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”ホタルイカなめろう”の日本酒ドロボー!!

なめろうというか味噌和えというか、なんとも日本酒が進むアテをこさえちまった。
ボイルのホタルイカでできるし、簡単だし、なんといってもこの季節にピッタシ!!春の夜長にちびちび呑みましょ。


個人的にすごい革命的な料理だったけどきっと既出、それでも書きます。
美味しいレシピは広く知った方がハッピーですからね。
(新しいレシピ思い付いた!ってのは知らないだけで、99%は先人が作っているのだ、うはははは)

・材料はホタルイカ、薬味、味噌。

薬味は好きな物で、ネギ、生姜、ミョウガ、しそ、ごまなどがオススメ。
今回はキュウリもいれた。

生姜やミョウガだけなど薬味少なめでシンプルに仕立ててもろみ味噌的に仕上げてもいい。
濃いのをチビチビ食べて日本酒をチビチビやるのもたまらんべさ。

キュウリや大根、カイワレ、などの野菜類や薬味をたっぷりいれて具沢山にしてバクバク食べるのも良い。
具沢山の場合は時間が経つと具から水分が出るので注意。すぐ食べてね。


味噌はなんでも、今回はいわゆる田舎味噌で。
少しだけ豆板醤をまぜた。いれなくても美味いけど、ピリ辛にすると更に美味い。
あったら青唐辛子とかカンズリ、柚子胡椒、七味、辛子などでも良さそう。
きっと辛子なら”ぬた”っぽくなるだろうな~
辛子でやってシャリと合わせて細巻きとかにしたら美味そうだなぁ~

・作り方と言うほどでもないが…

といっても叩いて混ぜるだけどね~

社会人最初の最初の仕事はコレだったな~

まずはホタルイカの処理。
目とクチバシ、軟骨を骨抜きで外す。
面倒だけどコレをやるとやらないじゃ全然別物。

ちなみに使ったのはボイルのホタルイカです。
この時期はいっぱい売ってるわね~

面倒ならクチバシは外さないでもOK
薬味の歯応えと似てるからね~

ホタルイカの処理をしたら荒く刻む。
味噌と合わせて更に叩くのでここでは荒めにね。

薬味類は細かく刻んで塩もみ、よ~~く搾って合わせる。
味噌と豆板醤も一緒に叩く。
ちなみにコレはピーシェン豆板醤ってのを使ってる、うめえのよ。

これくらい荒く叩いても良い。お好みで。

味噌の種類にもよるけど甘かったら少し醤油をいれてもいい。

今回はこれくらいの荒さ。
刻んだホタルイカを最後に少しだけ混ぜて歯応えを残した。

・完成!!

といっても大した工程はなかったけどね~

今回は友達宅での飲み会に持ってきました。
厚揚げの厚さを半分にする感じで切って、一口サイズに切る。
揚げ面をじっくり焼いてカリカリにして、ホタルイカ味噌をのせて出した。

シソと煎りゴマをのせて完成!!

新潟土産の日本酒が美味すぎる~
ちょっと甘めの地酒が合いすぎる~

こっちはシソを添えてお好みでバージョン

厚揚げにのせたのもよかったけど、これは冷奴にのせてもいいな。
味噌濃いめにしてバーニャカウダ的にしてもいいな~
カブとか合いそう。
細巻きにしてもヤバそうだなぁ~

どうやっても日本酒欲しくなるねぇ。

・この日のおつまみ備忘録

数ヶ月にいっぺん、地元の仲良し達と飲んでいる。
最初は高校生の頃かな、その頃はただのごはん会で予算も少なかった(1人500円とかでやってたの今思うとすごかったな)

今じゃそれなりにお金も使えるし、酒も飲める、なんなら宅飲みからの二軒三軒なんて事もある。

ちょっと前の会の料理はnoteにしてたな。

今回は新潟土産で日本酒を大量に持ってきてくれたので日本酒会。
がっつり和食、気づけばみんなが日本酒好きになったの嬉しいですな。

なんとなく作った物の解説。

春菊とゴボウの胡麻ポン

コレはこないだnoteにしたばっか。
最近のイチオシ!

