フィルムカメラで撮る徳島
📸 Minolta α-Sweet II L + AF 28-80mm F3.5-5.6 D
🎞 Kodak Gold 200
和歌山に引っ越してきて、それから3か月ほどずっと行こうと思っていた徳島。和歌山と徳島とは、フェリーで近いのだ。
ついに予定が合ったから、ついに旅行を決行することとした。
私にはカメラ歴が長い祖父がいて、部屋にお邪魔して少し棚を開ければ、MamiyaとかMinoltaのカメラなどが沢山出てくるのだ。
そんな祖父から少し前に、Minoltaのフィルムカメラを譲り受けていた。今日はこいつを連れて徳島へ向かおう。
…
今回の記事では少し旅中での時系列を変えている。正確な旅行記は、この後に投稿する予定であるから待たれたい。今回は、フィルム写真で旅の思い出を振り返るというような趣旨で書く。
徳島へはフェリーで行く。フェリーは写真を撮るのが非常に楽しいところで、36枚しか撮れないというのに、旅の序盤だというのに、シャッターをたくさん切っていた。
最高なフィルムの色である。実際、ここの居心地は良かった。少し暑いけれど。良くも悪くも、数日前に逆転して晴れ予報となっていたので、この旅行は暑さとの闘いとなった。
ここだけで3カット撮っている。しかし、3カットともいい感じなのがにくい。
この暑さでは誰も座らない座席たち。みなじゅうたん席でゴロゴロしている。
今回の旅では、鳴門のあたりを散策したいと考えていた。
船でのカットの次は、いきなり池谷駅での写真となった。ここは鳴門方面への乗換駅である。
あたりにはレンコン畑が広がっており、蓮の花も少し見えるようになっていた。
鳴門の駅に降り立った。駅から見える「キョーエイ」は、どうやら徳島のご当地スーパーなのだという。今回は行けなかったから、ぜひ次訪れるときには立ち寄りたい。
いざ鳴門公園へ向かう。私は去年まで兵庫県、明石市に住んでいた。鳴門公園へは一度、兵庫から橋を渡り淡路を通って来たことがあった。徳島で唯一来たことのある場所だった。
鳴門公園へ向かうバスの車窓は良すぎる。
これが淡路島と徳島県を結ぶ大鳴門喬である。観光船が、常に橋の下をうろうろしている。ちょうど渦潮が綺麗な時間らしかった。
休憩にいいスペースだ
灼熱の鳴門公園である。けっこうつらいけれど、景色だけは最高なんだ。
多分ここが鳴門公園の中心みたいなところなんだろう。名を千畳敷と言ったか。
右端の階段を下っていくと、何やら浜へ降りることができるらしい。行ってみよう。
階段を下れば、橋を見上げるようなところへ着いた。フナムシも見た。
やはり大きな構造物は真下から見上げると迫力がありよい。
鳴門の駅は待合室もクーラーもなく、早めに着くと涼めるようなところは観光案内所くらいしかない。長居しずらいし、列車が来たらさっさと乗り込んでしまうしかない。
徳島では、気になるカメラ屋の看板を見た。「さくらや」と言えば、あのカメラのさくらやでないか。まだ生きていたのか。
まあ、あの”さくらや”とは関係ないんだろうが…
徳島の中心部はかなり栄えているなという印象だった。鳥取島根と一緒に田舎とか言われるけれど、少なくともこの徳島は、見かけの上ではかなり都会に感じられた。
これが徳島駅前である。栄えているように感じる。目の前にある大きな商業施設が都会という雰囲気を感じさせるが、数年前にそごうが撤退してから大分衰退しているらしい。ぱっと見都会だと、感じるだけなのかもしれない。
フェリーで、夕日を見ながら徳島を離れた。行きよりもたくさんの人が乗っていて、すぐに席も埋まっていった。
また近いうちに訪れよう。また、フィルムカメラも持ってこよう。
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