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1000日チャレンジ:書評

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1000日チャレンジで書いている「本」のコラムです。 ビジネスパーソンにおすすめの小説、ノンフィクション、語学の本多め。
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2020年12月の記事一覧

それでも、わたしは本屋が好きです 『私は本屋が好きでした』 #537

「本屋という仕事は、ただそこにあるだけで、まわりの社会に影響を与えることができるものなの…

mame
3年前
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書きたい人も、読みたい人も手に取りたい超一級のブックガイド 『書きたい人のための…

この記事は、個人ブログに移しました。ご了承ください。よかったら、こちらのリンクからご覧く…

mame
3年前
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発見!本をつくる仕事人 『本のエンドロール』 #535

「営業がバカだから」 これまで制作サイドから、何度となくこの言葉を聞きました。営業側から…

mame
3年前
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“普通”のレールから外れてみたら居場所があった 『書店員X』 #534

この商品を、誰に、どう売るか。 多くの企業や、小売の現場で、たくさんの人が悩むこの問題に…

mame
3年前
2

本は必需品なのです 『まちの本屋』 #533

消費税の生みの親は、フランスなのだそうです。そのフランスでは、生活必需品にかかる税率は低…

mame
3年前
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お客様のために“名物”店長が取り組んできたこと 『盛岡さわや書店奮戦記』 #532

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mame
3年前
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本屋をめぐるもうひとつの旅 『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』 #531

『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』は、世の中にはいろんな本屋さんがあるんだなーと思った一冊でした。あまりにも奇想天外で、読みながらめちゃくちゃワクワクしたんです。 本よりも、書評が売りの本屋さん。今日という日にゆかりのある作家の作品をゆかりのある場所で売るリヤカー書店。表と裏のある秘密基地のような本屋さん。でもある日、消えてしまった……。 そんな、これまでどこにも紹介されたことのない本屋さんについて、現役の書店員さんが紹介されています。 「本屋ガイド」と名打たれていま

本屋は本を買うだけの場所じゃない 『日本の小さな本屋さん』 #530

本屋さんで大泣きしたことはありますか? わたしはあります。待ち合わせはだいたい本屋さんに…

mame
3年前
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売り場の違和感に気づけ! 『せどりの思考法』 #529

お風呂のゴシゴシタオルを買いたいと思って、2か月くらいが経ちました。100均に行った時には忘…

mame
3年前
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すべての“道”は古本に通ず 『古本道入門』 #528

「いまは“技”を覚えるので精一杯でしょう。来年は“術”を使えるようになって、一緒に“道”…

mame
3年前
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一冊の掘り出し物を巡る、人生劇場 『ブックオフ大学ぶらぶら学部』 #527

「みんな、ブックオフで大きくなった」 そんなキャッチコピーが付いている『ブックオフ大学ぶ…

mame
3年前
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すべての働く人へ贈るバカの叫び 『店長がバカすぎて』 #526

「こんな会社、いますぐ辞めてやる!」 いまの会社に来てから3回辞表を書いたことがあります…

mame
3年前
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大人の階段のぼる少女の安心の素にキュン 『サラと魔女とハーブの庭』 #511

大人の階段をのぼる時、置いて来てしまったものはなんだろう? ふとしたことから学校に行けな…

mame
3年前
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“森の妖精”が惚れ惚れする大人になるまでに手放したもの 『自転しながら公転する』 #510

「自転しながら公転してるんだな」 このセリフを読んだ時、思わず膝を打ちました。言い得て妙! すごいたとえ! でもその通り! 結婚、仕事、親の介護などなど、生きる上で背負わされてしまう荷物。これにアップアップする姿をたとえた言葉です。でもそれって全部やらなきゃいけないの? 世代の異なる三人の女性を描いた山本文緒さんの小説『自転しながら公転する』を読みました。 <あらすじ> 東京のアパレルで働いていた都は、母親の看病のため茨城の実家に戻り、地元のアウトレットショップで働き