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両腕のないスイマーの教え

いよいよ、東京2020パラリンピックが開催されます。
日程:2021年8月24日(火) – 2021年9月5日(日)

パラリンピックは障害者のためのスポーツ競技大会なので、障害のある人のみ参加資格(要件はあります)があります。具体的には、視覚障害や脳性麻痺(まひ)、運動機能障害、切断などの障害のある方が出場することができます。

以前、TVで見た大変印象に残っている、パラリンピックの代表を目指す、両腕のないスイマーのインタビューをご紹介したいと思います。

彼は報道番組の中で一流のアスリートとして、日々鍛錬を怠らない真面目な選手と紹介されていました。

記者からインタビューで以下の質問がありました。

記者「もし、あなたに両腕があったら何をしたいですか?」

まだ若い選手です。

友達とドライブに行きたいです。とか、

恋人と手つないで歩きたいです。とか

趣味を作って楽しみたい。とか

私はどんな回答をするのだろうか、
想像していましたが、
彼の回答は意外なものでした。

「普段、食事や支度、移動など、母や周りの方々にサポートして頂いていますので、1つの腕は自分の為に使いたいです。自分のことは、自分でできるようになりたいです。そして、今日ここまで競泳を頑張ってこれたのは、皆さんのサポートがあったからだと本当に感謝しています。だから、もう1つの腕は、自分の為ではなく、誰かの為に使いたいです。」と応えていました。

両腕のある私が、両腕を失った時に同じように思えるのか、彼のように前向きに生きられるのか、私は自分の生き方やわがままな考え方に疑問を持ち、考えを直す、きっかけになりました。

そして、普段から、少しのゆとりと余裕を持つことを心掛けるようになりました。それは、自分のことだけを追求するのではなく、周りの方々への感謝したい気持ちを形にして、純粋に恩返しするチャンスを掴むためです。

パラリンピックの話題になると、彼から教わったことを思い出す、という記事でした。

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