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【2021No.81】ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

こんにちは、こんばんは。

最近マスクをつけたま運動することが多くなり、ニキビが急に増えてきたので本日、人生初の皮膚科に行ってきます。淳朗です。
#マスク早く外したいね

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【はじめに】

さて、いつもならInstagramで読書記録を書き記していたのですが

本日からは淳朗の読書記録はnoteに完全移行します。

理由は?なんで?

と聞かれると特に大した理由はないのですが

ただ単にInstagramで複数アカウントを管理することが面倒になったからです。笑

なんと言ってもnote毎日投稿のライフセーバーになるので、、、

ということで、読書記録新章第一発目始めます!

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【ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー】

実のところ、ビジネス本であれば必要な情報だけを羅列して要約を作成するだけでいいので手軽にできるのですが

小説になるとこれが少しやっかいなもんで物語の詳細な内容や流れを抑えないと人に説明するのが難しんです。

いや、実は簡単なのかも知れませんがわたしは苦手意識を持っています。

なので今日は俯瞰的にこの小説を見た時の感想っぽく何でも書いていきます!


この小説で一貫して感じたことは

私たちには見えていない世界がまだまだある

ということです。

具体的に言うと、差別や格差、階級社会や子供の行方不明など世界にはまだ多くの不平等や不条理が残っています。

このような問題は決してニュースやメディアで大きく取り上げられることはありません。

個人的にはこのようなニュースは放送時間枠の帳尻合わせとして使用されているだけに過ぎないと思っています。

どうでもいい有名人のスキャンダルであったり、政府官僚の不祥事など世の中にとってそれほど大きな影響も与えないようなニュースばかりが報道されています。

そこでもっと目を向けるべきは世の中の不条理なのではないでしょうか。

この本ではイギリスでのお話をしていたのでそれを例に取ると

イギリスではいまだに階級社会が存在しており、

同じ英国人同士でも差別発言を発したり、

そもそも上流と下流の出身の違いだけで住む場所も、受けられる教育も変わってきます。

そんな国内の状況から目をそらして

やれ、Brexit(英国のEU離脱)やら緑の党やらで連日ニュースはまともに国内の深層にある問題に目を向けない。


私たち日本人の中にも少なからず格差は存在しているわけで、

特に近年、世界的に見ても日本国内での相対的貧困率が格段に上昇しつつあります。

ほかにも爆買中国人の背景には日本国内製品の低価格化、つまり経済の鈍化がありました。

しかし、メディアでは決して日本のネガティブな部分は放送されません。

相対的貧困率が報道されていることは目にしたことはないし、

爆買中国人のときには何を買っているのかしか調査せずに、なぜそんな状況になっているのかを深く分析して放送したニュースはありませんでした。


このように私たちはこの世の中のことを知らなすぎるのです。

ニュースを見ることで最近の流行や時事ネタを探ることはもちろん大切ですが、それだけで世界を知った気になってはいけない。

そんな気がします。


いつか、もっと解決すべき問題をメディアが取り上げる日が来ることを望んでいます。



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