深夜のノリで殴り書く、自分にしかわからないかもしれない感覚の話。
昔から、いろんな台本を読むたびに、やってみたいと思う役は男性のキャラばっかりだった。
私が6番シードに入ったばかりの頃は、公演ごとに劇団内でキャスティングオーディションが行われてる時代で、
その際に、どの役をやりたいかを役者が自己申告するシステムだった。
なので、当時の私は素直に、やりたいと思った役を申告した。
それは時として男性のキャラクターだったりした。
ある時は、芝居を見てもらう前に「申し訳ないんだけど、女性の役にしてほしい」と言われ、その役のオーディションを受けるのを