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コンセプトジム【2nd GYM】を立ち上げます。

こんにちは。
今年も残すところわずかとなりました。
今年はコロナの影響もあり変化の年でした。来年2021年は新しいサービスを始めます。

業界10年を経て

大学を卒業してからフィットネス業界で10年。今はコロナで人々の価値観や生活が大変革を強いられ、VUCAの時代と言われるように本当に世の中が不確実であることが身をもって感じさせられました。ただでさえ、テクノロジーの進化と企業努力によって物質的に豊かになり、人々は生活に困らないようになりましたが、100年に一度と言われる衛生危機によって状況は加速しました。どの市場も飽和状態となり、機能はどれも画一化され、ユーザーにとってはより便利で、より安く手に入るものしか残らなくなってきています。

就職活動をしていたころ、就職氷河期と言われた時代、僕は様々な業種・業界を受けては落ちました。金融、ファッション業界、ITなど大手中小問わず受けました。大学の専攻の油層工学に関連するJAPEXやENEOS等エネルギー資源系には全く興味がなかった。東北の地元から東京の先輩の家に1カ月居候させてもらって就活に奔走して、貯金を全て失っても、内定通知は得られませんでした。「幼稚園→小学生」、「中学生→高校生」もそれまでの人生の中ではエスカレーターだったけど、「学生」から「社会人」へは、それまでの経験を全て踏まえて自分自身で決断するという垣根を越えた「ジャンプ」でした。多くの人にとっては大学を選ぶときに将来のことを考えて、先を見据えた決断をすると思うけど、僕は従来の古い価値観で国立の中で行ける大学ならどこでもいいという考えで選択し、入学したころから少しずつ自分のアイデンティティが育まれていったように思います。

トレーナーという職業を知り、その道に行こうと決めたのは今からちょうど11年ほど前です。他の仕事と違って、サラリーマン気質がなく、健康分野は知識として持って損はないし、他と差別化を図れると思っての決断でした。もともと天邪鬼な性格なので、その道が多少キツくても、「その他大勢」は望みませんでした。それゆえ、トレーナーをしながら食っていけず掛け持ちでアルバイトをしていた時代もありました。

フィットネス業界のジレンマ

時代は流れ、今となってはパーソナルトレーニングはよく聞く言葉であり、Instagramが追い風となって体を鍛えることが一般に浸透してきているように感じますが、10年前からずっと思っていたことは、運動することへの「ハードルの高さ」でした。外を走るのも家でストレッチするのも無料でできる。しかしジムに行ってトレーナーを雇わなければ成果は得られないと思っている。体が変わるのは一瞬ではなくて継続している過程で変わっていることを振り返って気づくもので、「効果的な方法で継続」こそ大事であるのに継続を前提としたパッケージになっていない。つまり、運動(体へ負荷を与える苦行ともいえる)は健康寿命を延ばしたければ一生付き合っていくものなのだけど、それがフィットネス業界もユーザーも前提となっていないのです。(もちろん充分に費用対効果を納得した上で継続されてきた方も非常に多くいらっしゃいます。)

例えばトレーナーを一人1時間雇うのに、フィットネスジムのパーソナルトレーナーの相場はだいたい7,000円ほどかかります。これはトレーナーの賃金+施設またはトレーナーを管轄する会社の売上に対するコストなので一人の専門知識を有する人間の時給で換算したら妥当な金額です。一方ユーザーの視点で見れば、週2回のパーソナルトレーニング、さらにジムの会費を合わせると、すぐに効果が見えないだけに継続が難しい支出となりえます。

令和の時代、パーソナルトレーニングじゃなければ、安価に大型ジムで自己流でトレーニングすることもできるし、セミパーソナルジムで与えられた種目に打ち込んでいくもあり。コロナ以降はzoomなどオンライン上でのセッションを受けることもできるし、スマホのアプリで運動を管理することもできます。運動にかかわらず英語や資格などの学習にしても同様でしょう。しかし、こと健康・体力づくりにおいては細かい人間の機微を感じ取り高い精度で臨機応変に対応できるつねに心に寄り添ったパートナーがマンツーマンで伴走してくれることほど心強いものはありません。

社会が成熟し、技術は発達し、資金が飽和した今、あらゆる業界で低価格化・ハイクオリティ化が進み、そうでないものが淘汰されていく今。未曾有の人生100年時代にフィットネス業界だけが取り残されていないか?
扱う体は自分のものなのに、なぜこんなにコストも時間もかかるのだろうという問いがずっとありました。

