見出し画像

言葉の魔力、現実を見る恐怖と受け入れる勇気

小学校3年生くらいだったと思います

家の近くの公園で遊んでいたとき
その近くの広場で同じくらいの年代の人たちが
ソフトボールを練習していて

その様子を見ていたのをきっかけに
私はソフトボールを始めました

毎週土日は通っていた学校の運動場で練習

私が入ったチームはまだできたばかりで
ほぼ上級生がいなかったので、レギュラーは必然
私のポジションはキャッチャー、しかもキャプテンをしていました

しかし、大会に出場となると
他のチームのレギュラーは6年生ばかり
私たちのチームなんて完全にお遊戯だったのです

その当時の私の心境も
「うまくなりたい」「悔しい」等
そんな気持ちは全くなく

なんとなく…な感じで過ごしていました


そして4年生辺りだったと思います

監督に呼ばれ、あるチームのキャッチャーを
しばらく見るよう言われました

そのキャッチャーは強肩で
バントされたボールもキャッチャーマスクを素早く外し
確実にファーストに投げてアウトにしたあと
さらにチームを鼓舞するため声を出していました

「かっこいいな…」

そんな感じで、なんとなく見ていたら
横にいた監督が私にある一言を言いました

ここから先は

1,511字
この記事のみ ¥ 200
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?