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初の冬日と「第10波」の兆し。2024.1.27。

 寒いと思っていたら、東京もかなり温度が下がり、今週は冬日も記録したらしい。

 今日も寒い。

 気がついたら、1月も終わりに近づいている。

 天気はいい。


カット&カラー

 午前9時前に家を出る。

 人通りが少ないと思っていたら、駅に近づくと電車が来たせいか、かなりの人とすれ違う。

 カット&カラーの店の前には、中年女性が一人、少し寒そうに待っている。

マスク

 駅に着く。

 改札の上の電光掲示板では、他の路線の遅れを知らせている。

 駅のホームには、先週よりも人が少ない。10数人ほどしかいない。

 マスクをしている人が思った以上に多く、目測で4割くらいに増えてきていると思う。

ベビーカー

 電車が来て、電車に乗る。

 駅に着くたびに、人が少しずつ増えてきている。

 2つ目の駅で、ベビーカーを押す男女のカップルが乗ってくる。

 私は2両目の、車イスとベビーカーのマークがついているスペースに立っていたので、そこを空けた。

 そうしたら、それだけで、ベビーカーを押している人に会釈をされ、私も頭を下げた。そんなに気を使わせて申し訳ない気持ちと、それだけ周囲に気を配っているかもしれないと思うと、なんとも言えない思いにもなった。

クルマ

 少し遠い場所では、母親らしき女性と女の子2人の家族が、ずっと話をしていた。

 小さい女の子は、ドアの窓のところギリギリくらいの背の高さで、ずっと外を見ていた。もう一人の女の子は、もう少し背が高く、女性とずっと会話をしていた。

 穏やかで楽しそうな空気はずっとあったのだけど、終点ひとつ前の駅で、小さい方の女の子が、女性に何かを話したらしく、その後に、もう一人の大きい方の女の子に、「むちゃくちゃきれいな色のクルマがあったんだって」という話をしながら、降りて行った。

 私も、ぼんやりと窓の外を見ていたけれど、いつ、どこでそんなクルマがあったのだろうと思ったし、どんな色のクルマか見たいと思ってしまった。

終点

 その路線の終点に着く。

 私が乗ってから10分ほどの短い時間で、次の路線に乗り換える。

 車両の中は、それほど混んでいる感じはしなかったけれど、終点に着くと、人が一斉に降りて、ホームがいっぱいになる。どこにこれだけの人が乗っていたのだろうと一瞬不思議な気持ちになる。

合唱

 改札を出て、歩いて、次の改札に入って、階段を降りて、ホームに着いた。

 今日も隣のホームの録音された英語のアナウンスと、ここのホームに響くアナウンスのタイミングがほぼ一緒で、男女の違いがあるが、合唱のようだった。

 内容は、もうすぐ電車が来ます、という注意喚起だった。

投資

 電車が来て、電車に乗る。
 それほど混んではいない。
 他の人とくっつくような距離ではない。

 少し遠くで、何かについて会話が続いているのが聞こえてくる。

 ドアの上の小さい画面では、さまざまな広告が繰り返し流れている。

 その中で、投資に関することが、特に最近目立つようになった。

 大きな駅で、一気に人が降りていき、ちょっとガランとした車両になった。

 この電車の中でのマスク着用率は、パッと見た感じは4割くらいに思えた。先週よりも、少し増えたような気がする。

 遠くから、せきの声が聞こえてくる。と思っていたら、続けて、何度か聞こえてくる。

待ち合わせ

 目的の駅に着く。
 ホームを歩いて、階段を登って、改札を出る。

 構内で、誰かと待ち合わせをしているらしい人が、今日は比較的多い。

 その空間の隅っこに、駅のスタンプが置いてある台があって、その端にテープで止めてある除菌アルコールポンプを使ったけれど、他の人は誰も利用していなかった。

道路

 駅の構内を出ると、ずっと使ってきた階段が工事中なので、もう少し遠くの階段を降りて、道路を歩く。

 ほぼ誰もいない。

 工事は続いているから、その関係者はいるが、今日は、3人くらいしかいない。

 歩いている人は少ない。

 静かだった。

親子

 向こう側から、親子連れが歩いてくる。

 小さい子どもが、母親と思われる女性から、少し離れるように小走りをして、立ち止まって、女性が追いつくのを待って手をつなぎ、そのまま一緒に少し歩くと、また手を離して、子どもが先に走る。立ち止まって、また手をつなぐ。その繰り返しで、だんだん近づいてくる。