トレーニングの本質はジムに行くことではなく、自分の身体に向き合うこと

前職のフィットネスジムでは2度の新店舗立上げ、2店舗のマネジメントをさせてもらいました。家にいる時間よりも長かったその濃密な時間がなくなり、近所を散歩する時間と思考を整理する時間が増えました。もっとも渇望感を覚えたのはお金でも地位でもなくて、「人とのかかわり」でした。業界10年を経て新しい業界をかじってみようとも思いましたが、今ある資源だからこそ、もっと多くの人にそして深く貢献できることはないかと考え行きついたのが「2nd GYM」です。

何を改まってと思われるかもしれませんが、おそらく限定したエリアの中では国内初の無店舗型会員制パーソナルトレーニングシステム(会員制の出張パーソナルトレーニング)です。
出張パーソナルトレーニングというと、どこか遠いところからわざわざトレーナーがたくさんの荷物を抱えて来てくれて、1時間ないしは90分間、退出するその時まで手取り足取り奉仕してもらうというそんなイメージがあります。(僕だけかもしれません。)それゆえ、プレッシャーも大きいし億劫です。

2nd GYMは、クールダウンのメンテナンスを含めて筋肉に負荷をかける上で必要最小限の時間かつ利用者にとって心理的負担になりにくいであろう、1回40分と短めで科学的に必要十分と言われる週2回に設計しています。エリアはなるべく狭い範囲に限定することでトレーナーの移動コストを削減し価格を抑えることができました。

体が変わるのは、①効果のあるやり方を継続し②自分自身の体と向き合い続けること(短期的目標に一喜一憂せずからだの変化に気付き、そして楽しめていること)。10年間フィットネス業界で関わり続けたトレーニングの真理だと思っています。②は運やタイミング、その時の心理状況(プライベートや仕事の状況など)によってコントロールの余地が少ない。一方、①は科学的に効果的な方法で「継続する仕組み」さえ自分自身のライフワークに組み込むだけで体が変わる大きな可能性を得ることができます。

その真理のもとでは、立派な施設や真新しい機材も必要なく、必要十分なスペースさえあれば負荷は工夫次第でいくらでも与えることができます。トレーニングする人の家がジムそのものであるという、僕らトレーナーにとっての極私的な視点が「2nd GYM」の由来であり、「フィットネスはもっと身近で手軽であるべき」なのは利用者だけではなく、指導者にとっても気負いすぎないという意志を含めています。ガツガツ筋トレしてムキムキになりたい人は向いていません。「あの人はこれだけ頑張っているから」「同い年なのにこんなに負荷かけてる」等周りと比較して意気込んできた風潮があるけれど、これからは自分の体だけに意識を集中して、「ちょっと出てきたお腹を落とそう」「二の腕をこれ以上たるませないようにしよう」と、他者との相対比較ではなく自分自身の過去との絶対比較と言ってもいい。一番じゃなくていいから、最低限の努力で少しでいいから今より健康的で、より美しくありたい。そんな風に、個人の活動がパーソナライズされている時代背景も汲んでいます。

継続を主軸に置いたパーソナルトレーナーは、人生100年時代と言われる「現役高齢化」社会において肉体や体調を客観的に管理してくれるネクストドクターまたはエイジングパートナーとして機能することでしょう。そして一度自宅でのトレーニングをマンツーマンで経験すると、知識が蓄積されその後欲が出て施設でバリバリ筋トレすることも、出張や転勤で受けられなくなっても自分自身でトレーニングすることができるようになります。大型ジムでの自主トレのアフターケアやコンディショニングの位置付けにされる人もいらっしゃるでしょう。

2nd GYMは、アフターコロナ時代における新しいフィットネスの在り方を提案します。
医療保険制度によって日本にいる私たちの健康は守られ安心して日常を送ることができていますが、ひっ迫した医療保険財政を地域ぐるみで少しでも抑えることにつなげられたら、それは地域にとって非常に意義のある社会貢献になり、繊細かつ敏感で治安のよい日本だからこそ成り立つサービスだと考えています。


この声が、社会と、技術や能力も高いのに食っていけない多くのトレーナーの耳に届いたら嬉しいです。大言壮語と笑われてもいい。未来の新しいフィットネス業界を一緒に盛り上げていきたい。

2021年1月4日に渋谷区上原からスタートします。
ともに、気軽に気楽に体を動かしていきましょう。

皆様にとってよりよい年になりますように。
2021年は皆様の健康に必死で貢献していきます。
不慣れでご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが何卒よろしくお願いいたします。

2nd GYM代表 五十嵐

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