人生をたのしむ方法
多くの人が勘違いしている、欲しい物を手に入れること、やりたいことをすることで幸せになる。
これは一部だけしか正しくありません。
旅行が好きな人は、
家を持たないで点々とした生活をすればいいが、出張・転勤だらけの仕事を選択する人は少ない。
今の時代、数多くの仕事があり、転勤が多い仕事も多数あります。
ですが、そういった仕事が人気が高いかと言えば、そうではありません。
旅行と出張(転勤)は別物です。
この違いは仕事があることだけです。
では、どうすれば出張も旅行同様に楽しむことが出来るのでしょうか?
出張と旅行の大きな違いは、
” 仕事がある ”、” 自由がある ”ではない。
多くの人が勘違いしていることで、旅行と出張の違いは正しくは、お金を消費するのか、それともお金を与えられるのかです。
これに気付いて理解している人は非常に少ないです。
そして、これを言われただけでも理解できていないことが、人生をたのしくできない人が多い理由です。
お金を使う行為が、
幸福感を生むという勘違いを作る。
高い料理を食べれば幸せな時間を得られると勘違いしている人が非常に多いです。
口先だけでは、「地元でとれた新鮮な食材には敵わない。」と言うことは簡単です。
ですが、あなた自身の貯金や借金をして100万円する高級なレストランで、ディナー1食を食べたとして、それに対して「地元でとれた新鮮な食材には敵わない。」と本当に言えるでしょうか?
ほとんどの人が、この100万円を使ったことに対して幸せを感じるために、そのディナーに対しての価値を探し見出します。
アフリカに住む数百万人の子供たちの多くは、
1食1000円するラーメンを一生の間に一度も食べられません。
彼らは全員不幸でしょうか?
今、ここで問いているのは「幸せの基準とは何か?」です。
彼らより恵まれているかどうかは関係ありません。
これをあなた自身に置き換えてみましょう。
家賃50万円の家に住めない貴方は幸福になれないのでしょうか?
あなたは人生の中で1度も家賃50万円の家に住むことはできません。
あなたの人生は不幸ですか?
その不幸とは50万円を支払うことが出来ないことでしょうか?
50万円の家に住むということを知らないことでしょうか?
家賃50万円を支払うことで幸福を感じることが出来るからでしょうか?
話を戻しましょう。
1泊2日の旅行と出張に行った場合、旅行では10万円の出費になります。
出張では宿泊費を含めて5万円の手当を貰えます。
大雑把なことを言えば、
旅行では10万円の出費。
出張ではー5万円の出費。
この場合、どちらが幸福になるのか考えてみてください。
出張で嫌なこととは何でしょうか?
極論を言ってしまえば、その部分を除いてしまえば旅行と出張の違いはありますか?
はっきり言います。
日常で働きながら、空いている時間に旅行をすることと違いはないです。
お金を使う = 自由を買う
という勘違いが現代人は人生の幸福だと考えている。
お金を使って何を買っているのかを正しく理解しましょう。
勘違いしてはいけないのが、物があることで幸せなのかということ、どうしてお金を与えられると幸福を感じないのかということ。
出費と収入は理論値でしかない
人生をたのしむために必要なのは、金額に惑わされないこと。
そして、身に染みているお金を使うことで幸せになるという思い込みを少しずつ開放し、お金を使うことを理解すること。
それが、資本主義経済の中で得ることができる本来の幸福になっています。
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