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うまいシウマイあぁウマい。

自分のソウルフードというか、地元グルメ代表はシウマイだ。
シュウマイじゃない シ ウ マ イ ”なのだ。
あとはハングリータイガー、鳩サブレー、岩井のゴマ油もかな。


電車で遠出するときはあの弁当をよく買ったのだが、例の流行り病の影響でそんな機会がしばらく無い。
それに家にいる時間もあるし「ちゃんと作ってみるか!」と思い作り始めた。

最初はなんだか納得いかなかったけど、何度も作っていくうちに方向性がハッキリして、数ヶ月前にはかなり満足のいく物ができ、今日やっとレシピにできた。
元々、肉団子や餃子などの挽き肉系は得意だから応用できることも多いのだ。


とりあえず、完成形。
あとはお好みで調整してね。

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・材料(大きめ60個)

シウマイの皮:60枚
鶏胸挽き肉:300g
豚あらびき肉:300g
タマネギ:200g
水煮タケノコ:100g
干し椎茸:8個
生姜:10g
干し小エビ:10g
塩:小さじ1(タマネギと肉で1/2ずつ)
胡椒:小さじ1/2
鶏ガラスープの素:小さじ1/2
オイスターソース:大さじ1
ゴマ油:大さじ1
酒:大さじ2
片栗粉:大さじ3

・材料アレコレ

あらびき肉が無ければ普通のでもOK
タマネギ200gは小さめなら一玉、大きいのは1/2玉。
タケノコは普通の水煮でもいいが、干しタケノコ水煮だとゴリゴリですげえ美味いのでオススメ。

干し椎茸は水でじっくり戻すと美味しさが凄いので、前日から水に浸して冷蔵庫でお試しあれ!
時間なければお湯で戻しても…
戻し汁の残りはスープ等に使ってね、良い出汁でっせ。

干しエビは桜エビサイズならそのままでOK
デカけりゃすり潰して。
オススメは干しオキアミ、旨味も香りも濃くて美味い。
生エビは高いけど、干しアミならお手軽に美味くなる。
ちなみに崎陽軒のはホタテがはいるそう。うひょー。


・作り方

①野菜を切って用意。

野菜は5mm角くらいの小さめみじん切り。
生姜はすりおろしても、細かく刻んでも。
タマネギは塩小さじ1/2をして少し置いてギュッと絞る。


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②肉を練る

大きめのボールに肉と塩、胡椒をいれてよく練る。
手が冷たいのは我慢。しっかり冷やして練ると乳化しやすくて美味い。

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③具や調味料を入れる。

タマネギ、タケノコ、椎茸に片栗粉をまぶして入れる。
食材いれる順は気にしないでOK
野菜に片栗粉をまぶす事で肉との接着がよくなって一体感ができる。

これはあくまで写真用に綺麗に入れたけど、別の容器のまとめて用意しといてドサッといれると楽。
いちいち手を洗うのも大変だしね。

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ぐりぐりっと混ぜたのがこんな感じ。
混ぜた後に1時間くらい置くと干しエビが水分を吸って美味しくなる。
パサつかないし、旨味が濃縮されるしね。

ま、時間なければそのまま包んでも良いからね~
馴染ませておく内にお米を研いだり、音楽を聴いたりしてね。

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④包んでいく

包み方は人それぞれ。
俺はアイス用の木のヘラを使ってます。
左手の親指と人差し指で輪を作って右手でヘラを持ってペタペタしてる。
けどコレは動画で見た方が分かりやすいので調べてみてね。

点心作りのプロがやってるのは圧巻ですよ。
無心になってできる作業は好きな方。

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包み方は人それぞれ。
皮で頭まで包むも良し、具をたっぷり入れてギリギリで包むも良し。

作るの大変だし、具をみっちり入れて数を減らす方が楽だけど、そこはお好みで。
具が少なめなら75個は作れる分量ですが、60個表記にしてあるのはそういうこと。

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包むのは結構な時間がかかるので、餡をいくつかに分けて冷やしておいたり、保冷剤を当てたりしてあげてくださいね。
特に夏場は食中毒はこわいぜ。

包んだものはオーブンシート等に乗せて冷蔵庫へ。
蒸せる量ずつ分けて作ると楽。

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⑤蒸し上げる

中火で10分を目安に蒸しているが、これはコンロや鍋次第なので良い感じになったら1個切ってみてね。

我が家は2~3回に分けて蒸すので、蒸したて熱々のタイミングが何度かあって嬉しい。


・完成

蒸したてホヤホヤを食べるのがやっぱ美味い。
辛子をつけてね。
好みで醤油をちょこっとつけても良い。
けど味はしっかり目なので醤油なしでも充分。
酢をつけるとサッパリで食べ過ぎちゃうけど美味い。

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この日はサラダやナムル、青梗菜の塩炒めなどと合わせて。
うんまいぜ!!
米に合うんじゃ~~!!

なんでか分からんけど餃子ほど食べれないのがシウマイなのよね。
餃子なら30個食うのに、シウマイは15個で満足。
どうしてだろう。謎だな。

お腹いっぱいだ~

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こういう組み合わせも好き。
中華系のスープは鶏ガラベースの似たのになりがちだけど
生トマトと卵のスープ、コーン卵スープ、をたまにいれると嬉しくなる。


・シウマイが弁当のメインに最適な訳

駅弁は種類が様々ありますが、その中でも崎陽軒のシウマイ弁当は根強い人気を誇る。
地元びいきも少しあると思うが、キングオブ弁当だと思っている。

弁当を売っていたのもあり、弁当のプロと話すことも多いのだが、シウマイ弁当のまとまり具合は凄いとよく話題に上がる。

まぁ、シウマイ弁当の良さは沢山あるんですけどね。
米が美味いし、全部の料理が美味しいし、酒のアテにもなるし、、、ね。

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あぁ、また話が脱線してしまった。
弁当のメインになんでシウマイが良いかって話だ。

王道の弁当と言えば、ハンバーグ、唐揚げ、ミートボール、エビフライとかかな。
ハンバーグやミートボールは脂が固まりがちだし、揚げ物は衣がべたつきがちだし、味付けを外からする物は時間が経つとタレが流れ落ちやすいし味移りも多い。

もちろんそれはそれで美味いし、冷めて美味いように作る事もできる。
野菜たっぷりのハンバーグなら冷めても柔らかいし、唐揚げの衣によっては冷めてこそ美味しいってのもある。
タレがごはんに染み込んだのも俺は好きだし。


そういうアレコレを考慮してシウマイは凄い。

・味付けが直接されている。
・皮をつけた蒸し物だから時間が経っても食感が変わりにくい。
・野菜や水分、片栗粉などが混ざっているので肉が冷めても固まりにくい。
・皮があるので味移りも少ないし、箸で食べやすい……

などなど様々な理由でシウマイは弁当に良いと思う。
塩鮭と同じくらい弁当に合う。

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そろそろいつものあの弁当を買って旅に出たいなぁ。
遠くに行きたい。
もう少しかな~

あと半年くらいで旅行も行けるようになるかな。
そしたら1人旅するぞ~!

料理、地酒、焼き物、食材、そんなのを巡ってさ
その地方で仲良くなった人達に美味しい物を教えて貰って
無計画でさすらう。
絶対行くぞ~

その時がきたら、いつものシウマイ弁当を買っていこう。

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