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ギリシア・ローマ神話

前回の読書日記の投稿から
一ヶ月以上が過ぎていて、
その一ヶ月、本を読んでいなかったのではなく、一ヶ月かけてギリシャ神話を上下巻、読み終えたのでした。

なぜこんなに時間がかかったのかというと、
内容が本当に難しかったから。

まず、登場人物達の名前が難しい。
誰が誰で、誰の何なのか、
すぐにわからなくなってしまう。
ウェルギリウスとか、エウリュアロスとか、
ティベリヌスとか、ライストリュゴン人とか、
こんな人たちが、どんどん出てくるのです。
同じように地名もかなり難しい。

岩波少年文庫、ブルフィンチ作、野上弥生子訳という、比較的読みやすいものの筈なのにね……

読んでわかったことは、まず、
神様に好かれると
圧倒的に得するってことです。

戦争の中でも神様が味方してくれると、かなり優位のようでした。(味方してくれても、亡くなってしまうこともあるんだけど)

そして、神様に嫌われると、かなり悲惨だということも。神様たちは、人間に対し嫉妬もバンバンするので、そういうふうに目をつけられて、散々な目に合う人もいます。

神様の感情が、人間の感情と相違無いことも面白く、神様と人間が普通に触れあい、恋愛して、子供まで生まれたり。

だからいよいよ、人間の中での優越というもの、誰が凄くて凄くない、とかそういうのって本当に無いのかもしれないなと、あまりにも壮大な世界観に触れてフラットに考えられるようになりました。
みんな凄いけど、別にみんな凄くない、みたいな感じに。

でもやっぱりゼウスのパワーは凄そうなので、どうしても実際にその気配を感じたくなりました。
初夏の旅行の手配をしているのですが、
なななんと! アテネの、ゼウス神殿ビューのホテルのお部屋をとることができました。
ギリシャ神話を読み終えたこのタイミングで、これはかなり歓喜。
同じホテルでは、アクロポリスビューが断然人気みたいですが、私は絶対ゼウス神殿ビューが良かった。

誰に好かれるより、ゼウスに好かれると一番無敵です。今年の夏はゼウスパワーを存分に吸収する予定♪💗

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