見出し画像

ゴマ豆乳冷やし担担麺のレシピ、とでも言うのだろうか。

担担麺の定義をよく知らないのでなんとも言えないが、とりあえず「ゴマ豆乳冷やし担担麺」と呼ぶことにしよう。

最初は宴会で余ったうどんをどうにかするために作った賄い料理だった。
その時にたまたま余ってた豆乳を使い、挽き肉とラー油と豆板醤とでこさえた熱い汁麺だった(と思う)

その料理は個人的にも気に入ってて、家でも作るようになった。
それから数年、様々な改変を経て今では我が家の夏の一品になった。

麺は冷たく、スープは豆乳と練りゴマ、挽き肉はピリ辛に炒め、野菜をこれでもかとトッピングする。
さて、レシピを書こう、いい加減に、適当な加減で。


あ、大体4人前です。

・肉味噌のレシピ

挽き肉:300g
豆板醤:大さじ1
醤油:大さじ1
甜麺醤、味噌、コチュジャンなど:大さじ1
砂糖:小さじ1
ゴマ油:大さじ1
酒:大さじ1
胡椒、山椒、:お好みで

挽き肉は鶏ももがオススメ、もも肉じゃ無くても鶏挽肉がオススメ。
豚とか牛もいいけど使う場合はよーく炒めて脂を拭き取ってからが良い、豚とか牛の脂は冷すと固まるからね。
そんでその不足分をゴマ油やラー油でまったりさせるのがいい。

好みで野菜をいれるのもオススメ。
生姜、ニンニク、ネギ、タマネギ、椎茸、タケノコ、レンコン、しめじ、などなど好きなのをどうぞ。
この日はタマネギを1/4個と椎茸1個いれた。

この日は合い挽き肉を少々、無ければ工程飛ばして。

合い挽き肉を少しいれるの美味いけど、あんまいれすぎると脂が固まってボソボソになるので気をつけて。

よく炒めて動物性の脂を拭き取って、ゴマ油をいれてから豆板醤。
豆板醤はしっかり炒めるの大事。

豆板醤の香りがでてきたら椎茸やタマネギなどをいれる。
のせる具材を刻んで残った端っことか切りにくいのをいれるのオススメ。

ここで鶏挽肉をいれて炒める。
この日は鶏胸肉だったので、コレを炒めると水分が多くて炒めるというより蒸す感じになっちまうんで野菜類が炒めれてからね。

で、砂糖をいれて更に炒める。
とけたら酒をいれて煮詰める。

動きの凄い写真

味付けは醤油、味噌など。
今回はコチュジャンが半端に余ってたんでいれたが、甜麺醤でも赤味噌でも田舎味噌でも好きなのでやって下さい。

味のイメージはジャージャー麺とか麻婆の餡とか、そこら辺のから少し甘味と汁気を減らした感じ。
好みで山椒や八角、五香粉なんかをいれてもいい。

・スープ?汁?

肉味噌はどうにでもなるが、このスープは解説がいる気がする。
そんな難しい物では無いんだけどこだわりがある。

練りゴマでクリーミーにすると重たい、それはそれで好きだよ、好きだけどちょっとくどい。酢をいれてサッパリさせてもちょっとね。
というわけで僕はゴマ率をかなり抑えて豆乳おおめで作ります。

あ、これも4人前です。

練りゴマ:大2
酢:大1
醤油:大1
鶏ガラスープの素:小1
豆乳:300cc
水(氷でも):100cc
ラー油:好みで

まずは練りゴマを延ばす。
酢をいれて混ぜると綺麗に伸びる。

鶏ガラスープは冷しても脂が固まらないのを選んで下さい。
ペーストタイプはあんま向かない。

少しずつ延ばして分離しないようにね。
好みですり胡麻をいれてもいい。

で、ぜんぶいれて延ばしたら冷す。
時間無いときは水じゃなくて氷をいれてもいい。冷えてるの大事。

ラー油は盛る直前にたらして、混ぜ込まないのが大事。

・具の説明、盛り付け

具材は何でも好きなので良い。
基本的に肉味噌とタレがあれば美味い。

オススメはネギ、パクチー、アーモンド、トマト、キュウリなどはあった方が良い。
いれがちなのは茹でたモヤシ、なすび、おくら、生のタマネギ、生姜、茹で鶏、茹で卵、水菜、パプリカ、レタス、ミョウガ、しそ、などなど。

