見出し画像

バイデン大統領の髪型と、富裕層

 いつの間にか、アメリカの大統領選がおこなわれる年になっていて、今もバイデンとトランプが有力な候補だと知った。

 今も、いろいろな意味で最も力のある国のトップを、この二人のどちらかしか選択肢がないとすれば、それは、ちょっと怖いことだと思う。


バイデン

 バイデン大統領が、どんな人なのか。それを少しでも知る知識も情報もなく、それほどの興味も持てないせいか、わからないままだ。

 だけど、最初にバイデン大統領をテレビ画面で見て、そして、久しぶりにまた見かけたけれど、その印象は変わらなかった。

 それは、その髪型のせいだ、と思う。

 高齢男性で、白髪で、だけど、いつ見てもきれいに、それも押し付けがましい主張がなく上品に整っている。

 このスタイルをキープするのは、かなり難しいし、それに頻繁に美容室に行く必要があるはずだ。

 もちろん、私も専門家ではないけれど、セルフカット歴も40年になるので、それなりに関心が高いけれど、その程度のことは、おそらくは誰でもわかると思う。

富裕層

 このバイデンのような髪の整え方は、日本でも見た記憶がある。

 高齢で、70代以上で、頭髪は白髪になっているが、明らかに富裕層に属する経営者。医師。もしくは何をしているかわからないけれど裕福に見える人たち。

 まるで同じ美容院に行ったかのように、きちんと整えられていて、さらには、時間をおいて複数回見かけることがあっても、必ず、同じように整っている。

 そのこと自体が、ある種の豊かさや、もしくは貫禄のようなものを醸し出していて、同じ階層に属していることの象徴のようにさえ見えることがある。

 だから、私のように貧乏な人間にとっては、どこか近寄りがたかったり、自分とはあまり関係がないように反射的に感じることさえある。

 高齢になれば、誰でも若い時と同じような髪のボリュームやツヤを保つことは難しいと思えるのだけど、そういう状態になったとしてもきれいに整え続ける財力がないと、富裕層とは言えないのだろうし、そういう技術を持った美容院を知っている、ということも、その条件に入るのかもしれない。

 そういえば、もっと昔の写真や映像を見ても、いわゆる富裕層の高齢男性は、バイデン大統領のような髪型をしているような印象がある。

 見た目というのは、やはり今でも思った以上の情報を伝えてくれるのだと改めて思った。

独特の髪型

 高齢になって独特の髪型をしている男性の一人として、やはりトランプ元大統領がいる。日本だと、内田裕也氏が、自身のイメージにもピッタリだった白髪のロングヘヤーをしていたことを思い出す。

 そのことによって、何も言わなくても、その人のキャラクターを雄弁に語っているけれど、そのことがリスクになるのは、髪型の独特さに本人がフィットしていない時だと思う。

 トランプは、あれだけのことがあったのに、また大統領候補として名前が上がっていて、しかも、再選もあり得ることが、とても理解がし難い部分はある。

 ただ、トランプは、明らかに超富裕層であるにもかかわらず、言葉使いも上品とは言えず、だけど、そのために富裕層だけではなく、幅広い層にアピールし、「オレたちのトランプ」というイメージを形成しているらしい。

 トランプは、独特の髪型をしている。それは、自分の現在の頭髪状況に合わせての髪型であるのだろうけれど、バイデンのような典型的な高齢富裕層ヘアーを選択していない。

 トランプのあの髪型をキープする方が、技術的にはもしかしたら高度だし、それこそ富裕層でしか可能にならない状態かもしれないけれど、だけど、一見、あの独特の髪型は、個人的位は、昔ロックンロールに夢中になって、リーゼントをしていて、そのことが忘れられないような高齢男性にさえ見える瞬間がある。

 だから、あの独特の髪型さえ、ある層の人たちには「オレたちのトランプ」という印象を伝えられるのかもしれないと思うと、考え抜かれた戦略が形になっているかもしれない。そう考えると、人に支持され選挙に勝ち抜くことを徹底する、という凄みを感じさせる。


 髪型は、やっぱり大事なので、自分も少し気をつけようと、思う。とても遠い例だけど。





#バイデン大統領   #トランプ元大統領   #アメリカ
#髪型   #最近の学び   #コンテンツ会議
#富裕層 #白髪   #高齢男性   #毎日投稿

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

最近の学び

記事を読んでいただき、ありがとうございました。もし、面白かったり、役に立ったのであれば、サポートをお願いできたら、有り難く思います。より良い文章を書こうとする試みを、続けるための力になります。