細かすぎて気付かない写真の間違い探し
こんにちは。Rome .photographのmisatoです。
お客様にはそこまで求められていないかもしれないけれど、手を抜けない私のこだわりを過去にもフォトコラムで綴ったことがあります。
今回もそんな細かいこだわりの話。もはや気付かれていないかもしれないけど、気付かれていなくて本望だとも思っています。
写真に手を加えるときはいつも誰にもわからないくらいの自然な仕上がりが1番良いと思っているので、パッと見てわかる=違和感があるということは決して良いことではないという判断です。
さて先日、Romeのカメラ本を出版してくださっている339PLANNINGのこんちゃんのプロフィール写真を撮影させていただきました。
詳しい撮影の話は「広報の視点でプロフィール写真をガチで撮影してみた」という339PLANNINGさんのnoteにまとめていただいているのでここでは割愛しますが、私が写真に1箇所だけ手を加えたところがあります。
それを今回はみなさんに当てていただこうと思います。
そんなわけで、いきなりですが。
以下の2枚の写真はどこが違うでしょうか。
左の写真にはあって、右の写真にはないものがあります。ちなみに難易度はかなり高め。
ちょっとこのままだと脱落者が大量に現れそうなので、もう少し問題を優しくします。
結構、大ヒントだったので正解を見つけられる人も出てきた頃ではないでしょうか。
左の写真にはあって、右の写真にはないものですよ。
では、答えを発表します!
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正解は「メガネの影」でした!
その人の印象を大きく左右する顔に影が入っているということに、私は割と敏感です。
いつも1番大事にしているのは写真に写っている人に会ったときに相違が少ないこと。つまり印象が同じになること。
私自身、以前美容室に訪れた際、確実に10年前くらいのプロフィール写真を使っている美容師さんが居て、はじめに挨拶に来てくださったときに真剣に「この人、誰?」と思ったことがあります。とても同一人物には見えなかったからです。
これは極端な例ではありますが、会う前って写真でしか相手の顔がわからない場合もあるので、会ったときに「写真の人だ!」とすぐわかること、そして「思っていたイメージと一緒!」になることは大事だと思っています。
特に顔の影は会っているときには動いていることもあり、あまり気にならないもの。それよりも表情や雰囲気の方がダイレクトに伝わってきますよね。
でも写真は静止画だからこそ、顔の影もが印象を左右すると思っています。
今回のメガネでできた影は正直細かいけれど、でもプロフィール写真ってビジネスやSNSなど自己表現の場で使われる写真だからこそ、それを仕上げるカメラマンとしては細かすぎるくらいの目線でチェックしています。
顔の印象は本人との相違がないことを前提に、なるべく明るく見えるように。
世の中には必要なシワもありますが、要らない影もあるということで。
過去にブログでも間違い探しを出題したことが1度だけあるので、写真の間違い探しをもっとしてみたい方はブログもご覧ください。
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