あとね、大事なのは全てを冷すこと。
器も、麺も、具材も、スープも、肉味噌もね。

麺はちょっとだけ長めに茹でてしっかり洗って冷す。
細麺がオススメ。

盛る順は麺、スープ、肉味噌、具材って感じ。
スープを早めに和えておくと麺がくっつきにくい。

こんな感じ。
この日は具が多いけど、ホントに具材はある物でいいけんね。
色が隣り合わないように気をつける。

混ぜ混ぜて食べます。
好みで豆板醤やラー油などで辛味を足してもいい。

うめえよ、肉味噌とスープの合わせた美味しさはもちろん、どの野菜を一緒に食べるのかで色んな味を楽しめる。
冷やし中華的でよろしいね。

・具材アレコレ

半熟の煮卵を乗っけたの良かったな~まったりして辛味と合う。
生のレタスとかをのせてサラダ仕立てにするのは定番です。
パプリカなんかも合う。

ミョウガや生姜、ネギなどの薬味をモリモリにしたのも好き。
この頃はアヒアマリージョというペルーの唐辛子ペーストを使ってた。あれ欲しいな~

ピーナツでやってたけど、個人的にはアーモンドのほうが好き。

なんかで余ったかで昼に作ったのを夜に仕上げて食べたんだけど、意外にも茹でたてじゃなくてもそれなりに美味い。
その場であわせればいけますな。

そしてこのタマネギ!!生のタマネギがうめえんだ~~
なんでピリ辛の肉と生タマネギってこんなに合うんだろう。

って感じで、具材はなんでもアリです。
自由よ~~

・汁麺の汁の話

昔から気になっているのだ。
ラーメン、そば、うどん、、、汁麺の汁ってもったいねえよな。

でね、色々考えたんです。
けどまぁそんな簡単じゃ無い。それの良い方法があれば既にやってるさ。

で、一応ボクが知ってる限りをね。
そんなん知ってるわ!!って感じかもしれないけど一応ここに書いておきますね。

・汁を飲みきる濃度に仕立てる
たまにあるんです、淡麗系のラーメン屋とか、関西系のうどん屋さんとかね。
旨味がしっかりしてると塩気が控えめでも美味しく食べれる。感覚的にはお椀物的なポジション。
そんで脂っ気が少ないのも大事。
けど、これは好みの問題だからね~~

・汁ナシ
最近は多いよね、汁なし担担麺とか、油そばとか、ああ言うの賢いと思う。
排水が楽だし残されないし、スープを温め続ける必要ないしね。
まぁこれも好みの問題になるんだけど、例えばお祭りとかイベントとかキャンプとかだったら排水の面からも汁ナシ系は良いと思う。

・汁減らし
今日のレシピはまさにこれなんだけど、汁の濃度と量をギリギリで攻めて食べきる。
汁ナシは油で麺がくっつかないようにしがちなんで、正直重たい。
でも汁減らしならそれは解決。適量を作るのって難しいけどいいもんですよ。

あとさ、そばのつけツユとか、つけ麺のツユって多くない?
よく余るのでもう少し減らしても良いのにな~と思う。
まぁお店的に手間なのはわかるがね、、

・他の品で使い切る
つけ麺にセットで炊き込みごはんがついてきて、最後に漬け汁にいれて混ぜて食べてください!って言われたときは感服した。
そうだよね、使い方は様々。
もったいないから~って主張ではなく、美味しい食べ方!楽しい食!ってスタイルでだしたらみんなハッピーですよね。工夫次第。
定番だけどカレーうどんにごはんってのも好きだ。

・そば湯的に薄めて飲む
コレは天才の所業ですよね、あの発想は本当にすごい!!
で、応用編としてつけ麺の汁を出汁で延ばしたりするのも素晴らしいと思います。

・リメイク
コレはちょっと特殊なんだけど、家で作ってその残り汁でもう一品作ってすぐ食べるという人のみに通用する。
例えばラーメンスープで炊き込みごはん、うどんツユで茶碗蒸し、蕎麦つゆで煮物、色々あります。
が、衛生的にも量的にも難易度高め。


・おわりに

他にもあるかな~あるよね~きっと色々と。
なんだか説教臭い文章になったけど、なにが言いたいかって、美味しく食べきろうぜってこと。

これはこれとして、冷やし担担麺は美味いから食べてな。
具沢山なのでスープや肉味噌がドレッシングみたいになって美味い。

夏、暑いし天気も変だし、ほんとに生きづらい。
どこまでが人類の影響かは分からないけど、かなり人類の問題でもあるだろう。多分きっとメイビー。

かといって一個人に何が出来るんだって?そんな余裕ねえよな。分かる。
けど、そこで少しのスープのロスを減らすのだってさ、微力でも環境問題に対しての行動になる。はず。

暑すぎる日はこのイントロが聴きたくなるよね~



いつもありがとうございます。 書くの大好きだけどやっぱ大変だから、サポートして貰えると持続性が増します。