。蛍光赤色だ。

n63ケバカーン笑う逆@


21年5月7日のつぶやき →アーサーとクリスさん

“ 俺は将軍家の天才少年、いやもう少年ではないな、に相談の連絡を入れた。”
今日の連載で、髪を伸ばし始めたアーサーが登場します。アーサーはレイターより誕生日が早いのでこの時点で十八歳です

18少年正面@2

”銀河警察警備部のクリス警部は、カバのような大きな口から深いため息を吐いた。
本庁に呼び出された。俺の本来の任務とは関係ない交通部の暴走族取締り会議だ”
<出会い編>で(株)銀河総合警備に勤めるクリスはこの頃、警察官でした
” 懐かしい名前だ。大柄な警察官だったクリスさん。
「クリスさんは銀総に転職したんだったな。お元気そうでなによりだ」”<出会い編>第三十三話「宇宙に花火が打ち上がる」でアレグロがコーヒー飲みながら回想してます

アレグロコーヒー逆


21年5月8日のつぶやき →アーサーとクリスさん

アーサーが髪を伸ばし始めたのには理由があります
そのお話は、いつか<裏将軍編>のどこかでお伝えしたいな


21年5月8日のつぶやき →『あの感覚』について

“ これはチャンスだ。『あの感覚』を得るための。
 師匠の『超速』カーペンターがS1レースで見せたように、バトルの最中に『あの感覚』の境地に入るんだ。
 銀河一の操縦士ならできて当然だろ”
レイターは師匠のカーペンターについて<出会い編>第三十一話でティリーに語ってます
「悔しいが、俺は師匠のカーペンターの飛ばしに追いつけてねぇ」
「あなた、銀河一の操縦士なんでしょ?」
「師匠は死んだから、今は、俺が銀河一でいいんだ」
レイターの師匠『超速』カーペンターは超重要キャラでイメージはあるのに描けなくて困ってます
これまでの会話からわかるのは、すでに亡くなったS1レーサーで『あの感覚』で飛ばすことができたレイターの憧れの人物ということ
<出会い編>第十一話のティリーとレイターの会話
「エースは天才なのよね、十二歳の頃からコースで操縦してて・・・」
「俺は九つの頃から操縦してたぜ」  
さらりと謎の過去に触れてます。なぜその年齢で操縦できたのか、というお話もそのうちに


21年5月8日のつぶやき →絶望の暗黒時代のこと

このタイミングで読み返すと悲しくなる、キラキラしているレイターとフローラの恋物語
ほとんど寝ていない。睡眠障害が再発してるんじゃないかと心配になる。
「食事を持ってきたぞ」
「う~ん、悪りぃ、食欲がねぇんだ」
 今度は摂食障害じゃないのか。とアレグロも心配していますが
第三十四話のヘレンの発言
「夜も眠れないでいたわ。赤い夢を見るのが怖い、って怯えて」
レイターにとって、この裏将軍の頃は絶望の暗黒時代。操縦以外何もできない壊れた状態ですがアレグロとヘレンのおかげで生き延びたと

21年5月8日のつぶやき →アレグロとの出会い 

初めて会った時、こいつの整備の技術には驚かされた。『風の設計士団』の老師が跡継ぎにしたがった程だからな”
アレグロとレイターの出会いには老師が絡んでます
そのお話もいつかね


21年5月9日のつぶやき →ヘレンの6年間

“「免許が取れたら顔を明かして、プロの飛ばし屋になればいいじゃない」
 賞金を賭けて飛ばすプロの飛ばし屋。レイターの腕があればやっていけるだろうが、どうもレイターは乗り気じゃないようだ。”
6年後、ヘレンはプロの飛ばし屋になっていました。高級ホテルを定宿にしており、儲かっているようです。<出会い編>第三十四話「愛しい人のための船」で5年前にはセールスマンをやっていたと話していますから、脱サラしたんですね
”彼女の姿を見るのは六年ぶりだ。あの頃、俺は警察官だった。必死に大人のふりをしていた少女は、落ち着いた大人の女性に成長していた”
第三十三話「宇宙に花火が打ち上がる」で御台を見たクリスの感想。メイクも上手になってますね


