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家庭菜園を始める人必見❗ 作付計画の5つのポイント

わーい、4月になって、いよいよ🌸春本番🌷
色々と忙しい時期だけど、そして世間は相変わらず騒がしいけれど、何はともあれ今年もこの季節を迎えられることが、ただただ嬉しい💗🎶

17年目に入ったうちの家庭菜園では、春夏野菜の植え付けに向けて、苗を育てたり、畑を耕して畝を立てたりと、準備をしています。

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うちの畑では、この16年の間に、野菜の種類も収穫量もじわじわと増加👍 

今では2つの小さな畑に所狭しと、春夏野菜は約30種類秋冬野菜は約25種類も作ってるんだって。まじかぁ😲すげ〜夫❗️ スーパーで買わなくても十分足りちゃうんです。

夫にとって、畑はあくまで仕事の合間の趣味なので、割ける時間や労力には限りがある。

なので効率化が重要❗️
特に作付(さくづけ)計画は大事❗️ 栽培を始める前に、今年はいつどこに何を植えるかの計画をしておくんです。事前計画とイメージングだね。

うちの作付図

うちの畑は4年前から、市役所がやっている市民農園の1区画と、個人の方が数人に提供している貸し畑の1区画、の2か所となっています。合わせて80㎡程度。
夫はずっと前から毎年、かなり緻密な作付図を作って計画を立てています。

ここで、じゃじゃ~ん初公開🎉 うちの作付図(今年の春夏)をお見せしたいと思います❗ まずは市民農園のほうから。

作付図公開用(21年度春夏・上)

ひゃあ〜、私では絶対にありえないこの細かさ😲 家庭菜園でこのレベルはすごいよね。
なんとこれ、Excelで作ってるんだって😅 ようやるわ。
作物の位置だけじゃなく、品種、数、苗を植えるか種をまくか、肥料、マルチシートやトンネル設置の有無など、色んな情報が詰まってる。

ここからは、この作付図を例に、作付計画を立てるときの5つのポイントをご紹介します❗ 
これから家庭菜園を始める人は、ぜひ参考にしてくださいね🥰
(こんな細かい図を作る必要はないけど、、、)

1.日当たりを考える-畝は南北に延ばす

まずは日当たりです🌞
ほとんどの野菜は日当たりを好むので、なるべくどの野菜にもまんべんなく日が当たるよう、畝(うね)の場所や形を工夫します。
うちの畑の場合、日を遮る建物などが無いので、単純に畝を南北に延ばすようにします。東西に延ばすと、南隣の畝にある作物の陰になって、日当たりが悪くなるかもしれないので。

さらに一つの畝でも、日が差す方向から見て、手前に背丈の低い作物を、奥に高い作物を植えるようにしています🌈
作付図でいうと、うねBはトマト>ナス、はトウモロコシ>インゲン、はキュウリ・ゴーヤー>ズッキーニというふうに、背の高い作物を北側に植えてますよね。

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↑真夏の市民農園(2年前)。北側=右奥に背の高い作物があります😀

なお、まれに日当たりの悪い場所が好きな陰キャ❓もいます。
例えばミョウガは、日陰のジメジメしたところがお好き。うちだと貸し畑のほうにちょっとした木陰があるので、その根元に植えています、、、と、キャラに合わせるのも大事❗️

2.畝の幅や長さを工夫する-お勧めは幅90㎝

狭い家庭菜園で、少しでも多くの耕作面積を確保しようとして、夫が試行錯誤の末にたどりついた形が、作付図のような「畝の幅90㎝、通路の幅40㎝」だそうです😅 細かい、、、、

畝間の通路の幅40㎝というのは、これ以上狭いと作業しづらくなるギリギリの幅。本当はもうちょっと広いほうがいいけど💦

畝の幅は、狭くすると通路だらけになって耕作面積が減るし、ズッキーニのような大きい野菜だと横にはみ出てしまう。逆に広すぎると、作業で手が届きにくくなったり、足でまたぎにくくなったりして不便。
90cmというのは、夫がひょいっとまたぐことができるギリギリの幅だそう🦵 それに、マルチシートやトンネル用の資材も、これ位の幅に合ったものが多いそうです。

畝の長さは、あんまり長いと隣の通路へ移動するのに大回りすることになるので、途中で区切ったほうが良い。野菜が成長すると、畝をまたげなくなるからね。うちのように狭い畑なら問題ないけど、、、

3.栽培期間が似た野菜をまとめる-長期ものに注意

作付計画とは、いつどこに何を植えるかの計画ですって書いたけど、よく見るとこの作付図には、「いつ」が書いてないじゃん😒
よくある作付計画の図は、野菜ごとに横長の行にしたカレンダーだよね。

作付計画図タキイ

↑こういうやつ(「タキイネット通販」のサイトより)

