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左利きだけど、万年筆はじめました。

はろーはろー。
しいなです。
今日寒いね。道歩いてただけなのに寒くてお腹痛くしました。
椎名消化器激弱問題。

先日、銀座で新たな武器を手に入れたのです。
先日のいきさつはこちらをご覧ください(無駄に長いのでご注意ください)
椎名が手に入れたもの。
それは、

万年筆!(ばばーーーーーん)

初心者にもやさしいPILOTの『kakuno』

子供の頃、実家の文房具の引き出しに入っていた、おそらく父のものであろう物を見て、その存在は知っていた。試しに書いてみたこともある。
が、しかし!!! 我らレフティ左利きにとって、万年筆は習字の筆に次ぐ宿敵と言っていいほど相性が悪いアイテムなのでありまして。
当時の何にも知らんワタシは、試しに書いてみたらガリガリ!ってなって全然うまく書けない上にすぐにインクが出なくなる現象に、
「なんじゃこりゃ!全然書けへんやないか!」と怒り心頭(イヤまあそこまでじゃなかったし東京出身なので関西弁じゃなかったはずだからこの表現は全体的に盛ってますすいませんでした)
その後の人生に万年筆が絡んでくることはなかったのですけれども。
ついにその扉を開けてしまったのですよ。先日。

ゆっくりやさしく書けば左手でも書けた

左利きの人って、筆圧が強い人が多いらしくてだな。
本当にあれよ。
文房具ガチ勢にとってものすごくテンションが上がるカラーインクボールペン
(記憶に鮮明なのはPILOTのハイテックCとか)がね。
秒でかけなくなるのよ。新品がよ。3文字目くらいでさっそく掠れ出すのよ。
許せなくね?(ガチ勢による異様なテンション)
文字はそもそも筆を持った右手で美しく書けるように作られていてだな。
その流れに反する左手による文字書きは、とにかくもう流れに反する行為。
例えるなら、新横浜駅から、SnowManのライブが終わった直後の横浜アリーナの入り口に向かって歩くようなもの。(果たしてそうだろうか)
なので、多分、自然と筆圧が高くなるんだと思うんだ。
なにしろ新横浜駅に向かって帰っていく群衆を掻き分けて進まなければいけないから。(その例えで本当にいいんか)

そんな左利きが万年筆で文字を書くなんて…とずっと思っていたのですが、
ゆっくり、やさしく書けば、意外と書けたんす。
え!!!!!意外と書ける!!!!!
調子に乗ってつい力が入ると途端にインクが途切れて字が消えるので、結構シビアではある。が、書ける!!!!!
万年筆は左利きには無理、じゃないことがわかりました。
やったね。

左利き用の万年筆も存在する模様

世の中には常に10%の左利きが存在しているらしいです。
どんな時代も、総合するとなぜか全体の10%なんだそうです。
理由はよくわかっていないらしいです。
(総合すると、その話ホントかよ、となる)
つまり日本には1250万人の左利きが存在することになります。
1250万人いたら、それ用の道具がもっとあってもよくね?って気持ちになるね。
急須とかね。スープバーのおたまとかね。
(この件は話しだすと止まらないのでまたの機会に)
なので、1250万人が悲しまないように、ちゃんと左利き用の万年筆もあるらしいです。GJ世界。
『左利きさんが使いやすい万年筆って?』←ネットの記事です。オススメとか載ってる!
左利きの文具屋店員さんによる左利き万年筆のススメの記事もあった。

え。いいやん。え。
なんだこれ。なんで今まで知らんかったんこの世界…
という感動に包まれる昨今の椎名です。

椎名はまず、伊東屋で『初めての万年筆におすすめ!』と書かれていた、
PILOTのkakunoにチャレンジしてみました。
そして、インクは、なんか良さげな色がたくさんあった色彩雫シリーズの『紺碧』ってやつにしました。

ちなみに、やんごとない銀座の蔦屋書店には、一本33万円の万年筆が売っていた。
まじやんごとなし。
おれ、とんでもない沼に足を踏み入れたのかもしれない。


なんでもいいから字を書きたくなったので、本日の日記を書いてみました。

色のムラもまた味で良いですね

こうなってくると、次に目指すのは蔵前のカキモリだな…
(オーダーメイドで万年筆のインクが作れるらしいお店)

ここ数日で、文房具について無知な割にガチ勢椎名のオタク感が前面に出過ぎて、
みんながちょっとひいてるんじゃないかと心配になっています。

あでゅう。

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