 かなり距離が近くなってから、遠いときは、女の子だと思っていた子どもが、男の子なのに気がつく。

 二人は、穏やかで楽しそうにすれ違っていった。


「第10波」の兆し

 新型コロナウイルスの感染は昨年11月下旬から年が明けても増える傾向が続き、流行の「第10波」の兆しも見せている。理化学研究所(理研)と京都大学の共同研究グループは昨年末、症状が収まった後もウイルスが心臓に残存すると心不全のリスクが高まる可能性があると発表した。同5月に感染症法上の位置付けが5類に移行し、人々は「コロナとの共生」の日常に戻っているが、流行ウイルスの性質が大きく変わったわけではなく、油断はできない。厚生労働省は今冬期の流行拡大に注意を呼びかけている。

(「Science Portal」より)

 あまり注目もされていないが、新型コロナウイルスの感染は明らかに増加傾向で、「第10波」の兆しと見られている。やはり、この時期になると、2020年から2022年までと同様に、また増加しているようだ。

 ただ、それほど大々的に報道されているわけではない。

 さらには、コロナ感染後、症状がおさまった後でも、心不全のリスクが高まる可能性まであることが明らかになったのだから、まだ分からないことがあるウイルスなのもわかるけれど、心臓の病気の経験がある自分にとっては、重症化リスクのある家族だけではなく、さらに不安が加わった。

 だけど、そうした持病や重症化リスクと関係がない人にとっては、すでにあまり関心を持てない話題になっているのも事実のようだ。


夕方

 午後4時過ぎに用事が終わって、朝おりた駅へ再び向かう。

 寒い夕方になっている。

 駅まで商業施設のそばを通って歩いているのだけど、それなりに人はいて、だけど、にぎわっているような感じは少なく、静かに思える。

 駅に着いて、改札に入って、階段を降りて、ホームに着く。

 自分が目的としている駅止まりの電車が来る表示があった。

 だから、いつもよりも車両が空いているかも、と思ったが、実際に電車が来たら、そこそこ空いている程度で、やはり、いつものようにドアのそばに立った。

 マスク着用率は、4割くらいに見えるから、先週よりも多くなっているのかもしれない。

100人

 ドアの上の小さい画面では、さまざまな情報が流れている。

 最近、よく見かける、短い時間でビジネスなワードが多く出てくる広告がある。

 今回は、100人がそれぞれ自分のオリジナリティを極めていけば、100人が100通りの突出した存在になれる、と語っていた。

 反射的に、そんな簡単に行くわけがないと思ってしまうが、画面の右上に「ひとつの意見です」という言葉も、同時に表示されていた。

 きちんと保険もかけているように思えた。

ニュース

 そんなことをぼんやりと思って、少し窓から外を見ていたとき、ニュースが始まっていた。

 被災地に防犯カメラ
 外国人労働者 過去最多
 池田佳隆議員ら 起訴へ
 通常国会召集
 節分前に巨大お多福面

 目的の駅に着いた。電車を降りる。

防寒

 今週も寒かったし、これからも寒そうなので、レッグウォーマーなどが安くなっているかもと思って、久しぶりに駅ビルに寄った。

 年が明けて、安くなっている商品もあったし、アームウォーマーも買った。

 これで、少しは防寒になるかもしれない。

夕暮れ

 そのあと、また違う路線の電車に乗った。
 午後5時を過ぎているのに、まだ外は明るい。

 確実に、日が伸びてきたようだ。




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