21年5月10日のつぶやき →ギャラクシー・フェニックスの収入

“ギャラリーにまぎれた撮影部隊が「裏将軍到着!」と情報ネットのギャラクシー・フェニックス公式チャンネルに動画をアップ始めた。”
このバトルを見るには、うちの公式チャンネルが一番いい。撮影部隊にはプロ顔負けの機材が与えてある。
これはもちろん、ハサム一族の財力による初期投資です。
”銀河警察内の視聴数は相当なものに違いない。ありがたいことだ。収益を運営費に回させていただこう”
と、裏将軍の側近アレグロは回収まで見込んでチームを運営しているのです。
副将の御台所は慣れない空間気流を物ともせず、ウエスタンクロスの三将と副将を次々と退けた。公式チャンネルの視聴者から御台所に投げ銭が入る。個人に還元されるシステムによって、裏将軍のレイターと御台所ヘレンの生活費が賄われているわけです


21年5月10日のつぶやき →突風教習船と老師の話

「左教官席の封印解除」って勝手に言われてます
突風教習船は中古船販売業を営んでいる老師が自分のために無免許のレイターに操縦させようと見つけてきました
レイターは大喜び
警察の検問も楽勝ですり抜ける、というお話もいつかお伝えしますね


21年5月11日のつぶやき →裏将軍と御台所

“正体不明の裏将軍、年齢性別不明。御台所とつきあっているというから男という説が主流だが、身体が小さく女かもしれない。プロのレーサーとか、戦闘機乗りとか数々の噂が飛んでいる”
裏将軍は、フルフェイスのメットをかぶっていて顔は見せません。「死ぬより怖い制裁」の時には姿を現して喧嘩するのでチビということはばれてます。恐ろしく強いです。背が伸びてからは操縦席からしか姿を見せていないのでチビのままだと思われてます
御台所の方が裏将軍より大きいことは有名でノミの夫婦と呼ばれてました。レイターはアレグロとヘレン以外にはギャラクシー・フェニックスのメンバーの前でも顔は見せませんでした。無免許が警察にばれるのが嫌だったからです。

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21年5月12日のつぶやき →裏将軍の決め台詞

“「また、死にぞこなった」
ギャラクシー・フェニックスの公式チャンネルから、裏将軍の決め台詞が配信される。”
「レイターは病んでたわ。あの頃、彼は死んだら彼女に会えるって滅茶苦茶な飛ばしをして、船に乗ったまま死にたがってた。バトルを終えると、死にぞこなった、って本気で悲しんでた」
三十四話で裏将軍の決め台詞の背景をヘレンがティリーに話してます
「裏将軍ブランドは今も力がある。俺が総長をやっていられるのも『裏将軍の元側近』という肩書きがあるからだ」
「それを言うなら、ハサム一族の財力だろ」
というのが第三十三話のレイターとアレグロの会話。6年後の<出会い編>とリンクしてます


21年5月12日のつぶやき →死ぬより怖い裏将軍の制裁

“裏将軍の側近は落ち着いた男だった。銀河統一という偉業を達成したというのに興奮するでもない。
「今後、西のエリアでも公道での暴走には裏将軍の制裁が下る。伝えることはそれだけだ」
 事務的な物言いだったが嫌悪感は無かった。”
御台の船から伝令が飛んだ。
「勅令解除。総員解散!やじ馬で警察に捕まるバカには死ぬより怖い制裁が下るわよ」
第三十三話ででてきた『死ぬより怖い制裁』裏将軍は暴走族も押さえ込んでいました。そんじょそこらのマフィアより力があったようです
「お前の言うとおりだ。組織がほころびだしてる。うちだけじゃない。どこの組織もみんな下部組織が好き勝手に暴れてて締め付けがきかないんだ。だが、『裏将軍』が戻ってくれば立て直せる」
第三十三話でアレグロが誘った背景に死ぬより怖い制裁あり


21年5月13日のつぶやき →レイターの速さについて

“「速さなら貴公子よりノーザンダのが速いぞ」
「そうなのか?」
 こいつ、ノーザンダに勝った自分は無敗の貴公子より速い、と言っているようなものだぞ。”
実際にこの一年後、レイターはエースより速かった。けれど、危険飛行を取られるわけです
第十一話「S1を制す者は星空を制す」から、さらに5年が経って、ティリーの前でバトルをするのが第三十三話「宇宙に花火が打ち上がる」この時に宇宙塵が飛んできちゃうのですよね


21年5月14日のつぶやき →連続投稿500日記念

記事が公開されました
500日連続投稿!
本当にすごいです!

