見出し画像

大根おろしだけじゃない添え物集。

"焼き魚には大根おろし"定番ですよね。

大根おろしが万能の添え物である事に異論はありません。
が、それ以外の選択肢があっても良いよなとも思うんです。

画像3

・大根おろしの冬は旬

スーパーでは年中置いてあるけど、大根は冬の食材なんです。
やっぱり大根は冬が美味しいし、なるたけ旬の物を食べたいなと思うんです。
だから冬は大根おろし率が多いし、夏はキュウリとかをよく使う。

ちなみに鮮度のいい大根であれば皮ごとおろしても美味いです。
シワシワの皮なら刻んで他の料理か切り干し大根に。
おろしの余計な水分は味噌汁とかに入れてね。

画像1

もちろん添え物ナシという選択もあり。
単体で味わうのも良いもんだぜ。

けど、脂が乗りまくってたり、味が強かったり、塩気が濃い時は添え物がある方が美味しく食べれる。
相乗効果って奴ですね。

それに添え物で野菜が取れるし、副菜ポジションと捉えて良い。
侮れない添え物の世界。

画像22

家で干すくらいには焼き魚が好き。


・大根おろしアレコレ

まずはここから。
普段の大根おろしに足し算でね。

あ、ちなみに
大根おろしの余分な水分は味噌汁とかに入れると美味い
から捨てないでね!

画像4

醤油?ポン酢?それとも??

醤油をかけるのかポン酢をかけるのか、はたまた違う物をかけるのかで味は変わってくる。

我が家ではポン酢率が高いのだが
ののっている魚(サバやホッケなど)はポン酢
サッパリしている魚(タイやサワラなど)は醤油が合う。
まぁ好みだけどね。

味が濃い干物の時はなにもかけない大根おろしも良い。

画像2

柑橘おろし

大根おろし×柑橘×醤油が定番だが、醤油じゃなくてでやるのも美味い。
柑橘の皮をおろしたり刻んで混ぜるのも爽やかで良いもんだ。

スダチ、かぼす、柚子などが有名だけど、レモン、ライム、橙、柚香、シークヮーサーなどもけっこう合う。
果汁やチューブのも美味しいけど、あればぜひ生のを使って欲しい。

画像8

生姜おろし

千切りやおろしの生姜を添える。
サバやサワラなどの青魚によくやる。

なんなら大根おろし無くて生姜だけを添えることもある。
魚の臭みが良い具合に中和されるのよね。
刻んだ生姜をボリボリ食べるほどの生姜好きだからたっぷり添えます。

画像6

菊花おろし

オススメのおろし。
菊花をサッと茹でておろしに混ぜる。
醤油やポン酢、塩を少し合わせて使う。

ほろ苦い菊花が脂ののった魚に合う。
サバになんて最高。

画像7

木の芽おろし

木の芽(山椒の葉)をまぜた大根おろし。
爽やかでサッパリ。

この日は山椒味噌をウドに塗って焼いたのを添えてある。
タイ塩焼きって美味いけどちょっとパサつきがちなので味噌とかおろしとかと合わせて食うのが好きだなぁ。

スナップエンドウを茹でたのを開いて添えると可愛い彩り。

・焼き野菜

画像9

おろしに焼きタケノコ

季節の焼き野菜を添えるのも良い。
魚と一緒に焼いたら楽だしね。
春ならタケノコが最強。

この日の大根おろしはやけに緑色だが、これは頭の方を皮ごと使ったのだろう。
皮ごと卸すのが基本だけど、剥く場合は皮は別の料理に使います。
味噌汁とか切り干し大根とかね。

画像10

おろしに焼きししとう

ししとうを焼いたのは良いぞ。
なんつっても焼くのが速攻だからね。

串に刺して強火で炙ればすぐ美味い。好みで出汁醤油につけても塩につけてもいい。
夏はししとうオススメ。

画像17

焼き椎茸

一緒に焼いて、仕上げに醤油を垂らして再度焼くんです。
それだけなんだけど美味いんだ。

普段の食事で焼き椎茸だけを作ると洗い物の割にこれだけ?ってなっちゃうこともあるんだけど、焼き魚と一緒なら良い感じ。
秋はコレ。
もちろん軸は別の料理に使うよ。


冬はコレってのも探したんだけど写真が無くって……
オススメの焼き野菜を書き残しておきますね


タケノコ、ソラマメ、アスパラ、芽キャベツ、

ししとう、モロッコインゲン、おくら、トウモロコシ

椎茸、キノコ全般、ナス、さつまいも、

人参、大根、レンコン、葱、ラディッシュ


・和え物や漬物の添え物

酢や柑橘で和えた野菜、つまりは漬物や和え物の部類なのだが、これがいいんだ。
大根おろしにせず、刻んで和え物にする時もあるくらいね。

画像12

大根とラディッシュの酢漬け

物によるけど塩ブリってけっこう強い味なんで、こういうサッパリした添え物が欲しくなる。
作り方は簡単、スライスして塩と酢で漬けるだけ。
好みで少し醤油を垂らしてもいい。

