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井の中の蛙、大海を覗く

とても久しぶりに自分の勤めている学校外の方とリアルで交流する時間をいただき、とある東京の学校見学に行ってきた。

学校見学自体とても久しぶり、いや、教員になってからは初めてかもしれない。

自分の勤めている学校は母校ということもあり、自分自身が通っていた頃ととっても大きく変わっているかと言われると、そうでもない。
なので、自分から積極的に外に出ていかないと新しい繋がりや、刺激を受けられないことは初任の頃から心得ていたはずだった。

だけれども、気づくとずっと勤務先と家の往復の日々。
うまく行った授業や学級経営や部活や
そんなことに頭がいっぱいで外に出ることを忘れていた。
いや、外と比べたくない、傷つきたくないから意識的に出ていなかったのかもしれない。

でも、初任の頃はもっとアグレッシブだった。
2年目はそんな1年目の私と自分自身が比較してしまうからとても辛くなる時がある。
1年目の方がもっと授業準備や楽しむことにフォーカスできていたな、と思う時もあって、自分の頑張りたい軸はなんなのか、もやもやしてしまうから。

でも夏休み明けのテスト期間に少し心も休まり、時間も取れたので、今回勤務校以外の学校を見にいくことができ、正直衝撃を受けた。

まさに、井の中の蛙、大海を覗く。

今まで大海があることを知りつつも、知りたくなかった、知ろうとしていなかった蛙が
ひょんなことで時間ができたから壁をよじ登ってみたところ、外には想像以上の大海原が広がっていたということを覗き見して、確認した、というべきだろうか。

とっても当たり前だけど、色々な指導法をされている先生、
いろんなバックグラウンドの生徒
教室や環境の違い
働き方の違い

何もかも、今まで自分の中からこぼれ落ちていた観点に刺激を与えてもらった気がした。

とても抽象的だけれども、このような外に出る経験は本当に欠かせないことだということを実感することができたし、
私の大好きな名言である、

「もっといいものはいつもある」

公文公先生


を体現するためには、自分の中だけで戦っていても自分の中だけのベストであって、学校全体、社会全体、地球規模で見たらなんてことない変化で
もっとdrasticな変化こそ、生徒が卒業してから適応していくことを求められるものなのかもしれないと気づくことができた。

もっと外に出ること
自分の大学時代のようにもっとフットワークを軽く
でも今の周りの人、ものを大切に

蛙さん、もっと飛び出していきたいと思います。
あと今年も3ヶ月。
早すぎる!

充実した一年だったと言えるように全力で目の前と、大海に向き合いたいと思います。

9月も頑張るぞ!

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