『“オープン化”により、より良く拡がっていく世界』
皆さん、こんにちは。
スモールジム『Sweet Fitness』代表トレーナーの佐藤です。
“自己開示”によって、新たな有益な情報が面白いほどやってくると感じる今日この頃です。
このnoteでは『30代で脱サラして自分のジムを持って自由な人生を歩みたい方』に向けて、良い刺激になるようなことを目指して書いています。
・脱サラを目指している方
・起業する意欲がある方
・フィットネスに興味がある方
上記に該当する方はぜひお読み進めていただけると幸いです。
『30代で自分のジムをつくろう!』というテーマで、週1回(毎週月曜日予定)の配信をしています。
月曜日の定期配信以外は、簡易的に新聞記事にあるトレンドや偉人の考え、本からの学びを抜粋して共有していく予定です。
今回も前回に引き続き「個を活かす企業(クリストファー A. バートレット (著), スマントラ・ゴシャール(著)」を取り上げていきます。
前回には「“誰のもとで働くか”または“誰と一緒に働くか”で、個人の思考・考え方は大きく影響される」という重要な視点をお伝えしました。
この視点・観点で物事や人を見ようとしない内は、“敷かれてレールの上を如何に効率良く走れるか”を競わされるだけでしょう。
では、どのような視点で物事を視ることが必要になってくるのか?
本書内にて、近年の日本企業経営のソフト面での変化が紹介されており、ヒントとなるであろう3つのキーワードもあったので取り上げていきます。
まず第一に取り上げたいのが、「オープン化」です。
松下電器の改革の話を例にして、「顧客と向き合っている現場第一線のリーダーたちが、主体的にヨコの連携を模索し、知恵を出し合って問題解決を図っていく試み」から「オープン化」の下で縦横無尽に知の組み合わせが起こり、新たな価値を創造していくプロセスの重要性を示唆しています。
多くの会社で見られるような現場をよく知らない“経営層だけの会議”にみる閉鎖的な知の共有には、“問題を複雑化”することはあっても、“新たな価値の創造”は生まれないでしょう。
次いで、第二のキーワードが「プロフェッショナル化」です。
ここでは次のような言葉で、プロフェッショナルの必要性を著者が主張しています。
「組織に従属するのではなく、自らの仕事そのものに誇りを持ち、内発的動機をベースに高いコミットメントを示す自立した個人が、求められる社員象である」
最後の第三のキーワードが「コミュニティ化」です。
上記に挙げた“プロ化した個”が最大限に力を発揮できる舞台とするべく、企業組織では理念や価値基準を共有した「コミュニティ化」が進められています。
プロにとって仲間からの称賛が最高のご褒美であり、そうした価値基準を共有した仲間により形成される「コミュニティ」に所属していることが、個のアイデンティティを支えると、示唆しています。
まずは自らをコントロールして律すること(プロフェッショナル化)が出来れば、自然と共鳴する仲間が集まり(コミュニティ)、最大限に力を発揮する舞台が整うでしょう。そうした時に、顧客と向き合っている現場第一線のリーダーたちが、主体的にヨコの連携を模索し、知恵を出し合って問題解決を図っていく試みが「オープン化」により、より良く拡がっていく世界が望しいですね。
という事で、今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続き、『自分のジムを持って自由な人生を歩みたい方』に向けて刺激になることを書いていきたいと思います。良ければ、また読みに来てくださね♪
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