仮面ライダー。【昭和のあの頃】
こんにちはヒコーキ雲です。
いつも見て頂いてありがとうございます。
今日は仮面ライダーの話をしたいと思います。
と、言っても仮面ライダーの事に、詳しい訳ではありません。
私たち兄弟の、幼い頃のごっこ遊びの話です。
もしかして、「仮面ライダー」の言葉に期待して
見て頂いたならごめんなさい。
私が書いている記事は、何十年も前の話で、私と姉と弟の幼少期の様々な実話をもとに書いた思い出話です。
よろしかったら見て行って下さい。
以前に、バスごっこの話で「ボンネットバス。車掌さんに憧れて」を書かせて頂いたのですが、これは私と姉が好きな遊びでした。
弟が好きなのは、やはり仮面ライダーとかウルトラマンとかでした。
私と姉にしたら、私たちは悪役で、あまり変わりはないのですが、そうも言ってられません。
そして、私たちの遊び仲間にはなくてはならない共演者。
共演者?
共演ねこ?
猫の「タマ」です。
タマは我が家の飼い猫で、私が産まれる前から我が家にいました。
私たちの大切な兄弟です。
だから、タマは私たち兄弟の遊びには、大体いつも一緒でした。
もし、タマが話せたら「やれやれ、この子たちの遊び相手は本当に疲れるよ。」って言っていたかもしれません。
今日の思い出話は「仮面ライダー」です。
仮面ライダーごっこ
当時、我が家の庭には、姉から私に、私から弟へと受け継がれた、三輪車が置いてありました。
この三輪車こそ仮面ライダーには無くてはならないものでした。
弟にすれば、仮面ライダーはバイクでカッコ良く登場するので、三輪車は必須でした。
それともう1つ、赤いスカーフです。
これは母のスカーフですが、弟は仮面ライダーの時はいつも母からスカーフを借りていました。
私の記憶では、このスカーフは母より弟が巻いていることの方が多かった気がします。
赤いスカーフを巻いて、長靴をはいて、三輪車に乗ったらもう立派な仮面ライダーです。
♪せまるー
ショッカー
じごくのぐんだーん♪
と歌いながら三輪車をこいで登場です。
私と姉は悪役で悪の秘密結社ショッカーです。
ここで猫のタマの登場です。
タマは私と姉に捕まって改造人間にされる。
それを阻止するために弟、仮面ライダーがやってくる。そんな設定です。
「タマを離せ!」
弟、仮面ライダーが言います。
でも私と姉は
「イーッ、イーッ」
と言って、タマを離しません。
確かショッカーは喋らなくて、
イーッ、イーッ
ばかり言っていたと思います。
すると、弟仮面ライダーは
「タマ、待っていろ今助けてやる!」
そう言って、三輪車から降りて走って来ます。
弟、仮面ライダーは
ライダージャンプ。
ライダーキック。
と言いながら頑張って短い足でキックするのですが、私たちに足が届く前に弟が転んでしまいそうでした。
ショッカー役の私と姉はショッカーの声を真似て
イーッ、イーッ
と言いながらタマを抱いてしばらく走り回ります。
仮面ライダー変身ベルトが欲しくて・・・・
仮面ライダは、無事タマを取り返して、めでたしめでたし。
こんな感じの仮面ライダーごっこだったのですが、
ある日、弟が変身ベルトが欲しい。と言い出したのです。
そうだ、仮面ライダーになるには三輪車と赤いスカーフ。そして、何より仮面ライダーには無くてはならないのが変身ベルトだと思い
「作ってあげる。」
私と姉はそう言って、変身ベルトを作ることにしたのです。
何の空き箱だったかは覚えていませんがまずは空き箱に楕円形と丸い形を書きそれを切り取ります。楕円形に切った厚紙には白のクレヨンを塗ります。
丸い形に切った厚紙には、赤と黒のクレヨンを中心から放射状に交互に塗ります。その楕円形の厚紙の中心に丸い形に切った厚紙をノリでくっつけて、出来上がりのつもりでした。
それが、仕上がった変身ベルトは中心の丸い形の厚紙が、クルクル回るようになっていたのです。
仮面ライダーが変身する時は、変身ベルトの中心の丸い部分がクルクル回るので、弟は大喜びでした。
私や姉では、あの時そんな器用なことは出来ないので多分私たちが作っているのを見て父が手伝ってくれたのだと思います。
弟はその変身ベルトをもの凄く気に入ってて、三輪車に乗る時はほとんどと言っていいほど変身ベルトを付けていました。
昭和時代の最高の娯楽
当時はゲームもユーチューブもありませんでしたからアニメとか特撮ヒーローのような番組はどれも見逃すまいと、どれが何曜日の何時かは、全て覚えていました。
主題歌とかも覚えていてお目当ての番組が始まると、テレビの前で3人でよく歌っていました。
仮面ライダー、ウルトラマン、月光仮面、サザエさん。
他には、おばけのQ太郎とか、おんぶおばけとか、よく歌っていました。
こうして書いていると他にも沢山の曲と、その頃の懐かしい景色が思いだされます。
アニメだけでなくて、その頃の流行歌で好きだったのが、
いしだあゆみさんの、ブルーライトヨコハマ。
水前寺清子さんの、三百六十五歩のマーチ、
などが好きでよく歌っていました。
三百六十五歩のマーチは、いつの頃からですかね?
自分自身への応援歌になっていました。
気がつけばつい口ずさんでいます。
特に気に入っている歌詞が
「しあわせの、隣にいても、わからない日もあるんだね」
のところです。
日々の何気ない日常。
そんな日常をあたりまえと思わず
その当たり前に過ぎて行く時間に感謝です。
改めて、そう気づかせてくれる曲です。
曲の歌詞から元気づけられたり、勇気づけられたり、
時には背中を押されたり。
曲の歌詞からも、歌っているアーティストの方からも、力がもらえます。
それは、今も昔も変わりません。
大袈裟かもしれませんが、毎日の生活の中に、色々な曲があることが幸せに思います。
仮面ライダーの思い出話から、少し話がそれてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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