皮付き大根の青臭い香りが合う焼き魚もある。

画像13

酢蓮

酢れんこんですね。
茹でてからスライスして甘酢に漬ける。
唐辛子を一緒にいれると味が〆って美味い。

サバとか鮎とか脂ののったのにめっちゃ合う。
見た目も可愛いしね。

綺麗に作るポイントは茹でるお湯に少し酢を入れること。
シャキシャキで甘酢っぱくて長持ちするので多めに作ってもいいですね。

画像14

キュウリとミョウガと大根の酢漬け

こういう漬物はよくやるのだけど
メイン野菜×香味野菜でやるのが良い。
メインは大根やキュウリ、カブ、白菜、キャベツなど。
香味野菜は生姜、ミョウガ、シソ、菊花など。

塩揉みしてから酢で合わせるのが美味い。
仕上げに少しだけ醤油を垂らすとまろやかになります。

画像15

大根とシソとミョウガの酢漬け

コレも酢漬け系。
大根はカブより青臭いので強くなるが、焼き魚に合わせるなら大根の方が合う気がする。
カブは甘くて柔らかくて美味いけど、合わせると負けちゃうことが多いのよね。

丸干しの魚は旨味が強いのでこういう添え物が合います。

画像18

ミョウガの酢漬け 葱のタレ焼き

サッと茹でたミョウガを甘酢で漬けた物。
綺麗なピンクと爽やかな酸味が良い。

照り焼きの魚はフライパンで作ることが多いので、一緒に焼ける野菜を添えがち。
ミョウガを口直しに食べると甘辛いブリが進むんす
紅ショウガの余った漬け汁で作るのもいいよ。


・それ以外の添え物

もはや添え物じゃ無くて副菜な事も多々ありますが、色々な物を添えてきました。

画像16

ブリ塩焼きに色々。

添え物としては、茹でた絹さや、かぼす、ナスの漬物かな。
後ろにはゴボウサラダとホウレン草のおひたし。

焼き魚の皿は大きめにして副菜も持っちゃえば洗い物が楽だよ。
フリーダムに行きましょ。

画像11

酒塩焼きに色々。

添え物としては、キュウリと新生姜の梅酢漬け、きゃらぶき。
副菜として、茹でスナップエンドウ、キャベツおひたし、新玉葱スライスって感じ。

この日は鮭の塩気が濃かったので、新玉葱と合わせながら食べた。
こういうの食事もいいよね。

画像20

メヒカリの干物と色々。

自家製のメヒカリの干物を大きめの副菜ポジションに持ってきた日の食事。
茹でしゃぶ、新玉葱スライス、鯵とキュウリとミョウガの漬物、カブのポン酢漬け、焼き椎茸、三つ葉のおひたし、がんもどき、茹でホウレン草と水菜。

これはお客さんが来てたランチのメニュー。
色々な副菜と一緒に食うのも好き。
自分らで自由に合わせて貰うのもいい。

画像21

ぬか漬けと卵焼き

これは港の近くでこさえた豪華朝食の一部。
漬物とか卵焼きとか、副菜っぽいのでも一緒に盛ると綺麗だし洗い物が減る。

ぬか漬けの酸味は焼き魚によく合うしね~

・おわり。

とりあえず、ここまでで。
和食屋に行くと魚に添えてる物が色々あって面白いから興味あれば行ってみてね。

画像23

焼き魚を楽しむアイテムとして添え物を工夫してみるのオススメです。
いつもと違う物を添えて美味しく、楽しく。

最初にも言ったけど、まず添えないという選択もあるからね!!
そのままの美味しさを味わうのも良い物です。
季節物や新物なら特にね。


画像19

おまけ。

ムニエルにトマトと赤パプリカを煮崩したピペラードソースをかけるのが好きです。
じっくり弱火で煮崩した甘酸っぱいソース。
夏が近いし是非やってみてください。


今度こそおわり。




この記事が参加している募集

私の朝ごはん

いつもありがとうございます。 書くの大好きだけどやっぱ大変だから、サポートして貰えると持続性が増します。