喉元過ぎて、熱さを忘れている……のか?

突然ですが、以前の職場で一緒に働いていた人から、お仕事のお誘いを受けました。

業種としては、福祉系のものです。
結論としては、今は転職を考えていないということでお断りをさせて頂きましたが、少し悩んでいる部分もあります。
それは、「私を必要としてくれる人がいる」という嬉しさかもしれません。
また、「もう二度と、福祉の仕事はしたくない」という感情が、薄れているのかもしれません。
その一方、今の仕事は嫌いでも一応は必要としてくれる人がいるし、吃音緘黙が酷い今、新しい職場での面接なんて出来るわけないという思いもあるし、やっぱり、「福祉の仕事はもうしたくない」という感情が、残っているからかもしれません。
私自身、「福祉の仕事」に対して、「もう無理」と思っているのか、「もしかしたら、出来るかもしれない」と思っているのか、分からないのです。
前の前の職場でも、前の職場でも、「私に福祉の仕事は無理だ」と思ったことは、はっきりと覚えています。
そして、完全に心が折れたことも、知っています。
それでも、滅茶苦茶苦労してとった資格を生かさないのも、辛いのかもしれません。
まだ、夢を見たい気持ちもあるのかもしれません。
自分のことなのに、「かもしれない」という表現ばかり、使ってしまいます。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざがありますが、私の福祉に対する思いは、未だに「辛い、無理」のままなのか、回復してきているのか、本当に、分からないのです。


何か、色々な感情が出てきています。

お誘いを断ったことに対する罪悪感とか。

でも今までの人生で、お誘いを断ったことなんて山ほどあるよなあとか(むしろ、お誘いに応じたことの方が少ない)。

私なんかがやってきて、更なるトラブルを生むのがオチだよなあとか。

勤務地が私の愛車では通えない場所だったら無理だよなあとか。

でも転職する気もないのに、職場の場所とか内容とか聞くのも、相手をその気にさせて断るようなことの方が失礼だよなあとか。

あまりにも思い出したくないトラウマが多くて、そのくせ少しでも刺激されたら大暴走を起こしたこともあったよなあとか。

例えば、「足音がうるさい」と指摘されただけで、感情が大爆発して泣き出す人間だよな、自分は、とか。

それ以外にも、下らないトラウマは大量にあって、むしろお前の方が福祉のお世話になれってことがたくさんあるよなあとか。

考えれば考えるほど、やっぱり、転職はしない方が良さそうな気がしてきました。

夢や希望は捨てましょう、「自分は駄目人間、トラブルメーカー」という現実を受け入れましょう、自分。

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