広報の視点でプロフィール写真をガチで撮影してみた
こんにちは。339PLANNINGのこんちゃん(今野正輝)です。
みなさんはプロフィール写真を撮影してもらったことってありますか?
「なんとなく友達が撮ってくれた写真を使ってる」
「とりあえず適当なアイコンにしちゃってる」
ぼくのクライアントのみなさんもあんまり意識したことないっていう方は多いんですよね。
でも、仕事でSNSを使うとなると最初の印象がSNSのアイコンやホームページの写真の印象になるので、プロフィール写真は広報の中でも大事な要素なんです。
339PLANNINGでもプロフィール写真を気軽に撮ってほしいという想いから「プロフィール写真撮影会」というイベントを開催してます。
僕が現在のプロフィール写真を撮影したのは2021年の3月。イベントを企画しながらそろそろ自分も撮り直したいなと思ってました。
というわけで、今回は僕自身のプロフィール写真をプロの力を借りながら撮影してみることにしました。
■撮影する前に考えたこと
今回撮影したいプロフィール写真のコンセプトは「今の自分が仕事をしている印象が伝わる写真」です。
最初に今のプロフィール写真はこちら。
そもそも今回、新たに写真を撮影しようと思った理由は339PLANNINGのチームメンバーや長くお仕事させてもらっているクライアントの方から、
「スーツ姿のこんちゃんは信頼感はあるけど、普段のこんちゃんの印象よりは少し固い印象になるね」
「写真だとメガネかけてなかったけど、普段はメガネなんですね」
「写真だともっと固い人だと思ってました」
という意見をもらったことがきっかけでした。
そ~見えるんだ。へー。
というのが最初の感想。自分の印象や見え方というのはわからないものです。
今のプロフィール写真を撮ったときは会社を作る直前だったことや、法人との取引が増え始めた時期だったこともあり、スーツを着てしっかりやります!って姿勢が伝わる写真にしようと思っていたので、意図としてはピッタリの写真でした。
ただ、最近はネクタイを締めてスーツを着る場面が少しずつ減り、ビジネスカジュアルな服装で仕事や打合せにいくことが多くなっています。今回は今の仕事をしている時の自分の印象が伝わる写真へアップデートするために撮影をしようと決めました
■プロに頼ろうーパーソナルコーデ編
とはいえ、今持っている服はかっちりとしたジャケットテイストが多い。服の趣味とか目的が変わるときってホント困っちゃう。
ということでnoteを通じて知り合い、公私ともに大変お世話になってるverdeさんにコーディネートを依頼することにしました!
最初はZoomで、現在の悩みである「かっちりした服ばかり持っていて、自分にしっくり来るカジュアルな服装がわからない」という相談をしました。
相談では、いくつかのコーデ例を提案していただき、アイテムや全体の印象とあわせて「どうしてこの服装を提案したのか」という提案の根拠を一つずつ説明していただきました。
話している間、ずっと「おもしろい!!」「なるほど~」を連発していました笑
今まで選んでいたのはグレーやネイビーの無地のスーツやテーラードジャケットを使ったカッチリとしたスタイル。
今回、提案していただいたのは同素材のジャケットとパンツの組み合わせを軸に、それに合うテイストのシャツやカットソーをあわせ、カジュアルな印象だけどきちっと感のあるコーディネートでした。
コーディネートのイメージを決めて、別日に買い物同行をお願いすることに。
アパレル業界で長く働かれているverdeさんとのお買い物は「プロは服をどう見ているのか」という視点を教えていただきながら、普段買い物をしている店を回ります。まぁーこれが目からウロコの連続!縫製、パターン、生地や色、細部のデザインなど、服のディテールによって相手が抱く印象について一つずつ教えていただきました。そしてどんな目的で、どんな服を、どのように選ぶか、今回の買い物だけでなく、今後の買い物の中で自分らしい服装を選ぶためのポイントもまるっと説明していただきました。
ちなみにこの買い物同行の後に、ひとりで買った服も周りから「それ、こんちゃんぽいね!」と言われる機会が増えました(当社比)
あっという間に2時間が経ち大満足の買い物は終了しました。
■プロに頼ろうー撮影編
さて、次は撮影です。
お願いしたのは昨年、弊社から一眼レフカメラ初心者さんに向けた本「おしごとカメラ手帖」を執筆いただいたRome .photographのmisatoさん(以下misatoさん)です。
現在のプロフィール写真もmisatoさんに撮っていただき、起業からの2年間数々の媒体で今のプロフィール写真を使わせていただきました。
一番最初に今回の写真で伝えたいコンセプトをお話してどんな場所で撮影したらいいかなと相談しました。
