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【私のアナザーストーリー】

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「アナザーストーリー」は、私が生まれてから今までの半生を綴っています。私自身が体験してきた出来事を、それぞれの分岐点でどう思い判断したのか。ある意味、ターニングポイントになったお…
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2021年11月の記事一覧

この世には見えない不思議な力がある

この世には見えない不思議な力がある

私は京都生まれです

生まれた当時、家の近くに
陰陽師で有名な“晴明神社”があり

昔から晴明神社は有名だったそうで
両親は私たちの名前を全て晴明神社に
お願いしています

当時の宮司から
いくつかの名前候補が書かれた半紙を渡され

その中に“佳須美”を見て父が

「昔、仙人が“かすみ”という空気だけを吸っていた説
があり、そんなたくましい元気な子に育ちますように」

そんな願いを込めて名付けてく

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言葉の魔力、現実を見る恐怖と受け入れる勇気

言葉の魔力、現実を見る恐怖と受け入れる勇気

小学校3年生くらいだったと思います

家の近くの公園で遊んでいたとき
その近くの広場で同じくらいの年代の人たちが
ソフトボールを練習していて

その様子を見ていたのをきっかけに
私はソフトボールを始めました

毎週土日は通っていた学校の運動場で練習

私が入ったチームはまだできたばかりで
ほぼ上級生がいなかったので、レギュラーは必然
私のポジションはキャッチャー、しかもキャプテンをしていました

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当たり前の事が当たり前ではなく、正しいわけでもない

当たり前の事が当たり前ではなく、正しいわけでもない

中学校に行く事はとても楽しみにしていましたが
1つ心配なことがありました

それは中学校から一緒になる隣の小学校のこと

実はその小学校は、バリバリのヤンキー校で
そこから来た人たちはとてつもなく怖いと聞いていました

でも、そんな人はごく一部だから大丈夫
それよりも憧れのセーラー服を着て
新たな生活を送れることをとても心待ちにしていました

そして入学式当日

校門をくぐりクラス発表がされ教室に

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自分の事を信じて貰える人であると思えた瞬間

自分の事を信じて貰える人であると思えた瞬間

高校卒業後、私は人と接する仕事がしたいと思い
ホテルの専門学校に行きました

世間ではまさに

「就職氷河期」

と言われていましたが、幸いホテルの専門知識を学んでいる
と見込まれていたのか、求人は非常に多く
今思えばかなり選びたい放題でした

私はとにかく早く決めてさっさと遊びたかったので
クラスの中で一番早く就活を始めました

調べていくうちに、どうしても行きたいホテルが見つかり
噂ではそのホ

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相手を認め受け入れる勇気

相手を認め受け入れる勇気

それから数年、ホテルで真面目に働いていましたが
実は昔から芸事が好きで

特にダンスは高校生の頃から習い始めていましたが

「大好きなディズニーで踊りたい」

といつしかそんな夢をもってオーディションを
受けていたのです

結果ディズニーはダメでしたが、地方のテーマパークが受かり
晴れてエンターテイナーとして活動することになりました

会社勤めとは全く違い
渡された台本見て自分の思ったことを素直に

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最終章 父からのプレゼント

最終章 父からのプレゼント

テーマパークで楽しい日々を過ごしていたある日

来季は契約更新はなしと言われました

「あ、お父ちゃんに呼ばれたな」

実は少し前に、父が余命宣告されたのです

その当時、私は毎日が楽しく
自分なりに課題を作り取り組んでおり
意気込みは以前にも増していた矢先だったので
来季はないと言われた時は完全に絶望していました

当時の私は、自分の実力不足を素直に認めず
どこか父が病気になったことのせいにして

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