「もうだめなのかも知れねぇ。フローラがいないと」レイターはつぶやいた

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2020年1月1日からきょうで500日連続投稿です
色々ありました
体調を崩した時には、もうダメかと思いました
一日一日が連なってここまでこられたことは奇跡のようです
支えてくださった皆さまに感謝します
ご多幸あれ

祝!note 500日連続投稿 記念イラストです

壁ぎわ


21年5月14日のつぶやき →優秀なクリス警部とレイター

“そもそもギャラクシー・フェニックスのアジトというのは銀河警察の交通部も把握していない。
 統一バトルの後、交通部の白パトが中型船のギャラクシー号を追いかけたが撒かれた。おそらくレイターが無免で操縦したんだろう。あいつの操縦は銀河一だ”

レイター少年とクリス笑顔

銀河警察はクリスなら難題でも何とかするだろうと思ってます。優秀なんです。
”昔から腕の立つ男だった。
昔から巨体で、そしてレイターは十年経っても彼の身長を追い超すことはできなかった”
第十一話でのクリス評。上目遣いでにらみつけてます
”クリスに言ってみたが、
「休みたい? 冗談だろ。こんな大事に日に。手当から引くぞ」
一蹴された。ああ、休みてぇ”
という第二十四話「展覧会へようこそ」のレイターとクリスのやりとり好きです
「家には、元データがあるからなぁ」
 クリスさんが愉快そうに笑う。
「ちッ」
 舌打ちしながら、レイターは携帯をクリスさんに投げつけた。
「いい子だ」
 子ども扱いされてレイターが怒っている。何だか面白い。

第十八話のバスケも捨てがたい。

「俺はそいつに会ったら一言、言ってやりたいと思っている」
「あん?」
「そいつのやっていることを、彼女に知られたら、嫌われるぞ、ってな」
「残念だな、クリス。きっと、そいつは気にしてねぇぜ」
「そうか?」
「そいつは、特定の女性とつきあう気がねぇんだ」
”クリスさんは警備部所属だったが、交通部から頼まれて俺たちの元を訪れた。レイターは銀河警察を嫌っていたが、クリスさんが出向いたということで顔を合わせた。”
第三十三話でアレグロが内幕を語ってるんですよ。気がついてましたか?


21年5月15日のつぶやき →ギャラクシー・フェニックスの解散

“「解散する」
 あっけなくレイターは落ちた。
 アーサーの読み通りだった。”
「相変わらず、将軍様はわがままなのね」
 ギャラクシーフェニックスの解散時もそうだった。自分の免許が欲しい。それだけのために総長だったレイターは、敵対していた警察の提案に一瞬で乗り、組織の解散を決めた。
第三十三話のヘレンの回想シーン
同じく三十三話、アレグロの回想はこちら。
六年前、ギャラクシーフェニックスを解散すれば、限定解除免許を与えると警察から条件を持ち出された時、総長のレイターは躊躇もせず解散を選択した。 飛ばし屋グループを統一し、これから活動を本格化させるという時だった。


21年5月15日のつぶやき →連続投稿501日記念

銀河フェニックス物語、501日連続投稿記念のイラストです

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21年5月16日のつぶやき →ハサム一族3兄弟

“六年前、俺のことを『裏将軍』と名付けたのがアレグロだった。大富豪ハサム一族の次男坊。
「レイター、お前がスーツを着ているところを初めて見るな」
 当時もアレグロは大学生だった。お下がりの服をもらっていたことを思いだす”
第三十三話です
ハサム一族は3兄弟です
上に立派で強い大兄者フォルテがいます
アレグロは六年以上大学留年を繰り返しているバカ息子なので、大兄者に頭が上がりません
フラットは二人の兄から溺愛されてます


21年5月16日のつぶやき →ヘレンの白いワンピースの話

“レイターの前では一度も着ることがなかったな。ヘレンは手にした白いワンピースを丸めてカバンに突っ込んだ。”
ヘレンが白ワンピでお出かけするお話は、またいつか

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21年5月17日のつぶやき →フラットと出かけたフードコートのこと

“フードコートで見せた苦しそうなレイターの表情を思い出す。病気で月の御屋敷からほとんど出られなかった姫さま。
 おそらく、あのフードコートは姫さまと出かけた数少ないデートスポットだったのだろう。”

フラット18

フラットの想像は当たりです
<ハイスクール編>でレイターとフローラのデートが一瞬だけ出てきてます

寝転ぶ


ティリー「サポートしていただけたらうれしいです」 レイター「船を維持するにゃ、カネがかかるんだよな」 ティリー「フェニックス号のためじゃないです。この世界を維持するためです」 レイター「なんか、すげぇな……」