素敵な本、見つけました。『本のフルコース 選書はひとを映す鏡』佐藤優子著、新刊まもなく札幌から届きます。

このツイート、大好きです。

なんだか面白そうと思い、できる限り調べました。そして、やはり面白そうだと思いました。本だけでなく、Webにも色々なフルコースが。とっても楽しい企画。

今回新たに書き下ろしで2つのフルコースが本に収録されました。

端的に言い表すと・・・

札幌で書店取材を続けてきた
ライターが初めての自費出版!
選書を「フルコース」に見立てた
マニアックな「本のフルコース」!

(著者の佐藤優子様とのやり取りの中でいただいた文言です。有難く活用させていただきます。)


その後、とんとん拍子にお話が進み、取り扱えることになりました。

ご縁に感謝いたします。

少なからずドキドキしましたが、問い合わせて良かったです。とってもあったかい方で、嬉しくなりました。


埼玉県熊谷市のブックアパートメント「太原堂」の白黒ええよんの棚、方向性を模索中でしたが、光が見えた気がしました。「リトルプレス」でTwitter内を検索し、ピンと来ました。内容が素敵なのはもちろんのこと、宣伝に精力的に取り組んでいらっしゃるところにも感銘を受けました。

私も昨年から今年のはじめにかけて、色々制作し、出展し、精一杯宣伝し、たくさんの方に様々な形でお力添えいただき、大変嬉しかったです。出展する前やごくごく最近の出展していない時期も・・・本当に、ありがとうございます。冒頭のツイートは、なんだか自分のことのように思えました。自分を微力ながら応援してみたくなりました。それに、今、私は零細ながら棚主なので、ちょうど「募集中」なのも有難かったです。

今、太原堂では2棚お借りしているのですが、新しい風を吹き込んでみたくなり色々探していたところでした。昨年のあの本も、発売と同時くらいに購入したのですが、今回もできたてほやほやの新刊です。どんな本を?と思った時、新刊というのはやはりある種の価値を持っている気がします。

小さいことも、大変助かりました。元々、豆本を扱おうと思っていたのですが、諸事情により扱えていません。「リトルプレス」の「リトル」には色んな意味があるのでしょうけれど、まさに大きさも「リトル」な本なので、在庫管理もお持ち帰りも楽だと思いました。鈍器本だとこうはいきません。今は赤字ですが、ゆくゆくは黒字にしたいと思っているので、色々考えてしまいます。

札幌にも、惹かれました。熊谷は、地域に愛される某デパートで大北海道展が盛況だったりするので、北海道がお好きな方は少なくないのではと思います。というか、北海道は熊谷に限らずみんなが好きだと私は勝手に思っています。行ったことはありませんが。今、北海道は行き辛い状況ですし、そうでなくても遠方でなかなか行けませんから、なかなか手に入らないものを扱うのも大事なことだと思いました。

それに、リトルプレスなので、印刷部数も少ないです。みんなが知ってる本よりは、知らない本を置いてみたいと常々思っています。

昨年は、あまり本棚という感じではありませんでしたが、今後はリトルプレスなど希少性の高い小宇宙たちを中心に取り揃え、濃い棚にしていく予定です。急には難しいと思うので、1ヶ月に1タイトル位のペースでできたらと思っています。内容はもちろん、お人柄もふくめ、じっくり検討し、素敵な棚にしていく予定です。普通に『モモ』とかも置きたいですが、他に置いてる人もいて遠慮してしまうのと、もうみんな知ってるコンテンツだからと思ったりしてしまうのとで、選書の対象外にしています。自宅にはしっかりありますが。

「選書はひとを映す鏡」ってまさにそうだと思いました。太原堂の棚は、他とカブらないように芸術・美術の何かにしようと思っていたのですが、装丁も芸術・美術の分野に入ると私は思うので、OKです。

それに、選書の話ですし、選書もアートだと私は思います。しかも、素敵な企画・・・。

中身も拝見し、さらに自分の棚に置きたくなりました。

というわけで、近日中に棚を改装します。4月中に登場予定です。私もいつか、素敵な本を出したいです。昨年限定3部で出した作品集はおかげさまで完売(本当にありがとうございます!)でしたが、限定過ぎたのとつくるのが大変すぎたので、今度はもうちょっと別の形でできたらと思っています。

別の形の場合、別の形の大変さがあるのかもしれませんが・・・。

フルコースの本が出来る過程にも思いを馳せ、この本はすごい本なのだとあらためて思いました。素敵な作品を、棚に置かせていただき大変うれしいです。

書き足したりするかもしれませんが、ひとまず投稿します。

ありがとうございます。それでは、また。


※その後、動画を投稿しました。40秒ほどです。


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