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ふたりじめ

彼とお付き合いをはじめて、半年が経った。
長くもあり、あっという間でもあり、
初めての景色で満ち溢れた幸せな毎日だった。

些細なことで子どものようにはしゃいで笑い合い、時には意見が合わないことがあろうとも、お互いの価値観の違いを楽しみながら二人の時間を重ねてきた。


彼とお付き合いをはじめてからの私は、確実に良い方角へと歩みを進められている自信があった。

もちろん、楽しいことばかりではない毎日だって、いちばん側で支えてくれる存在があるということは、私を大きく、強くしてくれた。

シナリオの勉強についても、趣味の時間が充実していることも、美容にこれまで以上に興味を持てたことも、新しい仕事を始められたことも、
思い返してみれば、彼はいつだって私の原動力になってくれている。

私が今見ている景色は、彼の存在なしには得られなかったものばかりなのだ。


顔を見ながら直接言うのは恥ずかしくとも、文章を通じてなら伝えられることがある。

彼には特大のありがとうと、愛してるを贈りたい。


温厚で思いやりがあり、頼り甲斐があって、可愛らしい人。
パチパチと小さくはじけながら踊る、優しくて静かな微笑みと、スッとした切れ長な目元と真剣な眼差しで物事を語るギャップが、たまらなく好きだ。

小学校のグラウンドを走り回っている子どものようにふざける無邪気な彼も、温厚で頭のいい彼も、どっちも彼なんだなと思うと、ますます好きになっていく。

一緒にいて楽しいのはもちろん、尊敬できる部分もたくさんある彼と、出逢うことができて本当によかったと心の底から思っている。

彼と出逢ってからというものの、本当にたくさんの、輝かしい景色と巡り会えた。カラフルな思い出を、たくさん作ることができた。

二人でしか見れない景色を見て、二人だからこそ重ねられる時間を重ねて、歩んできた。

大好きな彼が見ている世界が知りたくて「なんでも一緒がいい」と、彼の好きなものや食べ物、言動をマネしたがる私は、甘えん坊でわがままかもしれないけど、
それほどまでに彼のことが大切で、大好きで、色々な世界をふたりじめしたいだけなんだ。


だからこれから先も、これまで見てきた景色以上に、重ねてきた時間以上に、濃くて美しい日々を送っていきたい。

いつも本当にありがとう。
末永く、よろしくね。

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