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終わりゆく夏、終わらないナス🍆

錬金術師の家庭菜園

1年前の投稿でも書いていたけど、ここ数年の夏の気候は、🌞かんかん照りの猛暑か☔大雨・台風かって感じで、何か極端。農家の方はもちろん、家庭菜園をする僕らにとっても試練の季節となっています😫
今年の8月も、上旬の猛暑から一転、ずっと大雨が続いてて、他の地域では災害も起きている。やっぱ、気候がおかしいよぉ…😰

この季節外れの長雨で、うちのトマト🍅はまだ少し残っていた実が割れてしまい、強制終了。ちーん。粘ってたキュウリ🥒やズッキーニも、茎が腐って終了…
しかし一方で、復活した作物もあります❗ その一つが、お水大好きナスさんです🍆

今回は、美味しいナスの作り方やお料理について、書きたいと思いまーす😊

1.Asian Beauty?

トマトピーマンジャガイモは同じナス科だけど、いずれも原産地は南米。これに対してナスは、インド東部の暑く湿潤な地域の出身だとされる。
そういえば何となくアジアンな印象だなあ。「茄子」って漢字もあるしね。
他の3つと比べて特に水が大好きで、ちょっと異質な存在でもあります。湿潤な日本の気候にぴったり。

そのせいか、日本での栽培の歴史は古く、奈良時代の頃に中国から伝わったそうです。その名の由来は、夏に実が成るから「なつみ」→「なすび」→「なす」と変遷した(諸説あり)。なつみちゃん🥰…カワイイじゃん❗
昨夏の投稿で、夏野菜の王者はトマトだ❗って書いてたけど、歴史的にはナスこそが、日本の夏野菜の主役だったのかもね。

ナスの品種はめっちゃ多い。日本だけでも数十種類あるそうで、各地に伝統的なご当地品種があります。実の形や大きさで大まかに区分すると、長い順に、長ナス中長ナス千両ナス丸ナス小ナスなど。
うちでは近年、千両ナス(トップの写真)と長ナス(下の写真)を栽培しています。

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ナスと言えば、濃い紫色が美しいイメージだけど、実の色も様々で、薄紫やピンク、薄緑、真っ白(まさに'eggplant'だ)なのもあります。
ちなみに、あの紫色の色素は「ナスニン」という名前だそうです。これまた日本的でカワイイ😍 ポリフェノールの一種で、抗酸化作用があるそうな。

2.最初はスッキリ骨太が理想

それではナスの栽培について、僕なりの視点でざっとお話を。

ナスは、種から育てると真冬からの長丁場となって大変だし、一株で数十個も実が成るので、家庭菜園なら苗を数株買って植えれば十分
できれば接ぎ木苗をお勧めします(理由は後述)。少々値が張るけど、数株だけなんで。

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うちでは毎年、4月末の大型連休に苗を植えつけます。
でも、蒸し暑いのが好きなナスは、春の肌寒さや強風に弱くて、葉っぱがボロボロになりがち。あまりひどいと成長に響くので、最初のうちは肥料の空袋で作る「あんどん」(写真左)か、苗カバー(右)を被せると安心です。

あんどんと苗カバー

あ、これらはナス以外の写真です…

支柱はそれ以上に必須。強風に遭うと、倒れたり折れたりします。
よく見かけるのは、下の図のように3本の支柱を交差させて立てるやり方ですね。(ウェブサイト「サカタのタネ 園芸通信」より引用)

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ナスはうまく育てれば人の背丈以上に巨大化するので、僕がときどきお手伝いに行っている有機農家さんでは、こんな大掛かりなことをされています。

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金属製の支柱に、ロープで枝を吊っている。スゴ~い壮観😲
でも僕は1本の支柱しか立てません。経験上1本を土に深く差して、茎をしっかり固定させとけば大丈夫なので。コストと手間の削減です。