茹でた春菊とゴボウに胡麻と自家製のポン酢。
そりゃ美味いさ~

塩カツオたたきサラダ仕立て

カツオのたたきは鮮度が良いってのも美味いが、強めに塩して1日置いてっていうネットリしたのも美味い。
濃くて鉄っぽくて香ばしくって、これまた日本酒に合う。

なにより前日に買い物でOKなのが嬉しい。

後ろのサラダっぽいのは薬味達。

きゅうり、わけぎ、かいわれ、ミョウガ、生姜、を細く刻んで混ぜた物。
こういう時は取りわけるの面倒だから混ぜちまうのもアリ。
シソだけ端っこで別添えしたけど、そこはお好みで。

コハダと菜花のなます

これも最近のイチオシ。
コハダの切り落としが便利でな~

菜花の茹でたのに、塩揉みした人参、千切りの生姜を合わせて、酢と淡口醤油。
シンプルながらサッパリでほろ苦くてしみじみ。

ここまで作っておいて、あとは食べる直前に菜花と和えると色も味も綺麗。
自宅である程度仕込んで人の家で仕上げるのも慣れたもんです。

塩豚のサルサ

前に焼肉をしたときに持ってったサルサが人気だったから今回は和え物で。
少しくらいは洋物があってもいいよね。

タマネギ、きゅうり、ピーマンを塩もみして搾って、生のトマト、唐辛子、レモン汁、コリアンダー、マスタード、胡椒などと混ぜて塩と醤油で味つけ。

豚は皮付きバラ肉、もも肉を1本ずつ、塩してじっくり茹でて薄切り。

これもここまで作って置いて、肉も切っておいて食べる前に和える。
肉を少し温めると和えやすい。

味のイメージはガスパチョとタバスコかな。
酸っぱくて青臭くて辛い。
ピーマンの青臭さは良いぞ、唐辛子と併用すると手軽に青唐辛子っぽい味を作れる。

唐揚げ

コレに関しては毎度の定番品。
というのも、開催する友人宅の弟が唐揚げ好きでね。

味付けはコレがベース。
塩を減らして塩麹をいれて、醤油おおめ。日本酒に合う味にね~

・唐揚げのザクザク衣話

今回は衣を変えた。
ザクザクのがいいな~と思って二層仕立てにした。

一層目は片栗粉と薄力粉1:1で混ぜたのを表面に薄くまぶす。
二層目は片栗粉に少し水をいれてボロボロのダマにしたのを貼り付ける。

そんでじっくりガリガリに揚げる。
中火で表面を固め、弱火でじっくり火をいれ衣の水分を抜き、最後に中火でガリッと仕上げる。


一層目が表面に膜を作って肉汁をキープしジューシーに仕立て、更に二層目に水分が滲むのをガードしてくれる。
コレで作ると時間が経ってもザクザクでうんまい!!
こないだ相模原の唐揚げが有名なとこで食べたのと似てる!!

この二層目の衣、今回は水でダマにしたけど味をつけても面白そうだな。
焦げない物で香りや旨味を付加できるかな。

近いうちに試してみよう。そうしよう!

フライドポテト

おまけにジャガイモも揚げた。
北海こがねは香りも旨味も甘味もバランス良くて好き。
塩でシンプルに。

そうそう、こういう時はシンプルに茹でたスナップエンドウってのも大事なんよ~
こういう休める味を大事にしたい。そんな教訓。

だし巻き卵焼き

甘い卵焼きと、だし巻きの間くらい。
ほんのり甘く、出汁は溢れない程度に。

卵6個に出汁が150ccくらい。
味付けは砂糖、みりん、淡口醤油。

だし巻きも美味いんだけどね、作りたてじゃないと出汁が溢れちゃうからね~
甘い卵焼きで日本酒を飲むってのもいいもんです。

桜エビとアサリの炊き込みごはん

多めの酒でアサリを酒蒸しして、それをベースに炊く。
味は塩と薄口醤油、みりんを少々。
炊き上がったら茹で桜エビを混ぜ込んで、三つ葉の茹でたの乗せて完成。

春らしい組み合わせよね~
この時期は茹での桜エビがあるから嬉しい。
干したのも好きだけど、ごはんに合わせるなら茹での方が食感的に合うんだ~


こういう炊き込みごはんは出汁やお茶をかけて出汁茶漬けにするのも最高です。
飲んだあとに塩気のある水分をいれるのって染みるよな~~

まぁこの日はこのごはんをアテに酒を飲みましたがね笑
ごはん物で飲むの好きなんだぁ。

・おわりに

あぁたくさん飲んだ。量も種類もたくさん飲んだ。
ビールではじまりひたすら日本酒、そのあとカラオケ、からのバーでも飲んで、最後にもう一回宅飲み。

越後武士(えちごさむらい) 46度 | 玉川酒造株式会社 (yukikura.com)

最後の〆は越後武士という酒。
部類はリキュールなんだけど、味は日本酒、日本酒度66にアルコール度46という変わり物。

日本酒度ってのは辛さの目安で、普通の辛口でも10度とか激辛でも15度とかなんです。
66ってのは聞いたこと無くてね、面白かったわ~

アルコールの濃さ的にはリキュールってかウォッカに近かった。
けど!!味は日本酒で驚き。

うん、よかった。



おしまい

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いつもありがとうございます。 書くの大好きだけどやっぱ大変だから、サポートして貰えると持続性が増します。