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支え



私がまだ元気だった時、
大学時代の1番の友達が仕事で悩んでいた。



ポロっと
「辞めたいな、辛いな」と言った時、


本気で

「生きててくれればいいよ
 生きてればいいの、仕事は沢山あるけど
 あなたは一人しかいないんだから」

と私は言った。



友達は溢れ出したように
私に話すのが怖かったと言った。
仲が良い人にこそ、否定されたら
私の味方はどこ?私は一人?と思う。

頭ごなしに否定されると思ったと言っていた。

こんな優しい言葉を言ってくれる人が
いたなんて、こんなに近くにいたなんて

と言ってくれた。



そして彼女は仕事を辞めて、
今はフリーを楽しんでいる。

彼女は、
私が助けてもらった分、私が助けるよ
といつでも会いに来てくれる。



言葉ってすごい。
一言で傷つけることもできるし、
一言で勇気づけることもできる。


友達に心から思えたその言葉を
私は今自分に本気で思えるだろうか。


自分の命も大切にすることが
私を大切にしてくれる人を
大切にすることなんだよね。



一人暮らしをしている私を
心配して、様子を見に来てくれる彼。


「夏が笑ってくれるならなんでもいい」
「夏の笑ってる顔が大好きなんだよね」
「生きててくれればいいよ」


泣き喚いて、自分の髪抜いちゃうし、
腕をつねるから傷だらけだし、
そんな時もずっと背中をさすって
そばにいてくれる。


泣いて帰ってきたときには、
「しゃーない、マックのポテトかってあげる」
と大好きなポテト買ってくれる。






支えてくれる人が沢山いる。
その人たちにできる恩返し
先ずは元気になること。

そして笑顔でいい報告をできるように。



少しは成長してるのかな。
希死念慮で埋め尽くされていた時より、
感謝とか未来とか考えるようになった。

前進してるのかな。


一瞬で逆戻りしそうな、
やっと見れるようになった明るい方向。

一歩進んで二歩下がる時も
人生長いんだからあるよね。



ゆっくりゆっくりひらいてこう

適応障害になったからこそわかる
人のあたたかさ

大切の人のためにも生きなきゃ。

みんなありがとう


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