見出し画像

世の中、不条理なことばかりで腹が立つが、適応するしかない

学生のみんな、聞いてくれ。

「おいおい、不条理にもほどがある。納得いかないよ。」

そんなことが、人生には往々にして起こる。

残念なことに、現在はコロナのせいで、それが毎日のように起きている。


先日、こんな記事を読んだ。

要約すると、日本全体で自粛が叫ばれる中、六本木の焼肉店がお構いなしにボロ儲けしているという話である。

”強制力がない自粛”である以上、こればっかりは仕方がない。

多くの飲食店が自粛している中、一部の反自粛が大きな利益をあげていることに納得がいかない。

そう思う人も多いだろう。


だが、悲しいことに、これが不条理な現実である。

強制力がない自粛は、ルールではないから起こり得た現実だ。

1人でもコロナが発生した瞬間、もちろん営業停止というリスクを抱えた上での営業である。


だからこそ、1人でもコロナが発生した瞬間、「ほれみろ」と、せいせいする人もいるだろう。

そうして、ルールが形づくられていく。

きっと、ルールができたら、六本木の焼き肉店も従いざるをえない。


戦時中に、「武器を使うのは反則だろ」と思う人はいない。

「核兵器はズルいでしょ〜」なんて言葉、知ったものかとなる。

それは戦争が、生きるか死ぬか、勝つか負けるかのルールだからだ。


いま、世界がコロナのせいで、毎日のようにルールが変わっている。

ルールが変われば、戦い方を変えなければならない。


これは、ダーウィンの「種の起源」という本で出てくる、有名な言葉で説明がつく。

画像1

生き残っていくとは、つまり、”変化する”ことなのだ。

”適応力を持て”、という話である。


学校の年度スタートが9月になったら、それに適応するしかない。

コロナで自粛が求めれれているなら、それに適応するしかない。


学校や塾に行けないなら、自宅学習に適応するしかない。

オンライン授業しか学ぶ術がないなら、それに適応するしかない。


バイトがなくなって生活が苦しいならば、新しいバイトを探してお金を稼ぐように適応するしかない。

援助を待っていても、救援物資などたかが知れているし、届くまでに時間を要する。


抗うことに意味があるのは、”命を捨てでも、意志を持って抗うことを貫ける”と誓った場合に限る。

それが、海外で起こるデモであったり、戦争になるわけだ。


それができないならば、自助努力で、いま抱えている問題を解決しよう。

変化し、適応し続けよう。


昨日までの常識が、いま、物凄いスピードで変化し続けている。

世の中、不条理なことばかりで腹が立つが、適応するしかないのだ。


また、一つだけ確信していることがある。

それは、適応した人間の未来は、明るいということだ。


共にがんばろう。


***

サラリーマンのキャリアを応援するwebメディアも更新中!


記事を読んでよかったら、サポート頂けると励みになります! 応援のほど、よろしくお願いしますー!