でも夫によると、うちの地域だとだいたいの野菜は、4月頃から9月頃までの春夏野菜と、10月頃から3月頃までの秋冬野菜に分けられるので、この2つの作付図を作っとけばOK👌、とのこと。そこは大雑把なのね、、、😅

それでも、野菜によって栽培期間に多少のずれはある。特に、栽培期間が長く、秋まで畑を占領し続ける野菜があると、その場所はいつまでも秋冬野菜に移行できなくなります。
そこで、そういう野菜はなるべく一つの場所にまとめておく。作付図では、「秋までの色々」と書かれたうねEがそれです。
この畝には、次の秋になったら、遅めの秋冬野菜を植えます。

4.通いやすさも考える-お庭やプランターでも

あと、うちの畑は2か所あるので、まめな作業が必要となるタイプの野菜は自宅から近い市民農園のほうで、放っておいても大丈夫な野菜は遠めの貸し畑の方で、育てています。
ではここで、貸し畑のほうの作付図(今年の春夏)もお見せしまーす❗

作付図公開用(21年度春夏・弘)

なるほど、確かにこちらの畑は芋や豆など、あまり手が掛からない野菜が多いね。ここでも畝の向きは南北で、「秋までの色々」の畝がある。ふむ🤔

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↑去年5月の貸し畑。川のすぐ隣にあります。

あと、自宅にお庭がある方なら、その一画を畑にするといいですよね。特にまめな作業が必要なタイプの野菜は、自宅で作るとすごく楽💕
面積は限られるけど、畑でなくプランター栽培にする手もあります。うちにはあいにくお庭は無いけど、私がベランダのプランターで色んなハーブ類を育ててます。
ちなみに、「家庭菜園」って英語にすると「Kitchen garden」。文字通りキッチンの隣にあって、すぐに採って食べられるイメージなんだね🥕🥬🥕

5.同じ仲間の野菜をまとめて、連作を避ける

作付計画のポイントの最後は、なるべく去年と同じ種類の野菜を同じ場所で育てない、ということ😲
えっ、去年どこに何を植えたか覚えてるかな、、、

同じ種類の野菜を同じ場所で作り続けることを、連作といいます。
連作をすると、土の中に特定の微生物や成分ばかりが増えて、その多様性やバランスが崩れ、病気が起こりやすくなる。連作障害というそうです。
しかも、同じ「科」の野菜の連作もなるべく避けたほうがいいんだって。特にナス科、ウリ科、マメ科、アブラナ科は連作障害が出やすいので要注意。

うーん結構めんどくさい😟 そもそも、初めて野菜栽培をする人には「科」なんてよく分からないし。同じ科の野菜を畑のあちこちに植えてたら、次の年に訳分からなくなっちゃう😵
そこで、うちではこれらの科の野菜を、なるべく同じ畝にまとめています
作付図で、例えば市民農園うねBにはナス科、にはイネ科・マメ科、にはウリ科と書いてありますよね。貸し畑のほうだと、うねBはマメ科、はウリ科、はナス科のジャガイモのみとなってる。

さらに、ここが大事なんだけど、この畝の配置を毎年1列ずつ隣にずらして、ローテーションしていくんだって。輪作っていうやつです。
そうすれば、連作障害を気にすることなく栽培できる。
畝の幅を全部90㎝にそろえているのも、この輪作のためだとか。

さらにさらに、夫はすでに4年前に、この輪作の5年計画も立てていたんだそうです。それが下の図。

作付図公開用(長期計画)

縦の列が個々の畝、横の行がシーズン。今は下から2行目、5年目の春夏シーズンですね。
野菜の科ごとに色分けしてあって、なるべく同じ畝に同じ色が続かないようにしてある。パッチワークというか、パズルみたい。
毎年、この長期計画から少しマイナーチェンジをして作付図を作ってるだけ(去年のからコピペ)、そんなに手間じゃないと夫はいう。それでもねぇ、、、😅細かい、非常に細かい、、、

おわりに-とはいえ気楽に始めよう

以上、作付計画を立てるときの5つのポイントをご紹介しました。

でも正直、ふつうの家庭菜園でこんな徹底的、計画的にやる必要はないと思います。
特に、家庭菜園を始めたばかりのときは、あまり欲張らず、種類も量も少しずつ、畑のスペースに余裕を持たせて、まずは育ててみたい野菜から気楽に育てていく。これが(他ならぬ)夫からのアドバイスです😀

そうすれば、こんな神経質にならなくっていい。挫折もしない。テキトーでいいんです❗
例えば連作だって、少しぐらいだったら障害は出ないかも。ちょっと値が張るけど、病気になりにくい接ぎ木苗を使うという手もあります。

とにかく、あくまで趣味なので無理せず楽に、楽しい野菜づくりをすること。そのための作付計画を立てましょう❗
Take it easy💖 Enjoy growing up vegetables🎶


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