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「超ネガティブな私」が「超ポジティブな私」になれた理由

自分に自信がなかった私が、失敗を恐れずなんでも挑戦するぞ!と変わったのは、1日の大切さに気づいたセブ島留学が大きな転機でした。
セブ島の華やかな表面となかなか見えない裏面。その中でも必死に1日を生きる人たち。
その人たちを見て、恵まれた環境にいる私が、失敗を恐れてやりたいことをやらないのは、生きることに精一杯な人たちにとても失礼であると価値観が大きく変わりました。
この記事をご覧いただき、「一度きりの人生、やりたいことは躊躇わず挑戦をしよう」とポジティブな気持ちになっていただけたら嬉しいです。

はじめまして。25Holdingsにインターン生としてjoinさせていただきました、伊東花音(かのん)です。現在は台湾の大学に通っており、インターンには、台湾からフルリモートで働いています。
今回は自己紹介も兼ねて、私の価値観や性格を変えたセブ島、台湾留学での失敗経験、そして25Holdingsのインターンシップになぜjoinしたのかをお話したいと思います。

自分に自信はありますか?

唐突ですが、皆さんは自分に自信がありますか?

私は、自分に自信なんてこれっぽっちもありませんでした。
学生時代は、目立つのも嫌、間違えるのも怖い。失敗したらどうしよう。恥ずかしい。そんなことを考えながら生きていました。

そんなネガティヴ思考なわたしが、”留学”を通して、自信を身につけ、世界の現実を知り「一度きりの人生、やりたいことな躊躇わず挑戦をしよう」と考えるようになりました。

自信のない私を負けず嫌い精神が後押し

普通の私が、留学をすると決めた理由は、「兄に負けたくなかったから」。
大学受験を控えた私はやりたいこともなく至って普通に日本の大学進学を考えていました。
そんな中私の兄がアメリカの大学に進学をすることになり、「私はやりたいことがないなら、可能性を広げるために海外の大学に行ってもいいのではないか」という考えが芽生えます。
さらに、こっそりと負けず嫌いな私わたしは兄に負けたくないの一心で海外の大学に進学をすることに決めました。

ただ、高校の英語の定期テストで赤点をとるような私。これでは台湾の大学にも進学が出来ないと思い、英語学習のため2ヶ月という短期間で、セブ島に一人で旅立ちました。
そして私はセブ島留学で英語だけでなく、世界の現実を知ることになったのです。

世界の現実と孤独

セブ島は、アジアにある有名なリゾート地のひとつ。
綺麗なビーチなどで人気で、一度は観光で行ってみたい人は沢山いるのではないでしょうか?私も同じイメージを抱いていました。

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Oslobでのシュノーケリング

しかし、私の持つリゾート地のイメージは一瞬で崩れることになったのです。
私の通う語学学校は少し街から離れた場所にあります。
空港から見える景色や街の中心であるセブシティはとても綺麗でした。

しかし、セブシティをぬけた辺りから、私の目に映る景色がかわり、道もガタガタ。野犬がいたり、水道管が壊れていたり、私の知らなかったセブ島の現実が垣間見えたのです。もしかして……との疑いが確信に変わるのに多くの時間は必要ありませんでした。

授業のない休日に友達と学校からモールに行く10分もしない距離の道中。
いつも、トライシクルというバイクにサイドカーのついた6人程度乗ることのできる乗り物で移動をしていたのですが、トライシクルが信号などで止まるたびに、小さな子供たちや、家のない方が私たちに「お金をください」と懇願をしてきたのです。
一人ではなく、何人も。服もボロボロで靴すら履いていない人たちもいるのです。

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トライシクルからの景色

本当に衝撃的でした。はじめて「お金をください」と言われた時はお金を渡したほうが良いのではと思いました。

皆さんは、このような状況に置かれたらどうしますか? 
私と同じようにお金をあげようと考えますか?

