見出し画像

キャラメルかぼちゃチーズケーキの備忘録

2023/06/16、最新版のレシピを公開しました。
コチラはさっぱり、こっくり、かぼかぼしく、仕上がってます。
過去のも新しいのも読んでくれた作ってくれた皆様に感謝です、質問等あればコメントして下さいね。ありがとうございます。




最近は高級チーズケーキが流行っているようだが、チーズケーキは家で作りやすいケーキの代表格だと思っている。

その中でも俺が好きなのはかぼちゃを入れた物だ。

かぼちゃ狂とでも言うくらいかぼちゃが好きな友人のおかげで、かぼちゃの目利きが上手くなったし大好きになった。

このnoteでかぼちゃの目利きやら愛を語ってるので気になる方はぜひ。


・チーズケーキとアレンジ

チーズケーキはある程度しっかり計量さえすれば美味しくできる。
乳化とか、ダマになるとか、膨らまないとか…小難しい事をあんま気にしなくて良い。
それに洗い物も少ないし、発酵も寝かせる時間もいらない。すごい。

だからアレンジもしやすい。
もったいないから入れちゃえ!ってしてもちゃんと美味しい。
(加減は大事だが…)

そんでもって俺は甘さが控えめなスイーツが好きなので、かぼちゃとキャラメルとクリームチーズという組み合わせは好みのドストライク。

んでコレには、紅茶をいれても美味いし、スパイスを入れても良い、ナッツも合うし、ラム酒も合う、アマレットも合う。
ん~アレンジが好きな方向ばかりだ。

こうなると何度も作るのは仕方ないよね。うん。

画像11

それにね、かぼちゃをいれるとなんだかヘルシーっぽくない?
気のせいか……

何度も作ってるんだけど、毎回レシピを無くしてしまうので、いい加減に書き残す。
俺のためのレシピ、万人受けしないでそこん所よろしく。



・材料

クリームチーズ:200g
蜂蜜:20g
砂糖:20g
卵:2個
薄力粉:30g

(キャラメルかぼちゃペースト)
砂糖:50g
生クリーム:200g
かぼちゃ:200g
ダークラム酒:50cc

・材料アレコレ

蜂蜜が無ければ砂糖でもOK
薄力粉でも、コーンスターチでもOK
生クリームを減らして牛乳をいれるとサッパリ。

ラム酒じゃなくてアマレットもオススメ。
ラムは黒糖とバニラみたいな香り、アマレットだと杏仁の甘い香り。
クラーケンっていうダークのラム酒がオススメ。

画像1

量はあくまで目安なんでね、
ラム酒もアマレットも蜂蜜も計らないでいれて、小麦粉入れすぎて、牛乳入れすぎたけど美味しくできたし……
ま、お好みでやって下さい。

多少の誤差なら美味しくなりますよ、きっと。


・作り方

(7/27に写真をいくつか追加しました。)

画像2
画像5

①キャラメルかぼちゃペーストを作る

砂糖を好きな具合に焦がす。煙があがるくらいが好きだけどやり過ぎると苦いので注意。
そこにかぼちゃとラム酒(半量)をいれ煮崩す。
水分を少し足しても良い。

そうそう、皮をしっかり取るレシピが多いけど、入れても美味いからね!
しっかりミキサーでかけたら細かくなるし、焼きあがる時には沈んでボトムスと一緒になるしね。
皮の栄養は凄いからね~!!

画像2

こんな感じに崩れてきたら、生クリームと残りのラム酒をいれて弱火で80℃くらいまで温める。

画像3

生クリーム半量にして牛乳でやっても良い。
サッパリ美味い。

画像4

②混ぜていく

卵黄と砂糖を白くなるまで混ぜ、卵白、クリームチーズ、蜂蜜も混ぜていく。
滑らかに混ざったらかぼちゃペーストをいれて更に混ぜる。
最後に小麦粉をふるって入れて混ぜる。

画像3

混ぜるのは何でもいいけど、バーミックスやミキサーでやると簡単に滑らかになる。
無い場合はかぼちゃをしっかりすりつぶしてから混ぜる事。

画像7

③漉して焼く。

細かめの網で漉す。
漉すことで仕上がりの口触りがよくなるが、やらないでもそれはそれで美味い。
焼く前はトントンってすると気泡ができにくくなる。

画像4

ボトムス(底に敷く生地)は何でもOKクッキーにバター混ぜたのでも、オレオを崩したのでも。
かぼちゃとオレオは相性いいからオススメ。

画像8

ボトムス無くても美味いからお好みでね。

画像9

ボトムス無しバージョンはこんな感じ。ブリュレ感ある。
水分の多い生地だからボトムス無しの方が美味いかも??