とはいえ、植えた苗の生育初期にはどんどん出てくる脇芽を整理して、茎を上の図のとおり3本仕立てにしています。

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メインの茎に一番花が咲いたら、そのすぐ下の脇芽2本を残して伸ばし、それより下の脇芽は全部取っちゃう❗
太い茎3本だけの、スッキリ骨太なお姿に🧘‍♂️ こうしたほうが後の茎の成長が良く、実付きも良いんです。その3本から出てくる脇芽は伸ばします。

3.潤いたっぷりで、ハリツヤを保つ

さっき書いたように、ナスはとにかくお水が大好き🛀💦
雨が1週間も降らなければ、周囲にたっぷりと水やりをします。(生育初期は、株元だけに水をやると根っこの成長を阻害するので注意)

ナスの成長にとって、6~7月の梅雨はすごく重要❗ みずみずしく、ぷりぷりで黒光りする実たちが、勢いよく次々と伸びてきます。

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そして、収穫が追いつかないほどの大量収穫に恵まれます🥰

ところが、空梅雨ぎみだったり、梅雨が開けて猛暑になったりで水分が足りなくなると、目に見えて潤いが無くなっちゃう😔
葉っぱはしおれて垂れ下がる。実の成長も急減速し、ハリ・ツヤが無くなってお年寄りの肌のようになります。これ、分かりやすい写真⇓

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あと、ナスには水だけでなく、肥料もけっこう必要です。木の枝のように立派な茎を張りめぐらせ、大きな実を大量につけるからね。
苗の植え付け時には、底の土にしっかり元肥を入れておき、一番花が咲いたら1回目の追肥を周囲にパラパラと施す。以後、2~3週間おきに追肥を繰り返します
とはいえ忙しい時期だし、暑くて辛いし…正直、2回できれば御の字かな😅

4.病虫害、やたらと種類は多いが…

ナスの病気や害虫について書いてある本やサイトを見たら、ぎょっとする❗ トマトと並んで、やたらと病害虫の種類が多い…😨
でも、その多くは実の見た目を悪くしたり、収量を減らしたりするもの。自家消費のための家庭菜園ならば、さほど神経質にならなくても良いかな、というのが僕の実感です。
これは気をつけたほうがいいという病害虫だけ、書いておきますね😊

ナスの病気の中では、青枯(あおがれ)病半身萎凋(いちょう)病が、けっこうヤバイ。土中に特定の細菌(前者)や糸状菌(後者)が繁殖すると、根っこから侵入してナス全体がしおれ、最終的には枯れちゃいます。
特に青枯病は、苗が順調に伸びてきたなって頃に突然しおれ、あっという間に枯れちゃうので、かなりショック😱 いずれも発症したら治療法はなく、株ごと抜き捨てて他への感染を防ぐしかない。うぇ~ん😭

対策としては3つ。
ナス科野菜の連作を避ける。土中の微生物の多様性が崩れ、いわゆる連作障害が起きやすくなります。詳しくはこちらの投稿を参照。
接ぎ木苗を使う。接ぎ木苗とは、根っこと茎の根元だけを病気に強い品種にして、その上に収穫用の品種をくっつけた苗のことです。
③畝を高くして水はけを良くする。(青枯病)
これらの対策が奏功してか、僕は近年全く被害に遭っていません😊

他にも、葉や実に斑点・アザがつく色んな病気があるけど、僕はあんまり気にしない。土に含まれる菌などが葉に付着して広がるパターンが多いので、④マルチを張って泥はねを防ぐ、⑤裾のほうの葉は除去するとよいです。

次はナスの害虫。数多い害虫の中で、比較的被害が大きいのはテントウムシダマシアブラムシヨトウムシかな。
テントウムシダマシは葉にいる卵や幼虫のうちに、アブラムシは葉にびっしり広がる前に、捕殺してしまいます。ヨトウムシの幼虫は夜に葉を食べ、昼間は周辺の土中に潜んでるので、土を軽くほじって見つけ次第、捕殺❗ 
他にも8月になると色んな害虫の被害が出てくるけど、これらも僕はあまり気にしていないので省略。実を食べられれば良しってことで😓