しかし、お金を上げれば解決するほど甘い世界ではなかったのです。
なぜなら、お金をあげたら、お金をくれる人だと認識されて、沢山の人々が集まってきて最悪殺されるかもしれない。ただ交通機関を利用しているだけで殺される可能性があるということに私は、驚き衝撃を受けました。

そして、目の前に困っている人がいるのに助けることのできないもどかしさと、ただ生まれた場所が違っただけでこんなにも違う人生が広がっており、彼らが毎日必要としているものを当たり前だと考えて自分に、恥ずかしさを覚えました。

毎日温かいご飯やふかふかのお布団があり、綺麗な洋服を着て学校に通うこと。どれも、私にとっては普通でした。多分今この記事を読んでいるあなたにとってもごく普通のことだと思います。
でもセブ島では、家もなく着る服もない、食べるものもないそんな子供たちが沢山いました。毎日生きるために精一杯なのです。

「恵まれた環境にいる私が、失敗を恐れてやりたいことをやらないのは、生きることに精一杯な人たちにとても失礼である」
私はこの留学を通して、やりたいことを考えることを知らず1日1日を生きていく、そんな人々を目の当たりにし、価値観が大きく変わりました。

変わりたいけど変われない自分を後押しした失敗経験

そして、セブ島での経験から「失敗を恐れずなんでも挑戦するぞ!」と意気込み、台湾の大学に入学をしましたのですが、すぐに自分の性格や考えを変えることができたかというとそんなことはありません。

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山の上にある大学からの景色は最高!笑

生まれてからの18年間、私は自信がなく人と比べることに馴染んでしまっていたため大学に入学してからも、自分に自信を持つことはできませんでした。挑戦をするなんてもってのほかです。

そして、そんな私に追い討ちをかけるようにコロナウイルスが流行してしまいました。授業は基本的にオンラインで行われ、毎日一人で誰とも会話をせず、今まで経験をしたことのない孤独感でいっぱいになりました。世界に自分しかいないのではないかと何回も考えました。

そんなコロナウイルス流行の真っ只中、約20年間避け続けていた「失敗」をしてしまったのです。

それはある授業のプレゼンテーションの発表の失敗です。今思えば大したことのないミスだと思いますが、当時の私にはとても大きな失敗に感じられ、今まで溜め込んでいた孤独感や不安が一気に押し寄せ、号泣してしまいました。
そして、そんな私に友達が言ってくれた一言がこちらです。

「今まで私がした失敗覚えてる?」

友達的には些細な一言だったかも知れませんが、その一言から私は、「自分の失敗を周囲の人は想像以上に覚えていない」と言うことに気付かされ、「別にミスをしても良いんだな、死ななきゃ問題はないか!」というマインドに変わり、数年前の「失敗を恐れる私」からは想像できないほど挑戦することへの躊躇いがなくなりとてもポジティブになりました。

失敗から学びを得て、成功に繋がり、自信に繋がり、どんどん成長する事ができる。
このことに気づいてからは、セブ島で気づいた「1日」の大切さをより大切に過ごすことができていると思います。今では、「一度きりの人生、出来ることは今やるべきだ」
そう思っています。

誰かのために私にできること

私はセブ島と台湾留学を通し日本にいるだけでは気付けなかった事に気づくことができ、もっと自分の知らない文化などに触れたいと感じるようになりました。
そのためには場所にとらわれずにできる仕事をする必要があると考えています。
また、今までたくさんの人に支えられて生きてきた私は、誰かの為になるような仕事かつ、自分の大好きな犬に関係する仕事があったら尚良いなと考えながらインターンシップを探していました。

そんな中、25holdingsに出会ったのです。
グローバルな環境で事業を展開していることや、「ペットと人間の生活をより密接なものに」というミッションを掲げていること、私の探していたまさに理想の企業であり、今私がやりたいことが25holdingsには詰まっているとすごく感じました。

まだ、joinして1ヶ月もたっていませんが、純粋に楽しみながら、スポンジのように学べる事は全て、学んでいきたい。
そんなふうに考えています。
そして、いつも誰かに支えられて生きているということを忘れずに仕事に取り組みたいと思います。

少し長くなってしまいましたが、私の記事を読んで、前向きな気持ちになっていただければ幸いです。

Thank you for reading my note.

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ドッグランで満足した犬たち


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