今回は湯煎焼きにした。
180℃で30分焼いて、もうちょい焼きたかったので160℃に落として20分。
四角い方は160℃にしてから10分で焼き上がり。

・完成形!ドンッ!!!!

画像6

焼き上がり~
ちょっと膨らんだけどOK
冷めるまで置いて、冷めたらラップして冷やす。

画像7

カット~!!!!
綺麗ね~!!!!ねえ!!

包丁を温めて切ると綺麗な断面になります。
ボトムスを適当にやりすぎてザクッといかなかったけど美味いからOK

画像8

綺麗なんだけど、なんだか色が違和感ある。
照明の問題かな、写真は難しい…

画像5

こっちの写真の方がリアルな色
この黄土色とでも言うのかな、キャラメルっぽいかぼちゃの色が良いのよ。
断面のモッタリ感も良いね。

スイーツと言うには甘くないかもしれないけど優しい甘さで、滑らかな舌触り。
水分が多いのもあってズッシリだけど、砂糖や脂の重さじゃないので食べてみると意外とアッサリ。


・キャラメリゼ

画像10

もうちょっと甘いのも食べたいなと思ったので上に砂糖をまぶしてキャラメリゼした。
薄い飴が入る事で食感と甘さと香ばしさが足される。
それに炙ることで少し温かくなってカボチャやキャラメルの香りが立つ。

ケーキだけどブリュレっぽくなる。
キャラメルかぼちゃブリュレ。美味い。
ちょっとアマレットをかけたのも美味かった。
ボトムスにアマレットが染みて杏仁の香りがふわっとくる。

多分ってか確信はあるけどバニラアイスを添えたら美味い。
シナモンをかけても美味い。
カルダモンも合う、胡椒も合う。
『そう、カボチャとスパイスは合うのだ。』


・スパイスバージョン

画像7

今回はチーズがデカかったので2個焼いた。
だが、同じのじゃつまらんな~と思い、1個はスパイスをきかせてみた。
いや~~美味いね~~!!

入れたスパイスは
シナモン5振り、カルダモンと黒胡椒とピパーチを2振りずつ。

シナモンの相性は言わずもがな。
カルダモンは爽やかな甘い香りが合う、アジアンな感じ。
黒胡椒ピパーチは爽やかな辛味と仄かな甘い香り。
辛味は味をしめてくれるが入れすぎると辛いので気をつけて。

画像11

こちらも仕上げにキャラメリゼして、パリッと香ばしく。
紅茶に合わせると口内でマサラチャイっぽくなる。

って事は八角やジュニパーベリーを少し入れても美味いかも知れないし、紅茶の茶葉をボトムスに混ぜるのもありだな。
次はそうしてみよう。
ラム酒の香りが淡くなるから次はボトムスに混ぜよう。

画像12

・おわりに

チーズケーキはそんなに丁寧に作りはしないけど、ある程度のベースがあると作りやすいし、ある程度のクオリティーを維持したい。

それに毎回レシピをアレコレするのは大変だしね。
ベースさえあればアレンジしやすい。


夏になると国産カボチャが美味くなってくる。
それにサッパリしたスイーツが食べたくなる季節だ。
しかもしかも、梅雨は雨ばかりだからスイーツ焼きましょ。ね。

画像12

イチジクと合わせて食べたのも美味しかった。
どっちもアッサリしてるから良いバランス。



画像10

友人が良いカメラで撮ってくれた。いい質感。
スパイシ~~!!



若葉の季節に聴きたくなる曲。
穏やかに柔らかく優しく過ごしたいですね。

温めるための火を絶やさないように
大事な物まで燃やすところだった。

って歌詞が好き。
大事な物は大切にしよう。

おしまい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。 どこまでも美味しい料理の為に使わせてもらいます。 リクエストあればぜひ!