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詩 当院でご相談ください

人は病を得るので そういうものなので
医者に行かなくてはならぬ日もありますね
ずっと健康体である人など だいたい信用ならぬ
やつら歯医者の怖さを知らぬのだ
まして内科とも外科とも縁がないとは ぬう
よろしおますなあ 医者いらずですか
そうしてどんくらい生きるつもりですかねえ
いやいや よしときましょう
健康体はえらいものなのですから
嫌味などいわんで 讃えたらよろしい
健康体万歳 健康体に栄光あれ
でもね くじ引きのような運命で
たまたま偶然に 病んだり怪我したりと
そうした不運の人も多いわけであり
そこに同情の余地あり そうは思いませんか
なんの罪で なんの罰で
彼らは病んだり怪我したりと
たいへんなことになっておるのか
私にはわからんことですが
突如いま 我が身について思い出したところ
実際まず五回六回は骨折してますね
手と足とあばら 頭蓋骨のテンプルと
手は二回ですね 二回とも右手です
なにかを殴って折れたんですけど
やんちゃな子供時代に接骨院へ通い
折ったとこになんか 白い粉を擦り込んできますよね
あれなんだったんでしょうね いまもって謎
そういう謎を含む骨折話もありながら
外科手術なども受けるのが得意なフレンズ
三回ほどは手術室へ運ばれ YES!
いやいや 怪我自慢や病気自慢などくだらぬこと
いいたいことは健康のすばらしさ
そして不健康への同情といったところ
健康な方も不健康な方も
この地上 このブッ壊れた遊園地で
ブレーキのないジェットコースターで
遊んでったらいいんじゃないの



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