「それならこんちゃんの好きな街をお散歩しながら撮りましょう!」
というご提案。ほー!その視点はなかった。それおもしろそう。
misatoさんには、339PLANNINGのイベントなどでも撮影の依頼をさせていただいているのですが、毎回撮影の目的や、写真を使うシーンにあわせて撮影場所を提案してもらってます。
というわけで、僕が大好きな街「台東区蔵前」で撮影することになりました。
余談ですが、蔵前はかわいい喫茶店やカフェ、革小物などを扱う雑貨屋さんがいっぱいある素敵な街です。あと隅田川散歩もおすすめです。
こんな美味しいプリンもあります。
当日の撮影は1時間半程度で終了。
それにしてもverdeさんもmisatoさんもプロは仕事が速いです。
●撮影前のお肌の手入れについて
せっかくたくさんのプロに支えられて撮影するんだし、自分の手入れもしてみなきゃだよねようというわけで参考にしたのがこちらの記事。
マジでこの記事わかりやすいので、ぜひ読んでください。
特に力をいれたのが保湿。339で大事にしている「地道にコツコツが最強」という言葉に習って、基本を守って洗顔と保湿を続けました。
とくにこの馬油クリームは本当にすごいです。一晩で効果がめちゃくちゃわかります。
■新しいプロフィール写真
そして今回撮影した、新たなプロフィール写真がこちらです。
「いやーいい写真だわー」と自分で言っちゃうほどほどお気に入りの写真を撮ることができました。
■自分で自分の広報プロジェクトを進めてみて
広報の仕事をしているとクライアントの広報を進めることが優先になるから、自分の広報は後回しにしがちです。
類に漏れず、339PLANNINGも自社の広報は後回しにしがちで自分で、自分の広報プロジェクトをやるということは初めての経験でした。僕の仕事は広報の支援をする仕事です。横文字で言えばマーケティングコンサルタント。今回のプロジェクトで言えばクライアントが僕で、コンサルタントが僕。
過去、こんなにも難しいプロジェクトはありませんでした笑
今回の撮影をプロジェクトとして考えるとプロジェクトの目的は 「今の自分が仕事をしているイメージを伝えること」です。そのために今の自分らしさが伝わる写真を撮影する。この「らしさ」という言葉は広報のいろんな場面で使われる言葉です。じゃあ、そもそも広報における「らしい」って何なんでしょう?
例えば、矢沢永吉さんの言葉で「俺はいいけど矢沢はどうかな」って言葉があります。これって「ファンに求められている矢沢らしさ」を俯瞰で見てるってことなんですよね。
広報における「らしさ」というのは「相手に求めらている自身の強みのこと」だと考えています。これを見つけるまでの間、自分で考えることも必要だし、さらに周囲の人に教わって、ふとした会話の中で発見しながら、最後は自分が納得して「らしさ」に向けて1歩を踏み出さないと見つからないものなんです。これをまたまたカタカナで言うと「ブランディング」って言ったりします。
そして、そんな時にお声掛けをいただくのが339PLANNING含めた広告代理店の仕事だったりします。いっしょに「らしさ」が伝わる発信を考える仕事です。
ブランディングって作業でいうとホント地味です。自分の中にある自分ではわからないことと向き合う作業。そして向き合っても必ず結果(ビジネスで言えば売上)がでるというものというものでもないです。
でも何もやらなければ何かが伝わることは絶対ありません。
今回で言えば、こうやって記事を書いたり、撮影したりということをしない限り339PLANNINGや僕を新たに知ってもらうことは絶対にないんです。そして試行錯誤しながら続けていくと、ブランディングは事業が大きくなった時の背骨になります。これまで積み上げたものが自分と事業を力強く支えてくれます。
今回の写真を撮影するまでにたくさんの方に協力していただきました。
パーソナルコーディネートをしてくださったverdeさん。
撮影を担当してくださったRome .photographのmisatoさん。
その他、相談に乗ってくれたチームのみなさま。
本当にありがとうございます。
プロフィール写真をガチで撮影してみて学んだことは、プロに頼ること、自分と向き合う小さな積み重ねを続けること。これを繰り返すことが地道だけど納得感のあるブランディングにつながるということでした。
なによりやってみてめっちゃ楽しかったので、ぜひみなさんも楽しみながら、広報やブランディング続けてみてください!
こんちゃん
■339PLANNINGへのお問い合わせはこちら
■書籍購入はこちら
■その他の記事はこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?