5.若返り術で復活❗ 秋ナスへ

そんなこんなで、8月になると水不足、害虫、そして老化でナス全体がヨボヨボ、ボロボロになって、収穫する実の大きさも量も今いちになります。

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他の夏野菜たちが次々と終了していく中で、どっこい、ナスはまだまだ終わらない。若返りの施術をすると、リフレ~ッシュ❗ 見事に蘇るんです。
その施術の名は、更新剪定切り戻しとも言います。
老化した枝葉の上半分を、全部切り落としちゃう。加えて周囲の土にスコップをグサグサと差し込んで、根っこまでも切断しちゃいます。
さらに、ここへ追肥(3回目)も投入します。

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下は現在の写真です。この長雨に恵まれて、新しい脇芽が次々と出現。新たに花も咲いている😃

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この更新剪定をすれば、10月頃までいわゆる「秋ナス」を楽しめるんです🥰
秋ナスは、実が小さいけど柔らかく、旨味があって美味しいんだよな~。楽しみだ🤤

以上、野菜に例えるとナスのイメージだね、と妻に言われるケータが書きました🙇‍♂️(どのへんが❓)

6.ナス尽くしのお料理

ここからは、てんてんが、この夏の我が家の食卓を彩ったナス料理たちをお伝えしまーす💖

ナスって子どもが嫌いな野菜のランキング上位に入る野菜らしいですね。こんなに美味しいのに、、、、😮‍💨
ナスは油で調理すると、油を吸収して、ふわふわとして美味しくなるので、新鮮な美味しい油を使います。そしたら、美味しさが全然違う😍

まずはイタリアン❗️

多めのオリーブオイルでたっぷりのニンニクを軽く炒めて、そこにナスを入れちゃう。塩コショウして、最後にトマトとバジルをさっと混ぜて、出来上がり❗️
飾りに生バジルを添えれば、気分はイタリアン🇮🇹🎶🍆 隠し味に醤油をひとたらし。

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お次は、なんちゃってガパオライス❗️

ニンニクとひき肉を炒めて、そこに刻んだナス、ピーマン、トマト、キノコ類などなんでも入れちゃう。味付けはナンプラー&ソイソース(醤油)💖 お好みで胡椒もちょいと入れてみました。
最後に刻んだバジルをいっぱい混ぜ合わせて、目玉焼きをトッピングすれば、なんちゃってガパオライス🍆🍆🍆

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そして定番の和食、揚げ出しナス🍆🍆

ナス、ピーマン、パプリカを油で揚げて、生姜醤油をさっとかけていただく💖💖シンプルだけど、ナスの旨味たっぷりで、夏に何度も食べたくなる逸品

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こちらはナスとカボチャ、オクラの揚げ浸し🍆

野菜を油で揚げて、まだ熱いうちにだし汁・生姜にジュワッとつける。冷めても、翌日でも美味しい。ナスがだし汁を吸って、一口食べるとじわーっと汁がお口の中に広がります。冷たいのも好き❗️

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そして外せないのが、焼きナス🍆🍆🍆

グリルにそのままぼーんってナスを入れて焼いて、パリパリになった皮を剥いでたべる。焼くだけなのに、ふわふわになるから不思議😲 沢山作って、冷やしておけば、何日か楽しめるし、冷凍保存もできます。
これは、そんな焼きナスを梅肉で和えて、トマト、オクラ、パプリカと混ぜました。梅肉の酸味が美味しいよ。白だしで味付けしてます。ポン酢でも美味しいかも。

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以上、うちのナス料理でしたぁ。
美味しい秋ナスが採れ始めたら、またナス尽くしのお料理を楽しむぞー🥰


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